ミニチュアワールドのブログをよろしくお願いいたします!

 

このブログでも過去に触れたことがありますが、私は世界中のミニチュア展示施設と鉄道ジオラマの見学を続けています。

 

コロナ発生以降、渡航できた海外はニューヨーク(2021年)、とフランス、オランダ、シカゴ(いずれも2022年)だけですが、海外に行きづらい分、せこせこと国内の鉄道ジオラマなどの見学を続けています。

 

見学の様子は、畠中雅子のミニチュアワールド見学ブログ&観光列車乗車ブログのほうで、ご紹介しています。

 

コロナの収束が見えない中、この先、どれだけのミニチュアを見学できるのかは不透明ですが、気力と資金?が続く限り、ライフワークとして見学を続けていきたいと考えています。

 

すでに300か所以上の見学をしておりますので、ドールハウスや鉄道ジオラマなどに興味がある方は、ぜひぜひ、ブログを覗いていただけますと、嬉しく思います。

 

もし、ドールハウスや鉄道ジオラマがお好きな方がいらっしゃいましたら、情報交換などもさせてください。

よろしくお願いいたします。

 

 

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2023年、明けましておめでとうございます!

 

新年、明けましておめでとうございます!

FBのほうは、マメに更新しているものの、ブログはほぼ放置状態?!になっており、

そんなブログですが、今年もよろしくお願いします。

 

さて、我が家では、4月に次男(末っ子)が就職する予定です。

次男が就職することで、ようやく子育てがひと段落します。

きちんと子育てをしてきたご家庭には、申し訳ないような子育てだったとは思いますが、

自分なりには精いっぱい頑張ってきたつもりなので、全員が社会人になれることを

嬉しく感じています。

 

次男が就職することで、3人とも、なんとか正社員として働いてくれる感じに

なります。

長女も長男も、いろいろあったので、3人とも正社員として社会に出られるとは

想像していませんでした(;^_^A

それだけに今は、子どもたちに感謝しています。

あとは、できるだけ長く、就職した会社で働いてほしいというのが、母の願い

ですね。

 

長女と次男の会社は、定年まで働くことは難しくないと思うのですが、

長男の会社は歴史がそれほど長い会社ではないので、ちょっとだけ心配かな。

社員を大切にしてくれる良い会社で、お給料などの条件も良いと思うん

ですけどね。

しかも!留年を繰り返した息子を、待って入社させてくれた会社なので、

親としては感謝しかないんですけど・・・ね。

頼むよ、長男くん。

できるだけ長く、今の会社で働いてね。

 

そんなこんなで、子育てはひと段落な感じなのですが、仕事が日に日に

忙しくなってきて、元旦も事務所でせこせこと作業をしています。

 

明日は、箱根駅伝の襷リレーが見れる権利?を買ったので、朝早くから

出かけなくちゃならず、もう少し仕事を頑張ります!

ちなみに、襷リレーは4区から5区へのリレーで、【鈴廣かまぼこ】の

2階にあるホールから見れるという権利を購入しました。

 

何しろ、母校が初めての三冠に輝けるか!?という感じなので、

家で落ち着いてテレビを見てられないので、今回は観戦に出かけようと

思っています。

 

皆様も、楽しいお正月をお過ごしくださいね。

 

 

 

 

 

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「卒業延期」の制度をご存知ですか?

 

いきなりですが、「卒業延期」の制度をご存知ですか?

 

私がここで説明したい卒業延期は、卒業に必要な大学の単位を取っているうえで、

何らかの理由で卒業を延期する制度のことです。

 

我が家の末っ子は、本来なら今春、大学を卒業する予定でしたが、昨年度は

希望する旅行会社の募集がなかったために、親子で話し合いをして、卒業延期を

選択しました。

 

その経緯は、FBでご紹介しています。

 

末っ子は無事に?希望する旅行会社から内定をいただき、9月に大学を卒業しました。

 

なぜ、少し前の話を書こうと思ったのかは、最近、我が家の末っ子と同じ年のお子さんを

持つ方から「昨年、就職に失敗して、今年の春からひきこもっている」というご相談を、

2回(別の人)受けたからです。

 

昨年も息子の就職活動を見ていましたが、早々に「今年は諦めたほうが良い」気が

しました。

 

一生働ける可能性があるような、みんなが知っている旅行会社の募集は、ほとんど

なかったからです。

 

私は卒業延期の制度のことを知っていたので、「コロナ禍で無理して、募集している

旅行会社に入れてもらう努力をするより、総合旅行業務取扱管理者資格を取って、

少しでも有利な状態で、就職活動に臨んだほうが、長い目で見て息子のためになる

のではないか」と、考えました。

 

そのことを息子に伝えたところ、「卒業延期の制度なんて、ウチの大学にはないよ」

と言い返されました。

 

「今のご時世、ほとんどの大学にあるはずだから、明日、大学に電話して、聞いてみて」

ということで、確認してもらって、卒業延期が可能なことを本人も理解しました。

 

そして、今年の就活では、総合旅行業務取扱管理者資格を持っていることを評価して

いただき、第2志望の会社から無事に内定をいただけました。

 

FBに書いた通り、費用も10万円以下で済みましたので、選択肢がほとんどない中で

就活の努力をしなければならなかった昨年の就活を諦めて、本当に良かったと思って

います。

 

親としては、定年くらいまで、同じ会社で働いてほしいと願うものの、この先、

末っ子が何年、同じ会社で働いてくれるかはわかりません。

 

だとしても、社会人生活のスタートで、働けない状態で社会に出てしまうと、

盛り返すのは本当に大変だと思います。

 

そのためにも、就活に失敗したり、コロナ禍のように、思うような終活ができない

時代は、ちょっと休んで(卒業延期の制度を利用して)、再始動する方法があることを

知って欲しいと考えています。

 

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9月はシカゴへ行ってきました

 

 

6月のフランス渡航に続いて、9月はシカゴへ行ってきました。

 

昨夏のニューヨーク渡航では、日本でも現地でもPCR検査が必要でしたが、

6月は現地のみ、そして9月はどちらの検査も不要ということで、ずいぶんと

規制が緩和されたなあと感じました。

 

シカゴへの渡航目的は、ミニチュア巡りとシカゴ美術館に展示されている

スーラの「グランドジャット島の日曜日の午後」を鑑賞するためです。

 

そして、もうひとつ!

「シカゴファイア」「シカゴP.D.」「シカゴMED」という大人気のシカゴ

シリーズのドラマを見ておりまして、そのロケ地をめぐるのも楽しみにして

いました。

 

シカゴシリーズロケ地

https://www.facebook.com/groups/252321225290100/posts/1414413722414172

 

シカゴシリーズのほかにも、FBにはいくつか投稿をしましたので、そちらの記事を

貼り付けたいと思います。

 

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid05UXSJYK2FefrW4KDVMndXVX8zw7aCQK2B2YX96XktDPS4hD9Z5F3gyhvBesNsgZFl&id=100008263622632

 

 

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid0dUmbqHYMkQjnkJdtcsBUCiRBDHWnazmD2LgyWepuNCdkuaKqE5ctqGgc1rEURNHnl&id=100008263622632

 

 

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid0vMjDrmM1pCbJGmYxQDa1xXtBKW6idTeeAWtvrwYoUG5dFiX76Tiu8pc6ZYDTg1U1l&id=100008263622632

 

 

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid0LJZ9tYrDATexeC4AwZUWMpHQefGUJGaspxkFzPtB8MCZFUp1qSs4imie5hVBuuCnl&id=100008263622632

 

なぜか?URLのままの貼り付け方しかできなかったのですが、シカゴ美術館の

ドールハウスは、本当に圧巻でしたので、ドールハウスがお好きな方は、ぜひ

覗いてみてくださいね。

 

 

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アルツハイマー村と認知症村が記事になりました!

 

6月に訪問したフランスのアルツハイマー村とオランダの認知症村がネット記事になりました。

掲載先は、なかまぁるさんのサイトです。

 

フランスのアルツハイマー村

 

オランダの認知症村

 

このほか、2022年10月号の「ゆうゆう」(主婦の友社刊)にも、記事が掲載されており、このあと、AERA.dotにも掲載される予定です。

 

どちらも重度の認知症を患った方々が、人生の最期を過ごす場所です。

尊厳を守ってもらいつつ、認知症の前とできるだけ近い暮らしができる場所について、ぜひ、知ってもらいたいと思っています。

 

興味のある方には、クリックをお願いいたします。

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フランスにあるアルツハイマー村とオランダの認知症村を見学してきました!

 

タイトルの通り、フランスにあるアルツハイマー村とオランダの認知症村を見学してきました。

 

2022年6月のことになります。

 

アルツハイマー村については、私たちが日本人の見学者・第1号になりました。

 

アルツハイマー村はパリから電車で4時間くらい、スペイン方面に向かったDAXという街にあります。

DAXの駅からは、タクシーで20分ほど。

 

木製の柵で囲われた広い敷地の中には、居住棟のほかに、食堂や売店、医療クリニック、美容院、講堂、図書室、カルチャーセンターなどの設備を有した開放的な高齢者施設がアルツハイマー村です。

 

入居者は120名、医師、看護師を含むスタッフも120名、そのほかにボランティアの人が120名もいます。

 

国が運営している施設なので、正規の職員は全員公務員とのことです。

 

入居費用の基本額は2000ユーロとのことでしたが、所得による減額措置があり、負担の少ない人では233ユーロで入居している人もいるそうです。

 

居住棟は、すべて個室で、リビングや食堂、キッチンなどは共同で使用します。

 

2019年の開設から3年弱しかたっていないこともあって、建物はとてもきれいですし、村の中は自然に囲まれていて、散歩するのも楽しいレイアウトになっていました。

 

あえて緩やかな勾配を残して整備されているのは、足腰を弱らせないためだとのことでした。

 

私たちは、入居者の方も食べることがあるランチをいただきました。

 

ミニサラダとデザート付きで8ユーロでした。

 

原則として、入居者の方は居住棟のほうで食事を取るそうですが、食堂のほうで食べたい場合は、食堂で食べることもできるようです。

 

緑の箱のようなものは、認知症の人が「家に帰りたい」と言い出した時に利用するものだそうです。

 

箱の中は電車の座席のような作りになっていて、中にある画面に車窓の景色のDVDを映し出し、認知症の方に1時間くらい、鑑賞していただくのだそう。

 

DVDを見ているうちに、徐々に落ち着いてきて、「帰りたい」という気持ちは落ち着いていくと言われました。

 

ただ、精神科の医師が許可した時だけ、この方法を取るのだそうです。

 

アルツハイマー村のような、広い敷地に施設を作るというのは、なかなかマネできることではありませんが、電車型をした緑の箱なら、日本の高齢者施設でもまねできるのではないかと、感じました。

 

ところで、ここまではアルツハイマー村の紹介です。

 

オランダの認知症村のほうは、写真撮影がNGでした(´;ω;`)

 

その代わりに、原稿などに使ってもいいですよ、という条件のPPTをいただきました。

 

ただ、HPにも同じ写真が掲載されているので、HPを貼り付けます。

 

認知症村のほうは、HPのほうを覗いていただければと思います。

 

ちなみにアルツハイマー村は、オランダの認知症村をモデルにして作られています。

 

そういう意味では、認知症村のほうを詳しくご紹介したいところなのですが、認知症村については、一緒に見学をしたマネーライターの楢戸ひかるさんが紹介記事を書いています。

 

もうすぐ、記事がアップされると思いますので、アップされたら、私のブログに記事を貼り付けようと思います。

 

楢戸さんの記事を読みましたが、私が紹介するよりも、ずっと的確に認知症村を紹介しているからです。

 

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老後資金準備について、個人的に思うこと

 

老後の生活に不安に感じる方からのご相談が増えています。

 

今のご時世、「老後には何の不安もありません!」などと言ったら、「なんて、呑気なの!?」と言われてしまうような状況ですから、不安を口にする方が増えるのは、自然なことだと思います。

 

そのような中で、個人的に感じることがあります。

 

老後の生活が不安☞運用して、老後資金を殖やそう

 

こうした思考回路になるのも、ある意味、自然な現象だと捉えています。

 

ですが!

 

老後資金に余裕がないのに、運用をした結果、資金がマイナスになってしまって、焦っているご相談者も少なくありません。

 

「運用は余裕資金でおこなう」という大原則を無視した結果だと思います。

 

老後資金に不安がある方が、運用の勉強をしたり、実際に手持ち資金を運用に回すことに異論があるわけではありません。

 

ただ株や投資信託は、認知症と診断されると、仮に後見人が付いたとしても、死ぬまで換金できなくなることを、ご存知ない方も多いんですね。

 

実際のところ、運用資金はたくさんあるけれど、預金類が少なくて、家族が困る事例も増えてきています。

 

運用資金の割合が多いと、希望する介護施設に入居できなくなる可能性もありますし、そのような事例をいくつか見てきました。

 

現実問題として、私が見てきた老後破産の多くは、普通の生活をしていて、というよりも、介護が必要になって起こっています。

 

私が知りうる限りではありますが、介護破産した方は、要介護状態になる前に、介護施設の情報を集めたことがないという共通項をお持ちです。

 

健康な時には可能だった節約も、要介護状態になって、介護費用が掛かると、難しくなっていきます。

 

いっぽうで、健康な時に介護施設の情報をきちんと集めて、自分の資金に合った場所に住み替えた方で介護破産した方は、私が知りうる限りではいないのです。

 

運用で老後資金を殖やすのには不確実性がありますが、安くて、評判の良い介護施設の情報をきちんとつかんでおくことは、介護費用を軽減する、しいては介護破産を防ぐ確実な方法だと思うのに、です。

 

老後資金に不安のある方は、介護破産にいたらないためにも、コロナが明けて、介護施設の見学が可能になってきたら、少しずつ自分が払えそうな施設の情報を集めることをお薦めします。

 

ちなみに私は(以前のブログにも書きましたが)、認知症になったら住み替えたい施設を決めていて、娘にも施設名とどのお金で支払って欲しいかを伝えています。

 

子どもたちとはできるだけ距離が離れたところに住み替えたいという、私の希望を叶えてくれるはずの施設です。

 

「あなたは誰ですか?」と聞くようになる前に、子どもたちが訪問しづらいくらいの場所に移動してしまうのが、私の希望です。

 

身体介護の場合は、そのときの嚥下状態で、施設を選ぶつもりです。

 

普通食が食べられるなら、食事が美味しい施設に入りたいですし、ミキサー食しか食べられないなら、成形食(一度ミキサーで粉砕するけれど、元の形に成形してくれる)を出してくれる施設に入所したいと考えています。

 

入所一時金については、夫婦で終身保険を掛け合っており、保険金の範囲内で入居できるところを選択するつもりです。

 

主人の終身保険はすでに支払い終えており、私の保険料はあと1年で払い終える予定です。

 

介護への備えができていないと、子どもたちに迷惑をかけることにつながります。

 

このような話を直接すると、「なるほど」とうなづいてくださる方もいますが、「老後破産を起こさないように、介護施設の情報を集めよう」とメディアでいったところで、ほとんどの方にスルーされてしまうはず(´;ω;`)

 

どうしたら、介護施設の情報を得ようというモチベーションにつながるのか、悩むばかりです。

 

 

 

 

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GWは九州へ

 

今年のGWは、イギリスのミニチュアパークを見学するつもりで、ロンドン便を予約していました。

ですが、現地でのPCR検査の予定を含めると、行きたい場所をすべてまわるのは難しいかなと思い、今回は残念ながら、キャンセルすることにしました。

 

とはいえ、予約している便に、なかなか特別条件が適用されず、特別条件が適用されるまで待って、キャンセルしました。

 

特別条件が適用されると、キャンセル料を払わなくて良いだけでなく、マイルの有効期限が36カ月延長されて、払い戻されます。

 

コロナ禍で7~8回、海外便のキャンセルをしているため、私のマイルの有効期限は直前のものはなくなっています。

 

インバウンドの許可が緩くなりそうなので、そろそろ特別条件が適用されなくなるかもと思うと、これからは慎重に予約しなくてはと思う次第です。

 

今までも、適当に予約していたわけではないんですけどね(;^_^A

 

 

さて、九州旅行の前の話が長くなりましたが、イギリス渡航を断念した代わりに、GWは九州に行ってきました。

7泊8日の旅程です。

 

 

旅行の様子はFBのほうにアップしていますので、のぞいてみていただけますと、嬉しいです( ´艸`)

 

熊本城と吉野ケ里遺跡

 

しまてつカフェトレイン

 

A列車で行こう!と島原

 

関あじ関さば関ぶり

 

湯布院

 

一蘭

 

FBのほうは、数日おきにアップしているものの、なかなかブログのほうには手が回っていないので、FBのURLを貼り付けることをお許しください。

 

 

 

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ひきこもりの親御さんのレスパイト旅行

 

コロナ感染の状況が落ち着いてきたように見えるからか、最近はひきこもりのお子さんがいらっしゃるご家庭からのご相談が増えています。

ひきこもりをテーマにした、取材の依頼も少しずつですが、多くなっているような感じです。

 

さて、タイトルにあるレスパイト旅行について。

コロナが発生しなければ、昨年の秋に、ひきこもりのお子さん(働けないお子さん含む)を持つご家庭の親御さんを対象にしたレスパイト旅行を検討していました。

 

働いていないお子さんがいると、「親が甘やかしたからだ」とか「1日も早く、働かせろ」といった意見だけを言う方は少なくありません。

働けない状態での生活設計のアドバイスをおこなっている私に対しても、心無い意見を言う方が少なくないのですから、当事者の親御さんたちは、どれだけ人からの言葉に傷ついているのかは、想像するのも怖い感じです。

 

長年、お子さんが就業できないことで悩んできている親御さんたちを休ませるために、台湾へ2泊3日で行こうとしていました。

 

海外に行ってしまえば、家のことを気にしても仕方がないし、親御さんたちは苦しむばかりで、自分たちのためにお金を使っていないことも気になっているからです。

 

そんな話を何人かの該当者に伝えたところ、意外にも「なるべく早く、実現してください」とか「足が動けるうちに参加したい」といった反応がたくさんありました。

 

そんな計画途中での、コロナ発生・・・・・・(´;ω;`)

 

コロナの行方が予想できないため、ズルズルと日にちだけが過ぎていますが、来年か再来年には、絶対に!実現させたいと考えています。

 

当初、お願いしようと考えていた旅行会社の担当者は、離職してしまったので、旅行会社探しからやり直そうと思います。

 

「自分の知っている旅行会社に相談したら」とか「わが社で扱ってあげるよ」というありがたい方がいらっしゃいましたら、ぜひ、コメント欄などにご連絡ください。

 

メアドなどの個人情報が載っている場合は、ブログにコメントはアップせずに、直接連絡をいたします。

 

ちなみに、私は「総合旅行業務取扱管理者資格」を持っています。

旅行好きが高じて、資格を取ったのですが、レスパイト旅行についても、多少は管理者資格が役に立つかも?と思っています。

 

実行時期などは未確定ですが、参加したい!と思っていただける方がいらっしゃいましたら、コメント欄に書き込んでいただけると、嬉しいです。

個人情報だと感じる記述がありましたら、コメントはブログにアップせず、私だけが読ませていただきます。

 

親御さんたちを休ませることで、少しでも長年の疲れを癒していただきたいと。

そのためには、何とかレスパイト旅行を実現させたいと思っているところです。

 

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新刊「お金のプロに相談してみた!息子、娘が中高年ひきこもりでもどうにかなるって本当ですか?」が発売になりました

 

1週間くらい前のことになります。

 

新刊となる「お金のプロに相談してみた!息子、娘が中高年ひきこもりでもなんとかなるって本当ですか?」(時事通信社刊)が発売されました。

発売日にFBのほうに、告知を載せましたので、そちらも貼り付けたいと思います。

 

執筆のご依頼をいただいてから、かなりの時間が経ってしまった“難産”の本になりましたが、待ったなしの状態になっているひきこもりのお子さんが高齢化している現状と対策をまとめた本になっています。

 

親側が亡くなるだけでなく、介護状態になって、親も子も窮するケースが増えています。

ひきこもりのお子さんを持つ親御さんには「自分の介護のことを想定して、高齢者施設を見学するなど、準備をしてくださいね」と、常々お伝えしていますが、介護の準備をしてくださる親御さんはほとんどいません。

 

地域包括支援センターなどが、介護についてはいろいろな対応をしてくださったりしているものの、同居しているお子さんが夜中にヘルパーさんが家に入るのを嫌がって、カギを変えたりする事例もあります。

 

いずれにしても、ひきこもりだけではなく、働けないお子さんが家にいる場合には、なんらかの対応が必要になります。

その準備について、まとめた本ですので、よろしければ、手に取っていただけますと、嬉しいです。

 

よろしくお願いいたします。

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「WEST EXPRESS銀河」と「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」に乗車しました

 

ミニチュア展示施設の見学と合わせて、観光列車の乗車も続けています。

観光列車の乗車回数は、もうすぐ60回になります。

2月には「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」に往復乗車し、3月には「WEST EXPRESS 銀河」に乗車しました。

WEST EXPRESS 銀河」のほうは、ミニチュアワールドのブログのほうにも、投稿しましたので、そちらも覗いていただけますと、幸いです。

観光列車がお好きな方がいらっしゃいましたら、ぜひ、情報交換させてください!

 

 

 

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FIREをあきらめた代わりに・・・

 

最近、FIREという言葉を耳にする機会が増えましたね。

ご存じの通りFIREとは、早期にリタイアする、あるいはセミリタイアするような意味で使われています。

 

実は我が家でも、若いときにFIREを目指したことがありました。

主人には50歳くらいで、早期退職してもらおうと考えたのです。

 

FIREを考えたときは、子どもがまだ1人で、主人が50歳のときに、子育てが終わるため、主人が早期退職しても、私が細々と働き続ければ、なんとか暮らしは成り立つのではと考えたわけです。

 

ですが、その案は、ボツになりました。

主人が35歳の時に第2子が、38歳のときに第3子が生まれたからです。

 

3人の子どもを持ったことで、主人が60歳の時に、末っ子が大学を卒業することになりました。

FIREどころではなくなったわけです。

 

ところが、転んでもただでは起き上がらないと(;^_^A、周囲から言われている私は、別のプランを考えました。

 

65歳からの生活で「働かなくても、夫婦で年収1000万円が得られるプラン」に切り替えたのです。

 

働かなくても、年収1000万円を目指すために、保険や不動産投資を活用しました。

 

 

そして結論を言いますと、そのプランは成り立つと考えています。

 

まだ賃貸に出していない部屋(=私が仕事部屋として使っているマンション)を賃貸に出せば、1000万円を大きく上回る計算になります。

 

とはいえ、私は65歳以降も、仕事がいただけるのであれば、仕事を続けたいと考えています。

なので、賃貸に出す時期は、もう少し後になるかなとも考えています。

 

とりあえず働かなくても、年に数回は海外旅行に行ける暮らしができそうな見込みになっています。

 

この先、夫婦のどちらかが大病を患って旅行どころではなくなるかもしれませんし、いつまでも2人分の収入を得られるとは限りませんが、若いときにFIREをあきらめたことは、選択としては間違っていなかったように、私自身は感じています。

 

その理由として・・・・

FIREを目指すと、どうしても節約の能力を求められます。

 

ですが、このブログで何度も書いているように、私には節約の能力もモチベーションもありません(;^_^A

 

やりたくないことを求められても、おそらくどこかの時点で、計画変更を余儀なくされていたと思うのです。

 

 

FIREについては、勧めることも、否定するつもりもありませんが、「別のプランもあるんだよ」ということを、ちょっとだけ知ってもらいたいなと思って、この投稿をさせていただきます。

 

 

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フリーライターの時の仕事②

 

「軽井沢でのオバケ探し」に続くフリーライターの時の仕事・第2弾。

 

ある歌手の方の「引っ越しを手伝った話」をご紹介したいと思います。

 

これはもう、30年以上前のことになります。

 

私はある雑誌で、「有名人に趣味を語ってもらう」という連載ページを持っていました。

 

毎月、趣味を持つ有名人に話を聞きに行き、それを記事にまとめるという仕事です。

 

毎月、有名人に会えるので、私にとっては楽しい仕事でしたし、いろいろと勉強にもなりました。

 

「この先、誰に頼もうかな」と考えるとき、「〇〇さんに会いたいから、趣味を調べてみよう」などといった、よこしまな考えを持ったこともありましたね。

 

実際に、私が好きな歌手の方に何名もお会いできて、本当にありがたいお仕事でした。

 

そんなこんなで、ある取材のとき。

 

誰もが知っている有名な歌手の方のご自宅で、取材をおこなうことになりました。

 

「ええ?? 家に入っちゃっていいの???」などと思いましたが、有名人の自宅に足を踏み入れる機会なんざ、なかなか訪れるわけもありません。

 

編集者、カメラマン、私の3人で自宅を訪れると、引っ越しが近づいているとのことで、家の中には段ボールがたくさん積まれていました。

 

取材は、食卓として使っている大きなテーブルを使って進め、取材自体は滞りなく終了しました。

 

そして、帰り支度を始めようと思ったとき、その歌手の方から「今、男手がなくて、テーブルとかの重いものを動かせなくて困っているの。少しだけ、手伝ってくれませんか」と言われました。

 

確かに、取材に使ったテーブルは、1人で動かすことはできない重さで、そのほかにもいくつか、重たい家具を動かしてほしいと言われました。

 

編集者もカメラマンも男性だったので、歌手の方と私を含めた4人で、重い家具を指定の場所まで、移動させました。

 

今だったら、ぎっくり腰が怖くて手伝えないかもしれませんが💦、20代でしたから、私も張り切ってお手伝いをさせていただきました。

 

作業自体は1時間弱程度のもので、想定していた作業ができたことからか、歌手の方はご満悦。

 

すごく感謝してもらって、帰路につきました。

 

その方の引っ越しの事情などを書くと、もしかしたら誰かがわかってしまうかもしれないので、詳しくはご紹介できませんが、今でもその方がテレビなどに出られていると、30年以上も前の引っ越し作業を思い出すなど、懐かしく感じています。

 

ちなみに、この連載は3年くらい続けましたが、一番大変だったのは、永六輔さんの取材。

 

永さんはとにかくお忙しい方で、「10分で、立ち話でならOK」という条件で取材を受けていただき、本当に10分弱での、しかも歩きながらの取材となりました。

 

校正をお見せする時、「あんな短時間の取材だったから、私の想像も含めて書いたけど、OKしていただけるかな」とビクビクしていたものの、特に大きな直しを要求されることなく、掲載にいたったと記憶しています。

 

すでに亡くなられてしまった方もいらっしゃいますが、多くの方が今も芸能界で活躍されていることを考えますと、趣味を持つなど、仕事以外の時間を大切にすることも重要なのかな?と感じたりもしますね。

 

 

 

 

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財形制度の動画

 

主人の定年の話でも触れている財形制度について、少し前に動画を撮りました。

専門家に聞く財形制度というページに3本、貼り付けてありますので、財形制度に興味のある方は、のぞいていただけますと、幸いです。

よろしくお願いいたします。

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主人が定年を迎える②

 

主人の定年に関する話のPART2。

今回は財形年金貯蓄について、お話ししたいと思います。

 

財形年金貯蓄は、54歳までの会社員が新規に始められる制度で、財形住宅貯蓄と合わせて550万円になるまでは、利息が非課税になります。

 

この550万円という非課税の縛りがあるために、550万円を上限と考えて財形年金貯蓄をおこなう方も少なくありませんが、550万円を超えても積み立てを継続できます。

 

550万円を超えると、非課税のメリットはなくなりますが、そもそも金利なんて0.00%台ですから、利息への課税を気にする必要はないと思います。

 

主人の会社は、財形年金貯蓄に奨励金の制度があり、年間で100万円までは3%の奨励金がもらえました。

 

つまり、100万円以上の積み立てをおこなうと、年間3万円をもらえるわけです

 

以前は、一般財形貯蓄に奨励金が出ていましたが、財形住宅貯蓄を払い出して、財形年金貯蓄を始めようとしたときには、財形年金貯蓄のほうに奨励金が付くような仕組みに変わっていました。

 

主人が45歳ころに財形年金貯蓄を始めたので、財形年金貯蓄では3万円×15年間=45万円の奨励金をもらった計算になりますね。

 

そんなこんなで我が家では、財形年金貯蓄の残高が1500万円くらいになりました。

 

財形年金貯蓄は、受け取るときに年金のように分割して受け取っても「雑所得に該当しない性質」を持っています。

 

これは、550万円を超えそうになったときに、金融庁に電話をして確認をした事項です。

 

個人年金保険に2本入っている主人は、「公的年金+個人年金(2本)」が雑所得に該当します。

 

もしそこに、財形年金貯蓄が加わると、所得税や住民税、国民健康保険料、公的介護保険料が連動して上がる可能性が高いのです。

 

ですが、財形年金貯蓄から受け取るお金は、雑所得に該当しないため、税金や社会保険料を増やしてしまう心配がありません。

 

そのうえで、奨励金がもらえるわけですから、60歳になる前月(これが積立の終了時期)まで、積立てを続けてきたわけです。

 

さて、受け取りについてはどのような手続きが必要なのかと思っていたところ、手続きはしていません。

 

手続きはしていないのに、退職の6カ月後から、3か月に1回、財形年金貯蓄が分割されて振り込まれています。

 

2か月ごとに受け取りたいとか、受け取りは1年に1回でいいなど、3か月ごとではない受け取り方法を望む場合は、財形年金貯蓄の積み立てをおこなった金融機関に申し出る必要があるのではないかと思われます。

 

繰り返しますが、財形年金貯蓄は「非課税で受け取れる年金」です。

 

会社に制度がある方は、積極的に利用してはいかがでしょうか。

 

あまり気が進まないという方でも、奨励金については、ぜひ、会社に確認してみることをお勧めします。

 

家計診断では、一般財形貯蓄に3%の奨励金が出ている会社もときどき見かけています。

 

奨励金のことを見過ごしていたら、もったいないと思いませんか?

 

 

 

 

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フリーライターの時の仕事①

 

フリーライターだったときの仕事で、印象深かった話をいくつかご紹介したいと思います。

中でも、ダントツに印象深かったのは、某週刊誌の「オバケ探し」の企画。

 

まだ大学生の時の話ですが、その週刊誌で、いろいろな現場に足を運んで、実際に体験してみるという、ある意味、突撃取材のようなことをしていました。

 

夏場に一流ホテルのプールに行って、何か面白いことが起こらないかと見張ったこともありました。

若いママが、突然、水着をはだけて授乳をしはじめたときには、「おいおい、せめて後ろを向け―」と、心の中で騒いだりもしましたね。

でも、この話、若いスタッフには結構ウケました(;^_^A

自分も目撃したかったと💦

 

そのような突撃取材がそれなりに部数に貢献したようで、あるとき、「夏の発売号のために軽井沢に行って、オバケを探してこい」という指令??がくだされました。

指令を受けたメンバーは、全員が「はあ???」という感じでしたが、当時の週刊誌はものすごくはぶりがよく、経費として帯封が付いたままの100万円を2つ、そのメンバーのチーフに渡してくれました。

今では、絶対にありえない金額ですよね。

 

しかも!

そのチーフがお金に関して、めちゃくちゃな人で、軽井沢に着いたとたん、高級中華の店にみんなを連れて行ってくれました。

食えや、飲めや、という感じです。

 

さらに!

誰もが知っている高級ホテルに泊まろうとして、「全員分の部屋はない」と言われたので、当時、一番若かった私は、取材でときどきお世話になっていたペンションの布団部屋のような場所に泊まらせてもらいました。

まだ若かったので、高級ホテルよりも落ち着いてよかったのですが、今だったら「もったいないな」と思ったはずです。

 

そのホテルで、みんながどのような豪遊をしていたのかは知りませんが、取材の最終日になって、「金が足りない(´;ω;`)みんな、手持ちの金を出してくれ(´;ω;`)」とチーフから言われましたので、相当な豪遊だったに違いありません(;^_^A

 

さて、本題のオバケ探しですが、夜になると、オバケがいそうな場所をうろうろと探し回りました。

 

いちおう、記事を作らなければいけないわけですから、すでに酔っぱらっている人も含めて、夜な夜な、取材活動?だけはしていました。

 

とはいえ、都合よく、オバケが出てくるわけもありません。

暗闇の中でうろうろしているわけですから、スタッフ同士がぶつかって「きゃあー--。オバケだあ」となることもありました。

 

そんなオバケ探しの珍道中を記事にまとめたわけですが、それでもそこそこ人気を得たようで、オバケ探し取材はなんとか終了となりました。

 

経費の使い方で、チーフは怒られたようですが、それはバブルの時代のこと。

 

「すごく怒られましたか?」と聞いたら、「ううん、大したことなかった」というようなことを言っていました。

今だったら、1円単位まできちんと精算させられますよね。

 

私も若かったので、オバケ探しではずいぶん歩きましたが、「疲れたー」というよりも、「面白かったな」という印象が残る取材となりました。

 

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明けましておめでとうございます

 

2022年、明けましておめでとうございます。

スローペースなブログですが、今年もよろしくお願いいたします。

 

コロナの影響で、年末年始の旅行はあきらめ、自宅や事務所で過ごしています。

まあ、おカネもないので、旅行に行けなくてよかったのかもしれませんが(;^_^A

 

さて、皆様の2022年の目標や予定はどのようなものでしょうか。

 

私は、2021年10月に行くはずで、リスケ中になっているフランスの「アルツハイマー村」とオランダの「認知症村」の見学に行きたいと思っています。

 

どちらも認知症を患う人が、自立して暮らせている村で、村内にあるスーパーで自分で買い物ができるなど、ある意味では理想郷のようなところではないかと、勝手にイメージを膨らませています。

 

どちらの村にも、ようやくOKをいただけたのですが、オミクロン株が猛威を振るっているので、またまたリスケになってしまうかもしれません(´;ω;`)

 

リスケになったとしても、行けるまで、再挑戦⁉しようと考えています。

 

そして!!

今年は何か所、ミニチュア巡りができるのか???

 

コロナ次第ですが、様子を見ながら、少しずつでもミニチュア巡りを継続していく予定です。

 

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産経新聞の「節約家計簿」が終了しました(´;ω;`)

 

毎週水曜日付で連載を続けてきた産経新聞の「節約家計簿」が、12月22日付をもって、最終回を迎えました。

節約家計簿の前に、家計簿診断の連載をしていましたので、通算して13年くらい、産経新聞に記事を書かせていただいた計算になります。

10年を超える連載が終わるのは、もちろん寂しく感じますが、いっぽうで全国紙に10年以上、同じ人が執筆させていただいたことに感謝する気持ちも大きいです( ´艸`)

歴代のご担当者の皆様、本当にありがとうございました<m(__)m>

中日新聞(東京新聞との共通記事)の連載が終わった時も、17年にわたって書かせていただいたので、とてもさみしく感じましたが、当時はまだ、たくさんの連載があったので、忙しさの中で寂しさを紛らわせることができました。

今回は、次々と連載が終わる中での終了ですので、ちょっとばかし堪えている感じです(´;ω;`)

でも、自分の年齢を考えると、「よくぞ、ここまでもったなあ」という気もします。

まだネットに記事が出ていると思いますので、興味を持ってくださる方がいらっしゃれば「産経新聞 節約家計簿」で検索していただけますと、幸いです。

URLを貼り付けても、そのうち、リンクが切れてしまうはずですので、今回は貼り付けるのをやめておこうと思います。

 

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ひきこもりと生活保護②

 

ひきこもりのお子さんから、「早く生活保護を受けて、楽になりたい」と言われる機会があります。

「生活保護を受けられれば、働かなくても生活できる」という意味で、言っているのだと思われます。

 

でも、それは、けっこうな勘違いになるケースが多いはずです。

なぜなら、高齢であるとか、病気で働けないことを証明しない限り、仕事探しを促されるからです。

 

自宅に居て、親から「働け!」とうるさく言われるから、家を出て生活保護を受けて、働かないで生きていきたいと考える人がいるのですが、親御さんよりもケースワーカーさんのほうが、働くことについては厳しいような気がします。

 

個人的に、生活保護を受けることについて、肯定も否定もするつもりはありません。

必要な人はきちんと受けられるべきだし、いっぽうで不正受給している人がいるのも現実で、そのような人が生活保護を受け続けているのには疑問を感じざるを得ないのですが。。。

 

前回も書いた通り、生活保護については、正しい知識を持つことが何より大切だと思う、今日この頃です。

 

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ひきこもりと生活保護①

 

ひきこもりのお子さんがいるご家庭向けに、生活設計のアドバイスをはじめて、今年で30年目を迎えました。

 

当初の17~18年は、親の会などで生活設計の話をしていると「親が死んだ後の話なんて、縁起でもない話をするな」と怒られたり、同業のファイナンシャルプランナーからは「なんで、働かせるようなアドバイスをしないで、働かないでも生きていける方法を教えるんだ(# ゚Д゚)」という意見をいただく機会も少なくありませんでした。

話を聞いてもらうのも難しい、暗黒?の時代が長く続きましたね(´;ω;`)。

 

私がひとりで奮闘している様子を、精神科医の斎藤環先生が見つけてくださらなかったら、今でも、似たような状況が続いていたかもしれません。

そういう意味でも、斎藤先生には頭が上がりません(;^_^A

 

余談ですが、20年以上前に、私のアドバイスを聞いて、お怒りだったお母様から、数年前に「あのとき、あなたに怒りをぶつけてしまったけれど、自分も年を取ってきて、あなたが言っていたことが身に染みるようになってきたわ。自分の子どもが働けないもどかしさを、あなたにぶつけて悪かったと思っている」といった趣旨の言葉をいただいたこともあります。

親が現役時代だと、「親亡き後の生活設計の重要性」をいくら話されても、ピンとこないのは当然かもしれませんね。

 

 

さて、本日書きたいのは、親亡き後の生活設計について。

その中でも、生活保護の受給についてです。

 

私が活動を始めてから20年くらいは、生活保護の話をする機会はほとんどありませんでした。

ご相談にいらっしゃる方は、ある程度の資産をお持ちのご家庭が多く、親が持つ資産や家族の協力などで、私が提案しているサバイバルプランが成り立つご家庭がほとんどだったからです。

 

ところが!です。

時間が経つごとに、親の資産だけではサバイバルプランが成り立たないご家庭が増えています。

そのような状況を受けて、私自身もセミナーなどでも生活保護の概要を説明するようにしています(せざるを得なくなっています)。

 

 

もともと生活保護については、個人的にもそれなりに調べてきましたが、実は今年度から、某社協で「月に4時間」だけ、仕事をしています。

月に4時間だけですから、あまり役に立てていないような気はするものの、ファイナンシャルプランナーNさんからのご紹介で、働かせていただいている感じです。

 

今までは、外側から生活保護を調べてきたのですが、現在は「生活保護の受給以外に生きていく術がない」という方々にお会いする機会も少なくありません。

生活保護に関わる機会が増えつつある中で思うのは、生活保護についての正しい知識を持っている人はほとんどいない現実。

 

メディアでは「水際作戦」が話題になることもありますが、少なくとも、私が中から見ていて感じるのは、受給条件に合っている人の生活保護受給を断ったケースはないということ。

社協の人って、皆さん、仏様ではないかと思えるくらい、生活困窮者の方々に寄り添っています。

私が話を聞いていて、怒りを覚えてしまうようなご相談者(横柄な人も少なくないんです)に対しても、「全力で助けよう」という思いが伝わってくることもよくあります。

 

つまり、世間的には水際作戦で追い返すなどと言われていますが、受給条件に合わない状態で申請している方が少なくないような気もするのです(これはあくまでも、私の感想であって、実態を保証するものではありません。念のため)。

 

たとえば、「貯蓄が100万円あるけれど、これは最後の虎の子だから手を付けずにとっておいて、生活保護の申請をしたけれど、『そのお金が〇万円くらいに減ってから、再び申請にいらしてください』と言われた」と憤慨している人がいました。

これは社協での話ではなく、あるひきこもりのお子さんから聞いた話ですが。

100万円の貯蓄があるときには、そのお金を生活に充ててもらう必要がありますので、申請を認めてもらうのは難しいと思います。

 

逆に、「家があるから生活保護は受給できない」と思い込んでいる方は少なくありませんが、これは「いくらの家があるか」が問題になります。

たとえば東京23区では、〇〇〇〇万円(ちょっと怖くて、金額は書けません。皆さんが想像されているより高額だと思います)までの家は保有したまま、生活保護が受けられます。

生活保護の中の、住宅扶助(家賃分に相当)が受けられないだけで、他の条件をクリアしていれば、生活扶助や医療扶助などを受けることは可能なんです。

しかも生活保護がスタートすると、自宅の固定資産税は法定免除、つまり払わなくてよくなります。

これって、最初聞いたとき、「生活保護を受けたまま、自宅を相続させられるって、なんか、おかしくない?」と思いましたが、それも現実です。

 

すでにご紹介した通り、ひきこもりのお子さんがいるご家庭からのご相談で、親の持つ資産だけではサバイバルプランが成り立たないご家庭が増えているので、これからは生活保護の制度についても、正しい知識を持ってもらいたいと考えています。

 

そのために、セミナーでも生活保護の概要について説明をしているところですが、気になるのは「将来、子どもには生活保護を受けさせるつもりだから、サバイバルプランなんて聞いても仕方がない」とか、親の金融資産は5000万円くらいあるけれど、このお金が働かない子どもに使われるのは嫌だから、子どもだけ生活保護を受けられないか」という質問が増えていること。

 

5000万円も持っているのに、子どもへの生活援助をしないまま、生活保護を受給しようなんて言うのは、考えが甘いと思います。

いっぽうで本当に困窮している人が、生活保護の申請をするのは、当然のことだと思うものの、申請のタイミングが難しい現実を知ってもらいたいと思います。

ある程度まで申請が進んでいるのに、親や兄弟などに照会されるのが嫌で、途中であきらめてしまう人も見てきました。

 

本当に困窮しているご家庭には、私自身も申請の手伝いをするなど、フォローしていきたいと思うものの、うまく立ち回って子どもに生活保護の受給をさせようとする人には、厳しい態度で対応していきたいと考えているところです。

 

 

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主人が定年を迎える①

 

今年の6月、主人が定年を迎えました。

主人の会社は、誕生月が定年月になります。

年度末に退職の会社であれば、2022年の3月に定年を迎えることができるので、ちょっと残念です。

年度末に退職できる会社であったなら、定年前の金額のボーナスをもう一度、もらえたはずでしたから(´;ω;`)

 

定年を迎えるにあたって、いくつか検討しなければならない事項がありました。

定年前後の手続きについて、思いつくことを何回かに分けてご紹介していきたいと思います。

 

まずは、退職金の受け取り方。

多くの方は、会社側から提示された一時金プラス年金形式での受け取りを選択するのではないでしょうか。

年金で受け取ると、運用してくれるために、受取総額が増えるからですね。

 

主人の会社から受け取った資料にも、一時金と年金の併用方式で受け取るプラン「だけ」が記載されていました。

ですが、我が家では、全額を一括で受け取る方法を選択しました。

 

その理由として、年金形式で受け取ると、税金や社会保険料が増えてしまうからです。

税金は最低でも15%(所得税5%、住民税10%)かかりますし、社会保険料は国民健康保険料と公的介護保険料を併せて12%くらいかかります。

この12%くらいというのは、東京都23区の水準であって、もっと高いエリアも多いと思います。

 

税金と社会保険料を足すと、最低でも27%程度はかかる計算になるわけですが、主人は個人年金保険に2本入っています。

そのため、公的年金プラス個人年金保険2本に加え、退職金の年金払いを選択すると、雑所得がさらに増えてしまう計算になります。

つまり、主人の場合は年金方式での受け取りを選択すると、手取りでは損をしてしまうわけです。

実際に、一括で受け取った場合に支払う税金と、年金形式で受け取る場合に支払う税金プラス社会保険料の加算分を計算したうえで、我が家では一括払いを選択しました。

 

年金形式で受け取ったほうが、「見た目」の受取額は有利に感じますが、手取りで損をしてしまうケースも少なくないと思っています。

 

でも、受取額でのソントクについて、きちんとアドバイスしてくれる会社はないのが問題なんですけどね(;^_^A

 

 

 

 

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SOMPOひまわり生命さんの保険診断

 

過去に、セブンフィナンシャルサービスさんや楽天生命さんのウエブ上で、保険診断などのお仕事をさせていただいた経験があります。

 

そして最近、SOMPOひまわり生命さんのウエブ上で、保険診断のページに協力をさせていただきました。

 

9つの質問に答えていただくと、必要な保障が「ある程度」わかる仕組みになっています。

 

よろしければ、チャレンジしてみてくださいませ( ´艸`)

 

 

 

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物欲がなくなる

 

私はファイナンシャルプランナーを生業にしているのに、節約がまったくできませんでした。

 

子育てにかなりの時間を費やしていた時は、仕事とほぼワンオペの子育てで自分の時間がまったく取れなかったために、ストレス解消と称しては、目につくものを(それほど欲しいものでなくても)何でも購入していました。

 

宝石にはまって、数百万円、もしかしたら1000万円近くまで、つぎ込んだこともありました。

振り返ってみれば、1~5万円くらいのバックで十分なのに、30~50万円くらいのブランド物のバックなども、「お店の前を通りかかった」という理由だけで、よく衝動買いをしていました。

 

サイズの違うバックで悩んでいた時、「面倒だから、両方買います」といったら、クレジットカードの換金だと勘違いされて、「本人の意思です」(換金なんか、するつもりはありません←心の声)と言っているのに、VISAカードに3回も電話をされてしまったこともあります。

そりゃ、フラッと入ってきて、いきなり100万円近い買い物をしようとしたら、怪しいですよね。

私でも、怪しみますわ・・・間違いなく!

 

そんなこんなで、書き出したらキリがないくらいの無駄遣いをしてきたのですが、3年くらい前から物欲がまったくなくなりました。

言い換えれば、「買いたい」という衝動が芽生えなくなりました。

何を見ても、「買わなくても、何とかなる」と思うようになったのです。

 

もう10年早く、今の心境にたどり着けていたら、老後資金はもう少し貯まっただろうと思うと、無駄遣いをしていた自分を殴り倒したいくらいですが(# ゚Д゚)

 

ミニチュア巡りをしているので、まだしばらく旅行費用は必要ですが、旅行費用を除けば、自然に節約傾向になってきました。

年金生活に入ったとしても、「もう欲しいモノはない」わけですから、気が楽になった感じです。

 

3年前くらいというと、だんだんと収入が減ってきて、「この先は昔みたいに、稼げるように戻ることはないだろうなあ」と感じた頃かもしれません。

 

さんざん無駄遣いをしてきて、お金の使い方については反省ばかりですが、欲しいものがなくなった理由は、「気が済んだ」からだと思います。

欲しいものがあるのに、我慢に我慢を重ねてきたとしたらーー教育資金の負担が終わった今のほうが買い物三昧の生活を送っている可能性があります。

 

終活を意識するようになって、モノが多いと子どもに迷惑をかけるから、できるだけ持ち物を減らさなきゃと考えるようになったことも、モノを買わなくなった理由かもしれません。

 

私自身のお金の使い方は、何の参考にはなりませんが(;^_^A、使えるお金があるなら、若いときの物欲は、(多少)満たしておいたほうが良いようにも感じます。

 

我慢して買わないのと、欲しくないから買わないのでは、精神的には大きく異なります。

 

なんでこんなことを書いているのかというと、若い世代の家計診断をしていて、頭が下がるくらいの節約をしているご家庭をよく見かけるからです。

 

そのような方に、「欲しいものはないの?」とか「行きたいところは、ありませんか?」といったお金を使う質問をすると、「将来のために少しでも貯蓄を増やしたいので、今は我慢の時だと思っています」というような返事が返ってくるのです。

 

私の知り合いにも、人並み以上に稼いでいるにもかかわらず、お金を使わずに老後資金をしっかり貯めていた人が何人もいます。

ところが!

その中の3人が、それぞれ50代のときに重い病気にかかってしまったのです。

 

病気のことは本当に大変だと思うのですが、3人から言われたのは「老後に旅行三昧の生活をしようと思って、がんばって貯蓄を増やしたのに、もう楽しいことに使うのは難しくなっちゃった。あなたもいつ、大病をするかわからないんだから、身体が動くうちに、後悔のないくらい、お金を使って楽しんだほうがいいわよ」といった趣旨の言葉。

 

「お金のない老後だけにはしたくないと思って貯蓄に励んできたけど、そのときそのときを楽しむことも大切だったんだということは、病気になるまで気付けなかった」とも言っていました。

 

別々の時期に言われたのに、3人から同じ趣旨の発言を聞いて、ちょっと驚きましたね。

 

お金が好きで、貯蓄が増えるのが何よりも楽しいという方を除けば、お金をモノに変えて高揚感を得たり、旅行などの体験に変えて楽しい時間を過ごすことも大切なのではないかと思います。

 

我が家では子どもたちとも、数え切れないくらい旅行に行きまして、子どもが5歳の時、10歳の時、15歳の時・・・などなど、それぞれの年齢で異なる思い出があります。

子どもとの思い出って、大学生以上になると、作りづらくなったりもしますので、そのときどきで楽しむことが大切なんだと感じています。

 

ちなみに、旅行に連れまわした結果、次男は旅行好きな人間?に育ちましたが、長男は旅行嫌いになってしまいました。

高校生のとき、「俺のことは、もう旅行に誘わないでくれ」と長男から言われ、「なんだかなあ」と感じた記憶があります。

同じような経験をさせても、子どもの性格などによって、捉え方が違うことも学びました。

 

なんだか、ダラダラと書き綴ってしまいましたが、お金も大切だけど、「お金を経験に変えることも大事」だということを書きたかったわけです。

それが伝わらなければ、私の文章力の乏しさにあるので、お許しくださいね。

 

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フリーランスで、今年40年目!

 

私は18歳、大学1年生の時にフリーライターをはじめ、途中、マネーライターを経てファイナンシャルプランナーになり、今年で40年目を迎えました。

フリーライターと名乗ってから40年!も経ったなんて、なんだか感慨深い気がします。

 

私がフリーライターをしていた頃、チームを組んで、有名人の方の話を毎月1冊ずつ著書に仕上げていたことがあります。

有名人の方が好きなように話した原稿を、テープおこしの専門業者に文字にしてもらい、それを何人かで手分けして、1冊の本に仕上げる仕事です。

いわゆる、ゴーストライターですね。

 

毎月1冊ですから、かなりの突貫作業でしたが、有名人の本ですから、それなりに販売実績は良かったようで、断っても、断りきれないくらい仕事が舞い込んできていました。

私たちが一生懸命、良い本にしようと頑張って、仮にそれが売れたとしても、印税が入るのは、著者の方なので、「なんだかなあ」と思いながら、作業していたことを思い出します。

 

さて、当時、その仕事に関わっていたのは、20代の若いフリーライターがほとんどでしたが、中におひとり、元シナリオライターだという50代の方がいらっしゃいました。

若いときは、テレビドラマの脚本を何本も書いていらしたそうで、ヒット作がいくつもあったと言っていました。

 

その方から言われて、今でも忘れられないのは、「僕は、シナリオライターのなれの果てだから」という言葉。

 

その方から「なれの果て」という言葉を聞いたとき、「フリーランスの未来って、どんな感じで働いているんだろう」と、ぼんやりとながら想像してみました。

ですが、当時の私は、50代、60代でバリバリ働いているフリーライターの姿を思い浮かべることができず、年を取ると、仕事がなくなるんだという恐怖心だけが残りました。

 

その後、結婚してフットワークが悪くなったのを機に、ファイナンシャルプランナーの資格を取って、記事を書くのは変わらないけれど、署名での記事を書けるようになりました。

 

ライターの時も、15本くらいのレギュラーの仕事を抱えていて、目が回るくらい忙しかったのですが、ファイナンシャルプランナーとして最盛期には28本の連載を抱えることになり、3人の子どもの子育てと合わせて、その頃の記憶がないくらい忙しくしていました。

 

私がファイナンシャルプランナーになった頃は、原稿を書くファイナンシャルプランナーが本当に少なかったため、もともと原稿書きを本職?にしていた私が重宝がられたのだと思います。

 

仕事と子育てという忙しさのおかげで、目の前の現実を片付けることに注力するしかなく、将来を考えることは「先送り」にしていました。

 

おかげさまでというか、ラッキーだったというべきか、58歳になった今でも、そこそこ忙しくさせていただいているのですが、この先は今までのようにはいかないと考えています。

 

ウェブの記事を含めれば、数え切れないほどのファイナンシャルプランナーが執筆をしている時代ですから、ファイナンシャルプランナーになった当初のような、ラッキー感も望めないでしょう。

 

同時に60歳、つまり還暦が見えてきた現在、これからの仕事の仕方について、多少の方向転換をしながら、細々とでも続けていける方法を模索していくべきだと考えるようになっています。

 

たくさんあった連載も、終わりを迎えたり、雑誌が休刊になって自然消滅したりしています。

 

今でも10本くらいは、レギュラーで書かせていただいていますが、それも段々と終わりを迎えていくでしょう。

 

フリーライターだったときに聞いた「なれの果て」がどのような形になるのかはわかりませんが、その方と同じくらいの年齢になった今、ときどきその言葉を思い出すようになっています。

 

自分の仕事の行方を憂うとともに、若いファイナンシャルプランナーで、仕事のやり方に苦慮している方がいれば、応援する意味でも、アドバイスをする機会が作れればとも考えています。

 

自分には、仕事に関するアドバイスしてくれる先輩がおらず、寂しい思いをしたので、後輩たちに少しでも、自分の経験を伝えられたらとも思う日々でもあります。

 

なんだか、まとまりのない話になりましたが、フリーランスで働いてきた方で、この先の仕事について悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ、意見交換などをさせてくださいね。

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「おひとりさまの終活」に力を入れていきます!

 

前回のブログ更新は2020年3月だったので、1年8か月ぶりの更新になります。

あまりに久しぶりだったので、ログイン方法を忘れて、まごまご(;^_^AFBのほうは定期的に更新していますし、ミニチュアワールドのブログのほうは記事が300を超えているのですが、自分のブログは更新が止まったままになっておりました。

これからは、もう少し、更新頻度を上げていきたいと考えています。

 

さて、前置きが長くなりましたが、2021年は主人が定年退職を迎えました。

今年度に60歳を迎えた人から、特別支給の老齢厚生年金がもらえなくなっていますので(´;ω;`)、そのまま退職・・・というわけにもいかず、継続雇用で働いてくれています。

私のほうは、コロナ禍でセミナーなどが難しくなったものの、執筆の仕事のほうでそれなりに忙しくしておりました。

とはいえ、以前に比べて、稼げなくなっていますので、旅行費用も抑えなければと考えているところです。

 

さて、今日のブログで書きたかったのは、「おひとりさまの終活」についてです。自分が年を取ってきたこともあり、最近は「終活」や「介護」に関する取材を受ける機会が増えてきています。

20年前にスタートした「高齢者施設巡り」は、コロナ禍ではストップしているものの、すでに300回を超えていまして、高齢者施設への住み替え資金アドバイスをする際には、具体的な施設名を挙げられるようになってきました。

もちろん、日本全国とまではいきませんが、高齢者施設の紹介業者は扱えないような廉価な施設をご紹介できるので、ご相談くださった方には喜んでいただけていると、自負しています。

 

そのような中で、仕事をすればするほど気になるのは、「おひとりさまの終活」です。

おひとりさまといっても、結婚しないまま、高齢期を迎えた方よりも、高齢期に伴侶を亡くされて、おひとりさまになった方の終活のほうが、ずーっと気になります。

 

なぜなら、

もともとおひとり様で、高齢期に入られた方は、終活などの準備も頑張って取り組んでいるケースが多く、アドバイスをしたら、すぐに実行してくださいます。

いっぽうで、ご夫婦で高齢期を迎えた方は、いつかはどちらかがおひとりさまになる現実があるのに、話を聞いても、実行してくださる方はほんのわずか。

準備不足になっているケースが目立つのです。

 

高齢期の住まいの問題、介護の問題、入院時の保証人の問題、お墓の管理の問題など終活にはさまざまなテーマがありますが、「おひとりさまの終活」に関するあらゆる情報提供ができるように、準備を進めているところです。

 

樹木葬や海洋散骨などの現場にも、足を運ぶ努力をしています。

コロナ禍が落ち着いてきたら、高齢者施設見学をリスタートさせる予定です。

 

ちなみに私自身は、

介護が必要になったら、特に認知症になったら、自宅からはかなり離れた場所の高齢者施設に入所したいと考えています。

認知症になって、どんどん記憶が薄れてきたら、東京にこだわる必要はないと思っているので、娘には具体的な施設名と、どのお金で支払っていくのかなどを伝えています。

認知症になったとしたら、家族とは距離が離れたほうが良いとも考えているのです。

子どもに「あなたは、誰?」と聞くようになる前に、自分から進んで住み替えるつもりでいます。

 

介護状態が身体的な介護であれば、自分で意思を伝えられるはずなので、その場合は東京周辺の高齢者施設に入居したいと考えています。

この場合は、その時の資産状況によって、自分で住み替え先を選択し、子どもに伝えるつもりでいます。

このことも、娘に伝えています。

 

子どもたちに介護は絶対にさせたくないので、介護認定を受けたらすぐに住み替えるつもりです。

今後は、「自分自身の終の棲家」を見つけるつもりで、高齢者施設の見学をしていきたいと考えています。

 

ご相談の現場でも、「子どもには迷惑を掛けたくない」という声を聴いていますが、事前準備を怠れば、お子さんたちに迷惑をかけると思います。

それなのに、口で迷惑を掛けたくないという方でも、「それでは具体的にどのような準備をされていますか?」とうかがうと、具体的に準備されてはいないのが現実です。

 

実際に介護がスタートすると、準備したくても、できなくなることがたくさんあります。

 

たとえば、株などの運用資産は、認知症と診断されると、亡くなるまで換金ができなくなります。

弁護士などの後見人が付いても、換金できないことに変わりはありません。

実際、運用資金を含めて1億円を超える資産をお持ちの方のお子さんから高齢者施設への住み替えのご相談を受けたことがありますが、資産の多くが株式だったため、換金できずに、希望の施設には入居できませんでした。

 

また、親族が後見人になりたいと思っても、たとえば東京都の市部の場合は1500万円(東京都の地方裁判所の資料に記載されていた金額で、地域によって異なる可能性があります)を超える資産を持っていると、親族が後見人になるのは難しい現実があります。

第三者が後見人に選任されると、親の預金を下ろすのでも、いちいち許可を取らなければならなくなります。

 

そのようなことを防ぐために、銀行などで代理人カードを作るなど、いくつかの防衛策があります。

 

また現在検討されている、相続と贈与の一体化によって、生前贈与が難しくなる可能性もあります。

 

時代が変われば、制度も変わる可能性がありますので、最新の情報をキャッチップしながら、「おひとりさまの終活」に役立つ情報提供ができるように、研鑽していきたいと考えているところです。

 

自分で書いた記事や取材していただいた記事でも、ご紹介しづらい終活の本音?の部分を、自分のブログに書いていきたいと思っています。

 

 

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『病気にかかるお金がわかる本』を出版いたしました!

あまりにも久しぶりに更新するため、ログイン方法を忘れてしまい、

アタフタしてしまいました( ´艸`)

FBのほうは、そこそこ更新をしていますので、よろしければ、FBを

ご覧いただけますと、嬉しく思います。

さて、

本日更新した理由は、新刊の紹介をしたかったからです。

「病気にかかるお金がわかる本」というタイトルで、主婦の友社さんから

出版いたしました。

共著者は、ご自身ががんの闘病経験を持つファイナンシャルプランナーの

黒田尚子さん。

ファイナンシャルプランナー業界にも、医療関連に詳しい人はたくさん

いますが、その中でもピカイチ?の存在である黒田さんに共著者になって

いただきました。

編集者の方が本当にがんばってくださって、医療費に係るデータ提供を

受けましたので、いくつかの病気で、実際にかかった医療費を明記する

ことができました。

書店などで見かけましたら、手に取っていただけますと、嬉しく思います!

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医療保険の人気ランキング2019に協力しました。

もう7カ月も放置してしまったこちらのブログですが、本日は

協力させていただいた医療保険ランキングのご紹介です。

http://hokensc.jp/iryou/ranking.html

もう何年も、保険のランキングに関わるお仕事はお断りして

きたのですが、今回は信頼している保険ソクラテスさんの

お仕事なので、久しぶりにランキングのお仕事に協力させて

いただきました。

保険ランキングに関わる仕事を引き受けてこなかった理由は、

揚げ足取りのようなコメントばかり記事に使われてしまうため。

良いと思っている商品でも、良い面のコメントは使われず、

注意点ばかり使われるなど、記事のインパクトを強めるために

操作されているように感じるからです。

そのような傾向がある中で、保険ソクラテスさんはとても公平に

商品評価をされているので、今回は私も協力させていただきました。

医療保険の最新ランキングにご興味のある方は、ぜひのぞいてみて

くださいね。

 

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ミニチュアワールドと観光列車のブログをオープンしました!

こちらのブログはほったらかしになっているいっぽうで、ミニチュアワールドと観光列車のブログを立ち上げました。

ファイナンシャルプランナーの畠中雅子のミニチュアワールド見学ブログ+観光列車乗車ブログ

この数年、世界各地のミニチュアワールドを見学しています。

今年はすでに、UAE、オーストラリア、韓国、ドイツ、チェコに行っており、この後、フランス、イスラエル、トルコ、台湾、済州島(ここも韓国ですが)、に行く予定にしています。

日本にも、2020年4月に室内型のミニチュアワールドが誕生する予定になっています。

そうなれば、きっと、たくさんの方が興味を持ってくださるのではないかと思いますが、その前によろしければ、私のブログを訪問してみてください。

皆様が覗いてくださるのを、お待ちしております。

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「ラクに楽しくお金を貯めている私の『貯金簿』」が発売されました!

久しぶりに自分のブログをのぞいたら、6月には1本もアップしていないことに気づく。

‟ときどき感”がより強まっている気がします。

ところで、先月、新刊を出しました。
版元は、ぱる出版さんです。


貯金簿というのは、私が勝手に名付けたものですが、30代前半から、3か月に一度、貯金や運用商品、住宅ローンの残高を記してきたノートです。

貯金簿を付け始めたきっかけは、貯蓄性のある保険にたくさん加入しているのに、家計簿上で保険料は、支出にしかできなかったこと。

かなり多くの保険に加入しているため、せめて支払った保険料くらいは(それよりは多く保険金をもらえる)資産として認識したいと思い、保険料を含めて付けられるノートを考えました。

家計簿は付けているものの、きちんと収支まで計算したことはほとんどなく。。。(FPなのに、すみません)、いっぽうでこの貯金簿は、20年以上、欠かすことなく、記帳をしてきました。

家計簿は不完全でも、1年間の正確な収支や、運用で変動した金額などもつかんできましたので、今や私の家計管理には欠かせないツールとなっています。

特につけて欲しいのは、年金で暮らす方。

年金生活は、「貯金が減るペース」がわからないと、老後資金が足りるか、不足するかの見通しが立たないからです。

現役時代でボーナスをもらっている人は、6カ月に1度の記帳でかまいませんが、年金暮らしの人は、年金をもらった月、つまり2か月ごとに付けてもらえたら。。。家計簿なしでも、1年間に減った貯蓄額が正確につかめます!

そんな貯金簿例をいくつか掲載していますので、ぜひぜひ、お手に取っていただきたく。。。
よろしくお願いいたします。

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メディポリス国際陽子線治療センターの見学+「はやとの風」「しんぺい」「かわせみやませみ」「A列車で行こう!」に乗車してきました

5月18日から、鹿児島に行って来ました。

 

一番の目的は、指宿にあるメディポリス国際陽子線治療センターの見学をすること。

 

メディポリス国際陽子線治療センターは、世界で唯一、リゾート滞在型の陽子線治療センターになります。

 

三井住友海上あいおい生命さんのサポートを受けて、FP10名で、見学ツアーをおこないました。

 

メディポリス国際陽子線治療センターの方のお話は、以前にもセミナーでうかがっていたのですが、今回は実際の治療現場を見ることができ、セミナーで聞いただけでは、理解できなかった面まで、自分の目で確認することができました。

 

仕事で説明する機会が増えそうなのは、前立腺がんの陽子線治療が今年の4月から保険適用になったこと。

 

たとえば、メディポリス国際陽子線治療センターで先進医療の形で陽子線治療を受けた場合、治療費は314万円かかりますが(実際には保険診療になりますが)、保険診療になってからは費用は160万円に軽減されました。

 

保険適用になれば、高額療養費の適用にもなりますから、かなり費用負担が抑えられるようになったわけです。

 

見学ツアーの基本は、1泊2日。

 

ですが、私は2日目の午後に離団して、別行動をさせていただきました。

 

具体的には鹿児島市内に残り、主人と夕方、ホテルで合流。

 

主人が大好きな居酒屋で夕食を取り、その翌日、タイトルにもある4本の観光列車に乗って来ました。

 

鹿児島中央駅で「はやとの風」に乗り、吉松駅で「しんぺい」に乗り換え、人吉駅で「かわせみやませみ」に乗り継ぎました。

 

その後、ほんのひと駅でしたが(乗り継ぎ時間の関係です)、「A列車で行こう!」にも、無理やり乗車しました。

 

すべての写真をFBにアップしていますので、興味のあるかたはそちらをご覧いただけますと、幸いです。

 

話を見学ツアーに戻しますが、結果から言いますと、とっても楽しい時間を過ごすことができました。

 

高齢者施設の見学などでは、FPの皆様とご一緒する機会がたくさんありますが、泊まりでというのは滅多にありません。

 

参加者の中に、とても盛り上げるのが上手な?FPがいて、食事やその後も、みんなで大いに盛り上がりました。

 

「また、別の企画で、遠方に行きませんか」と提案してくださる方もいて、同行者の方々も、個々に楽しんでいただけたのではないかと思っています。

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