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ひきこもり家族のご相談、「50代のお子さん」が増える

ひきこもり家族を持つご家庭に対し、生活設計のご相談を受けていることは、このブログで何度も触れているが、最近、ご相談件数が増えている。

精神科医の斉藤環先生が、「どのご家庭でも生活設計のことを考えるべき。できれば畠中さんのところに相談に行きなさい」と、盛んにすすめてくださっているようなのだ。
ちなみに、この2週間では5組ほど、ひきこもり家族の生活設計に関するご相談を受けた。

ご相談内容に関しては、守秘義務があるので、ブログに書くことはできないが、最近の傾向としていえるのは、50代のお子さんを対象にしたご相談が増えているということ。
私は日ごろから、「主に40代以降のひきこもりのお子さんがいるご家庭に対して、生活設計のご相談をお受けしています」と言っているが、実はこの何カ月も、40代のお子さんのご相談を受けていない。

ご相談にいらっしゃる方の、ひきこもっているお子さんの年齢は、30代か50代なのである。

「50代のお子さん」と書くと、それだけで違和感を覚える方がいるかもしれないが、対象年齢が50代の場合、親御さんの年齢は80代になられているのが一般的。
そのため、ご相談にいらっしゃるのは、ひきこもっている方のご兄弟となる。

ご兄弟がご相談にいらっしゃるときに、いつもお気の毒に感じるのは、「親御さんが持つ資産を正確に知りたいが、親には尋ねにくい」という状況。

親御さんからは、「〇〇のことを頼む」というようなことを言われていても、「私は×××万円を残せるので、そのお金で〇〇を頼む」と、具体的に教えてもらってはいないことである。

「親の持つ資産だけで、まかなえるのか、まかなえないのか」

生活設計の根拠となる数字がつかめないまま、話を展開しなければならないため、「生活設計を立てるのに必要なデータの手に入れ方」から、模索しているのが現状なのだ。

1回のご相談では済まず、複数回のご相談になるケースが増えてきたが、それでもご相談にいらしてくださるケースでは、1歩ずつだとしても、前に進んでいると信じている。

ご両親が亡くなって、お子さんが1人残されてしまう前に・・・。
手を打てることはたくさんあることを、1家族でも多くの方に、知ってもらいたいと思っているところでもある。

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