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高齢者専用賃貸住宅は、奥が深い

高齢者専用賃貸住宅、通称、「高専賃(こうせんちん)」をご存じだろうか。
その言葉の通り、高齢者向けに作られた賃貸住宅であるが、最近、「グレイプス浅草」という物件の見学に行った。

グレイプス浅草の施工会社であり、運営会社は東京建物。
不動産会社の「東京建物」と在宅介護をおこなう「やさしい手」が手を組み、今年の2月から募集を開始した新しい物件である。

場所は、浅草寺のすぐそば。
西向きの部屋は、浅草寺の「借景」が目の前に広がる。
反対側は、話題の東京スカイツリーの羨望が・・・。

ロケーション的にも、十分魅力的な物件であるが、今回見学してみて、印象に残った点は、医療の連携について。
グレイプス浅草は、建物の2階に、「内科、心療内科、精神科」のクリニックが入っているほか、1階には調剤薬局がある。

「医療機関と提携しています」ということをセールスポイントに掲げている施設はたくさんあるが、その実態は、さまざま。
提携しているといっても、緊急の際も自宅で暮らしているのと同じように、救急車で病院に搬送されるだけのケースもある。
施設入居者のためのベッドが優先的に確保されているわけではないほうが、一般的だと思う。

グレイプス浅草の場合、2階のクリニックで、入居者の健康状態を日常からチェック。
薬の管理もおこなうので、飲み合わせてはいけない薬のリスクも自動的に避けられる。

有料老人ホームではないのに、24時間、フロントに人がいるので、緊急で病院に搬送される場合などは、スタッフが救急車に同乗してくれる。
入居者のためにベッドを特別に確保しているのではないが、搬送される可能性のある病院はすべて見学し、それぞれの病院の状況を事前に確認している。
搬送される際は、普段の状況が書かれた書類(緊急カード)を持参するので、的確な診断を受けやすい。

また、部屋の中の緊急通報システムを押すと、玄関の電子錠が自動的に解除されるだけではなく、ドアチェーンも自動的に外れる仕組みになっていた。
電子錠が自動解除されるのは聞いたことがあったが、ドアチェーンまで自動解除になるのは、初めてみた。
倒れた状態から、速やかに搬送することが可能となる設備なのだ。

グレイプス浅草に入居する場合、「終身建物賃貸借契約」を結ぶ形になるが、更新の概念がないため、更新料もなし。
2年ごとに、賃借人用の火災保険の保険料はかかるが、これは賃貸住宅に住んでいる場合は、多くの物件でかかっているので、それと同じである。

入居一時金がないため、入居時のコストは敷金やサービス契約の事務手数料などですむ。
入居後、気に入らなければ、転居も気軽にできるわけである。

興味のある方は、まだまだ部屋が空いているので、見学に行ってみてはいかがだろうか。

グレイプス浅草HP

高専賃は、全国各地に続々と誕生しているが、その運営方法は本当にさまざま。
施設の質も玉石混交である。

グレイプス浅草は、都心型なので家賃などはそれなりに高いが、暮らしの質に見合った価格だと、見学をして感じたのであった。

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