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ひきこもりのお子さんを持つ方向けセミナーの感想

今年は、ひきこもりのお子さんを持つご家庭向けのセミナーの講師を務めさせていただく機会が増えている。

ひきこもりのお子さんだけでなく、ニートやフリーターのお子さんをお持ちのご家庭でも、できるだけ早く、「定収入が得られない場合のライフプラン」を立ててほしいと思っているが、私自身の力不足などもあって、なかなかそのことを理解してもらえない。

そこで、ある親の会の方に了解をいただいて、セミナーアンケートをご紹介したいと思う。
下記に貼り付けるアンケートの感想は、会報に載せられていたもので、実際にはアンケートの一部とのことだが、会報に載っていた感想は、全部貼り付けてみたい。

会報からコピー&ペーストしたものなので、私のほうでは場所を特定しないために、県名を削除させていただいた。

県名を削除した以外は手を加えず掲載させていただくが、これらのコメントから、ライフプランを立てる重要性を感じていただけたらと、切に願っている。

 

○先送りしてきたツケが今や目前にせまってきた。気がつけば70才こえ、夫婦とも気力・体力が落ち、思考力も低下してきた。早急にサバイバルプランを具体化しなければならない。今日のお話しはたいへん参考になりました。深く感謝申し上げます。

 

○今まで、目の前のことしか考えていなかったのですが、これから親の遺産や終の棲家のことを考えていかなければならないことを、今日お話を伺ってわかりました。とてもよかったと思います。

 

○漠然とした不安の中、どんな準備をしたほうがよいのかということが分かり、不安が減ったと思う。緊急性はなくても、今からできることを考えていきたいと思った。

 

○非常に役に立ちました。まず、親の老後のプランをしっかり計画する。今までは、まだ先の事だと後回しにしていました。どうしても子供がなんとか働けるようになる方法ばかりに気を取られていました。どうしたら良いのだろうとオロオロばかりしている時間はないぞと、課題がいっぱい見つかりました。 

 

○ひきこもりの子以外への配慮のやり方を教えていただけて良かったです。持病のある人のための保険を紹介していただけて助かりました。

 

○生活プランを早く立てなければいけないとすごく思いました。退職した期に自立に向けて勉強をして情報をたくさん手に入れたいと思っています。

 

○実際的で、何を優先的にやっていけばいいのか良くわかりました。また、今日だけでは分からないこともあるので勉強を続けていかねばならないと気づかされました。

 

○保険の話など、とても参考になりました。 ただし、資産がないのと子どものひきこもりのため、長期間、働けなかったため、現在、非正規雇用で、不安定かつ低収入なため、自分自身の老後どころか、1年先の生活さえ、不安な状況です。私が失職すれば即、生活ができなくなるので、病気にもなれません。そういう状況ですので、お話の中で現実的に活用できる部分は多くはないですが、参考にさせて頂きます。

 

○当事者一人残った場合など相続についてより詳しい説明が欲しい。国民年金・障害年金への解説を増やして欲しい。

 

○家庭では、自分が老後のことを考えて心配事を夫に話しをすると、相手にしてもらえないことがあるが、今回のお話を聞いて、自分の心配事は当然なのだと実感でき、その心配事を今回のお話のようにきちんと整理して考えると、心配事に終わらずに、将来を見すえたものになり、安心が得られるのではと思った。

 

○現実の厳しさを思い知らされた。 実際に出来る事を捜して取り組まねばと思った。

 

○今まで聞いたことのない話で、考え方も目からうろこでした。また、具体的な内容でイメージしやすく、分かりやすかったです。県内など、近くに今回のような相談ができるプランナーさん、税理士さんなどがおられればよいですね。もし、畠中先生にそのような情報があれば、会報などでご案内いただけるとうれしいです。また、時々、勉強会のようなものがあればよいかと思います。

 

○エンディングノートを作成しておく、妹弟達へのすまないという事を「口頭で伝えておく」、家を相続させられない子どもに一時払い終身保険に入っておく、その会社、保険商品、後見人の件など考えておく、市役所の係に相談に行く時、社会保険労務士や日頃相談している関係者と一緒に行く方が一方的に断られる場合に備えるのに良い、ライフラインの通帳名義は、いきなりライフラインが止められないためにも本人の名前に早くしておくこと、など今迄にない事を教えていただきました。

 

○不確実なひきこもりの子ということで、考えても、と思っていましたが、早くからライフプランを立てておく方がよいということを教えて頂き、よかったです。

 

○うちは資産もなく残せる家もないので、どうしたらよいのか、不安ばかりです。

 

○様々な知恵を持って生活する事が大切だと思いました。

 

○考えた事もなかった事を知る事ができた。制度面の勉強も今後していきたいと思う。

 

○ひきこもり家族のサバイバルプランは日頃おぼろげに意識していることがはっきりと問題が明確になった。長期のスパンで子どもと両親の生活を考えるべきだと思った。講師の方の話は事例を含めて大変参考になった。一年に一度お話を聞きたいと思います。

 

○働いている子のことも、兄弟が上手くいくように、親の配慮できることはしておきたいと思いました。今までにないお話で、とても勉強になりました。

 

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コメント

遅ればせながらひきこもりのライフプランについての御著書読ませて頂きました。
私は当事者の家族で、本が出たら母にも読ませようと思っていたのですが、やはりある程度の資産のある方でないと難しいプランが多かったので、母に見せると、うちにはこんなお金がないとかえってショックを受けてしまうかも…と思い、まだ渡せずじまいです。
でも本人名義の講座を作っておくなど、今出来ることも色々ありましたので、参考にしたいと思います。
また新しいよい情報がありましたら、教えて頂きたいです。

投稿: チリ | 2012年9月25日 (火) 19時22分

チリ様
お久しぶりです。
拙著をご購入いただいたということで、ありがとうございます。
「ある程度の資産がないとサバイバルプランが立たない」という点は、最近よく指摘される部分です。
私も心苦しいのですが、生活設計が今より楽になることは残念ながら考えにくいと思うので、ショックであっても、早めに受けていただいたほうが、実行に移してもらいやすくなると考えています。
もちろん、ショックの受け方が重すぎるのはお勧めできないのですが・・・
また、コメントをお待ちしております!

投稿: 畠中 雅子 | 2012年9月26日 (水) 01時06分

いつもお返事ありがとうございます。
>生活設計が今より楽になることは残念ながら考えにくいと思うので
そうなのです。
当人も働けず、親も定年を過ぎていますから、収入が増えることはありえないわけで、これだけの 蓄えがないと食べてはいけないよと最初に出されると、早目に実行に移すといっても、何をどうやりくりしても出口がないのが見えてしまって…。
本の中の例は殆どが純資産数千万円、中には億を超える方も居て、私としてはショックでした。
でもお金がないと暮らして行けないのはあたりまえのことですよね。
お忙しい所お返事を頂けたのに、愚痴のようなコメントですいません。
ひきこもり家庭に理解あるまなざしを向けて下さる方がいることはとても嬉しかったです。
誰にも相談できない現状だけでも変わって欲しいです。

投稿: チリ | 2012年9月27日 (木) 09時31分

チリ様
再びコメントをありがとうございます。
〉お忙しい所お返事を頂けたのに、
〉愚痴のようなコメントですいません。
いえ、愚痴でもなんでも、大丈夫です。
精神的なストレスを発散する場がないと思いますし、コメントで愚痴をこぼしてもらえると、同じように引きこもりのお子さんをお持ちのご家庭の方がお読みくださったとき、少しだけでもホッとできるのではないかと考えます。
愚痴をこぼしたくなったら、ぜひ、コメントくださいね。

投稿: 畠中 雅子 | 2012年9月27日 (木) 23時31分

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