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被災され、失踪状態の方の保険金請求

少し前、生命保険協会のFP向け勉強会に参加した。
勉強会のタイトルは、「生命保険業界の東日本大震災対応について」。

被災した方の保険料払込猶予期間などについては、私がご紹介するより、生命保険協会のHPなどに載っている情報をチェックしていただいたほうがはるかによいと思うが、その勉強会で気になった(意外に感じた)ことがあるので、ひとつだけ、ブログでご紹介したいと思う。

勉強会に参加していたTさんの質問で、「へえ~」と思ったことなのだが(Tさん、質問してくれてありがとう!)、今回ご紹介するのは、行方不明の方の死亡を認めたくないことから、保険金の受け取りをせず、保険料を支払わないままにしておいたときの、取り扱いについてである。

今回は、7年が経過してから認められる普通失踪とは別に、さまざまな特例の取り扱いをしているが、私がお伝えしておきたいのは、7年が経過して、失踪だという届けを出して、認定死亡が認められた場合、保険料は未払いのままでも、保険金は支払われるということ。

一般的には、7年間も保険料を未払い状態にしておくと、「保険は失効している」と思い込んで、保険金の請求はおこなわない人が多いだろう。
ところが、今回の東日本大震災については、3月11日時点で死亡(失踪?)しているとみなして、その時点にさかのぼってくれるため(保険金が支払われないままの契約とみなしてくれる)、保険料を払わないままでも、失効しないというのである。

被災者の方のご家族のお気持ちを考えると、死亡届を出して、保険金を受け取ることがいいことなのかはわからない。
ただ、7年経っても、保険が失効しない可能性があることは、人づてにでも知っておいて欲しいと思っている。

ただし、今回ご紹介した取り扱いは、東日本大震災のみに適用されるらしく、他の震災では取り扱いが異なるようだ。

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