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ロンドン地下鉄「降り遅れ」事件(畠中 雅子)

以前、ブログにも書いたとおり、マイレージを使って、ロンドンに行ってきた。

主人の休みとは関係ない春休みだったので、母プラス子ども3人の旅行になった。

ANAのビジネスクラス「CLUB ANA」は、予想していたよりも快適で、中1になった長男は、行きの飛行機で食べたステーキをもう一度食べたいと、今でも言っている。

成田空港のビジネスラウンジでも、かなり食べていたのに、よく食べる男である。

好き嫌いが激しくて、機内食はほとんど食べなかった次男は、「ピザだ、スープだ」と、客室乗務員のやさしいお姉さんに、年中リクエストしていた。

・・・で、「ビジネスクラスだと疲れないねえ~」(タダで乗って申し訳ないけど、燃油サーチャージが高い時期に決済したので、許して!)という一致した意見のもと、ヒースロー空港には無事に着いた。

出発日の前日、自宅まで荷物を取りに来てもらい、ヒースロー空港までその姿を見なかった荷物たちとも、空港のターンテーブルで無事に会えた。

今までの海外旅行では、車で成田空港に行っていたため、荷物を送るなどと考えたことはなかったが、海外空港まで送っても、荷物1個につき2300円也!(ANAカードの200円割引き適用後の金額)

これからもできる限り、ANAのこのサービスを利用しようと思った。

子どもを連れているだけで疲れるのに、荷物をガーガー引きながら、成田まで行くと、疲れそうだし。

・・・で、話はロンドンに戻して、ホテルまでは地下鉄で移動することに。

荷物を有料で送った分、タクシー代を節約しようという、セコイ根性を出してしまった。

下車駅に着く1~2分前、スーツケースを下ろす準備をし、飛行機では寝なかったのに、地下鉄では眠そうな長男を、引っ張って起こした。

重い荷物を下ろし、ホームで子どもたちの姿を確認したら、長男がまだ、地下鉄の中にいるではないか!

「この駅で降りるのよ~!!!」という私の声も間に合わず、長男はそのまま地下鉄に乗って行ってしまった。

私は長女と二男、そして荷物をその駅に残し、次の電車で隣の駅へ。

隣の駅は3線乗り入れていて、駅の構造がちょっと複雑。

すべてのホームを確認し、駅の職員らしき男性に、「息子と電車で別れてしまったけれど、中学生くらいの男の子は見なかったか?」と、心もとない英語で説明したが、見ていないとのこと。

ボーッとしているのについては、表彰状をあげたいくらいの息子なので、気が動転して、もうひと駅乗って行ってしまったのかと考え、さらに隣の駅へ。

隣の駅も3線が乗り入れた、人の多い駅だった。

そこにも姿が見えないので、「とうとう日本大使館のお世話になるのかあ・・・」と、とぼとぼ長女たちの待つ駅に戻ってみると、駅のベンチに長男と二男が並んで座っていた。

「あんた!どうしたのよ???どうやって、戻ってきたの???」と、私。

すると、同じ車両に乗っていた日本人のお兄さんが、長男が降り遅れた一部始終を見ていたらしく、次の駅で自分も降りて、一緒にひと駅分、戻ってきてくれたとのこと。

私が長男を捜索しているうちに、次に来た地下鉄に乗って行ってしまったとのことだが、長女に「何で、連絡先くらい聞いておいてくれなかったの??」と問い詰めたら、「気が動転していて、それどころじゃなかった」とのこと。

そりゃ、そうだ。

長女は責められるべきではないが、それにしても我が長男。

小さい時から、「迷子の達人」ではあったが、まさかロンドンに着いた途端に、「降り遅れ事件」を起こすとは。

次の日からは、「僕は迷子です。申し訳ありませんが、謝礼を払いますので、ママの携帯電話に連絡してください」という迷子メモを、外出するときには必ず持たせた。

その後は乗物に乗るたび、全員で長男を囲んで乗ったり、降りたりしていたので、長男をロンドンに置き去りにせずに、戻ってくることができた。

旅行自体は、私にとって25年ぶりのロンドンで、バックパッカーの旅だった前回に比べると、好きなものを好きなだけ食べられ、宿もきちんと取ってあるといった「状況の変化」はあるが、着いた途端に起こしてくれた長男の事件により、気持ちが疲れた旅行となった。

もともとロンドンは、長女の希望の旅行先で、長女自身は楽しかったようなのが、せめてもの救いである。

私としては・・・

4月1日にANAの201便でロンドンに行き、ウチの息子を助けてくれたお兄さん!

なんとか、見つける方法はないものかと思う、今日この頃である。

畠中 雅子

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