マイレージ、その後(畠中 雅子)
以前にブログで、マイルを使って、ロスの往復航空券を予約した話をご紹介した。
予約がスタートする初日、つまり355日前の朝一番に予約して、4席ともビジネスクラスの席をゲットした。
1人8万マイル必要なので、使ったマイルは32万マイル。
受験期の長女は置いていくつもりだった。
ところが・・・
ロス旅行の日程と、長男の林間学校の日程が重なってしまった!
があ~ん。
長男に「林間学校に行くの、あきらめない?」と往生際悪く聞いたら、「ボクだけ、みんなと一緒に行けないの?」と、もっともな反応を返されてしまった。
主人には、「子どもを林間学校にも行かせないつもりか!?」と怒られた。
主人のせいではないのだが、いつも予約は私任せで、私のマイレージを使って旅行を楽しむ主人に、八つ当たりをしそうになった。
ロス便のチケットはすでに発券済みで、燃油サーチャージも、今よりかなり安い価格のときに支払ってあったので、なかなかキャンセルする勇気が出ず、ズルズルと引き延ばした上、数日前に泣く泣くキャンセルした。
キャンセルしたことで、1人3000マイル、4人分で1万2000マイルのペナルティーがかかり、しかもキャンセルした時点での期限切れマイルも没収!
期限切れマイルから、ペナルティ分を引くことができないので、有効期限が残っているマイルから、没収されるのもイタイ(当たり前だと思うが)。
もっと早く、林間学校の予定をつかんでいたら、期限切れになる前に、別の商品に交換していたのに・・・と、二重のショックを受けた。
ちなみに、期限切れマイルは、4万4000マイルほど。
イトーヨーカドーで4万4000円分の買い物が出来たのに~。
誰のせいでもないのに、やっぱり悔しい。
でも、それでめげないのが、私の習性。
ペナルティを引かれても、まだ35万マイルくらい残っている。
そこで、今保有しているマイルで、乗れる便を探してもらった。
そして、時期は変更することになったが、ロンドン便をゲット!
355日前の予約ではないのに、行きは全員がビジネスクラスに乗れる。
帰りは全員がビジネスに乗るのは難しそうだが、往路はビジネスクラス、復路はエコノミーの必要マイルできちんと計算してくれた。
キャンセルしたり、空席を探してもらったりで、マイレージデスクの人と1時間近く、やりとりをしてしまった。
それにしても、最近?のANAのデスクの人は、本当に親切だと思う。
私のような、かなり面倒くさいだろうと思われる利用者に対しても、電話を待たせるたびに「大変お待たせして、申し訳ありません」と言われ、丹念に空席を調べてくれた。
待たせるのは、こちらのせいなので、私は恐縮するばかり。
それにしても意外だったのは、今年の4月にマイレージのシステムが変わり、シーズンによっても必要マイルが変動することからか、ロス便よりもロンドン便のほうが、同じビジネスクラスでも必要マイレージが5000マイルほど少なくてすんだ。
ロンドン便のビジネスクラスは、往復で7万5000マイルでいいそうだ。
ただし燃油サーチャージが、原油高の影響でかなり高くなっている。
今月チケットを発券すれば、6万円台ですむが、7月になると8万円台に上がるらしい。
もっと値上がりしたら、激安の航空チケット代を超えるのでは?
仕事では、「生活コストの上昇に負けない家計管理術」などのセミナーをしているが、燃油サーチャージの高騰に負けないフライト術?はありそうにないし・・・
なお、今回は長女の分のチケットも取った。
ただし、大学に行けなくて、就職することになったら、そのときはまたキャンセルすることになるかも?
こんなに予約で苦労するならば、普通にツアーで行くか、国内便で使ったほうが良いかも、などと思ったり・・・
せっかくのマイルだから、ビジネスクラスで行きたいという私の欲張りな気持ちが、すべての元凶のような気もする。
畠中 雅子
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