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中学校の卒業式にて

昨日は、次男の通う中学校で、卒業式がおこなわれた。

次男は中2なので、卒業生の保護者ではないが、PTAの本部役員(といっても、私はほとんど役立たず)をしているので、入学式や卒業式などのイベントにはできるだけ参加している。

私自身、そして長女は中高一貫校だったから、中学校の卒業式というのは、終業式と変わらない程度の儀式でしかなかったし、同じ高校に行くわけだから、感動して泣く、などというのとは無縁だった。

長男は、同じ中学校で卒業式を迎えているが、長男のときは不登校気味で先生方には本当に迷惑をおかけしてしまった。

特に中3のときには、1時間目から学校に行けたのは全日程の半分くらいで、受験の前は学校に行けない日も多かったので、「卒業式の席に座れたこと」に安堵して、卒業式でのさまざまな言葉を他の保護者の方のように心安らかに聞けなかった。

なので・・・

昨日の卒業式がはじめて「心安らかに、門出を祝福できた中学校の卒業式」であり、自分の息子が卒業するわけでもないのに、ものすごく感動したのである・・・。

たとえば・・・

卒業生、および在校生に贈る歌の辺りでは、女の子たちが泣きだした。

女の子たちにつられたのか、男の子の中にも顔を真っ赤にして泣いている子が結構いた。

そして、会場を涙の渦に巻き込んだのは、答辞の言葉。

答辞を読んだ男の子が、泣きながら「お父さん、お母さん、義務教育が終わるまで、何不自由なく育ててくれて、ありがとう。。。自分が辛いときに、相談にのってくれたり、支えてくれてありがとう・・・・・・・」などと、親への感謝の言葉を、これでもか!(どれだけ、感謝の言葉が出てくるの?)というくらい語ったのである。

「卒業式で、お父さん、お母さん、ありがとうなんて、あんなに心を込めて言われたら、一生忘れないくらい幸せだろうなあ」と、うらやましく思った。

会場を見渡すと、保護者のお母さんはもちろん、お父さんたちも泣いていた。
その涙の渦?は先生方や来賓にも伝わり、体育館の寒さもふっとぶくらい、感動の渦に・・・。

子育てをしていると、大変なことが多く・・・
ウチの息子たちは親の言うことはスルーするし、勉強は嫌いだしで、「なんだかなあ」と思うことが多くても、卒業や入学などのイベントを迎えるたびに、「子育てって、良いもんだなあ」と思ったりする。

・・・・・・・で、その日の夜。

中2の次男に、「今日の卒業式って、とっても感動的だったよね。答辞を読んだこのお父さんやお母さんは幸せだと思わない?」と言ったら、「えっ?そう?口先だけでいいんなら、僕だって、毎日『ありがとう!お母さん』って、言ってあげるよ」と言われた。

次男の言葉を聞いたら、卒業式の感動が一気に薄れてしまった。

口先だけのありがとうなんて、いらないぞ。
感動の同意を求めた私がバカだった。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

昨年、第3子は高校の卒業式の日にインフルエンザになり、特別に出席させていただきましたが、「早く終われ~」と母子でハラハラしました。

ところで、
息子さんの口の減らないところは、うちの主人にそっくりです。
うちの主人も、「なんでここで感動のコトパが出ないんだよ~」とイライラします。
あまりに口が悪くて、私はまだ主人に口で勝ったことないんです。悪質業者の方が、ずっとやりやすいです。


投稿: R | 2014年3月21日 (金) 22時30分

ご子息様のご卒業おめでとうございます。今年は桜の開花も早く目にも嬉しい春ですね。

今朝の朝日新聞の先生の教育費に関する記事を読み、いつもながらの分かりやすい内容にとても参考になりました。手取り収入に対しての教育費の占有率が分かると今後の指針も立てやすくなります。我が家もご多分に漏れず早期教育をしておりますので、色々なことが新しく始まる春、夫婦で相談していこうと思います。ありがとうございました。


投稿: 40代ママ | 2014年3月23日 (日) 11時03分

こんにちは、楽しみに拝見しています。
次男さんの軽妙な語り口、とってもいいですねsun
畠中さんのお仕事に対する姿勢や、活動を眺めているお子さんには、頼もしいおかあさん像がしっかりあるんでしょうね(o^-^o) 何でも言えるって いいわぁ
お互い、よそのご家庭が『隣の芝生』ですね。

投稿: ともこ | 2014年3月24日 (月) 15時46分

40代ママ様
再びコメントを頂戴しまして、ありがとうございます。
〉ご子息様のご卒業おめでとうございます。
いえ、ウチの息子は中2でして・・・・今年は卒業する子どもはいないんです。
ブログの書き方がわかりにくかったですかね。
〉我が家もご多分に漏れず早期教育をしておりますので、
〉色々なことが新しく始まる春、夫婦で相談していこうと思います。
教育費で失敗するご家庭の特徴のひとつに、「夫婦の合意がない」というのがあります。
ほとんどのケースで、奥様が家計を顧みずに暴走?してしまうケースです。
そういう意味で40代ママさんのご家庭は、ご主人に相談されるという姿勢は、とてもよい心がけ(えらそうで、すみません)だと思いますよ。
たくさん、話し合われてくださいね。

投稿: 畠中 雅子 | 2014年3月26日 (水) 17時19分

ともこ様
ずいぶん!?ご無沙汰しております。
お変わりありませんか?
〉お互い、よそのご家庭が『隣の芝生』ですね。
本当にその通りだと思います。
ともこさんにそう「隣の芝生」と言われて、反省いたしました。
的確なコメント、ありがとうございました。

投稿: 畠中 雅子 | 2014年3月26日 (水) 17時22分

R様
いつもコメントありがとうございます。
いただいたメールも、きちんと読ませていただいています(返信できないのが、申し訳ないのですが)。
〉息子さんの口の減らないところは、うちの主人にそっくりです。
そうなんですか。
〉あまりに口が悪くて、私はまだ主人に口で勝ったことないんです。
〉悪質業者の方が、ずっとやりやすいです。
悪徳業者のほうがやりやすいって、「どんだけぇ??」という感じです。
ただ、ウチの息子たちは、外ではとてもおとなしいです。
完全な内弁慶ですね。

投稿: 畠中 雅子 | 2014年3月26日 (水) 17時25分

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