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子ども手当の名称は、児童手当に逆戻り。内容の比較は?

子ども手当は、すったもんだの挙句、名称が児童手当に逆戻りするらしい。

逆戻りすると書くと、前の制度と同じものに戻るように思われてしまうかもしれないが、これが本当にやっかいな制度改正なのだ。

自民党時代の児童手当は、3歳の誕生月まではひと月1万円、3歳の誕生月の翌月から小学校を卒業するまではひと月5000円が支給されていた。
支給の対象年齢は、小学生まで。

そして、4月からの新児童手当では、3歳の誕生月まではひと月1万5000円、3歳の誕生月の翌月から中学校を卒業するまではひと月1万円。
第3子以降は、小学生まではひと月1万5000円で、中学生になると、出生順位にかかわらず、ひと月1万円になる。

以前の制度との大きな違いは、小学生までが支給対象だったものが、中学生までに引き上げられた点。
もらえる側から見れば、メリットのように受け取れるだろう。

ところが、である。

ご存じのとおり、子ども手当&新児童手当では年少扶養控除が廃止されている。
しかも、現時点までの増税は、所得税の分だけ。

我が家の主人の税額を見ても、年少扶養控除の廃止で、相当増税になっている。
子ども手当がもらえても、すでに逆転現象を起こしているのだ。

加えて、怖いのは6月から住民税の増税も控えていること。
所得税だけでも、「こんなに上がったのー??」とビビっているのに、6月からは手取りがさらに減ることになる。

中学生になっても児童手当がもらえるのはうれしいが、現実には年少扶養控除の廃止によって、手取りで逆転するご家庭が続出するのは、必至。
つまり、以前の児童手当のほうが、制度としては優れていた面が多かったわけである。

とはいえ、我が家の場合は、以前の児童手当の時代は、所得制限にひっかかって、支給が停止していたことを考えると、子ども手当に変わったことで、手当がもらえるようになったという、微妙なメリットもある。
4月からの新児童手当では、所得制限が導入されるので、またまた微妙な感じにはなるのだが。

いずれにしても、子ども手当&児童手当については、手放しでは喜べないと思っていたほうが良いだろう。
税金面の負担増は、思ったよりも重いからだ。

とにかく困るのは、制度がコロコロ変わること。
子ども関係の記事に関わることが多い私としては、過去のものでも増刷や再使用の際など、全部、校正しなおさなければならない。

これがまた、大変な作業なのだ。

うーん、いい加減、制度を安定化してもらえないものだろうか。。。と、切に願っているところである。

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