« 畠中雅子さんと行く高齢者施設見学ツアー | トップページ | 5月11日は朝日新聞総合住宅展示場青葉の森にて、住宅セミナーを »

世田谷区のサービス付き高齢者向け住宅を見学

昨日の中銀ライフケアに引き続き、本日は世田谷区千歳烏山にオープンしたばかりの「コーシャハイム千歳烏山」の見学に行ってきた。

コーシャハイムの「コーシャ」とは、東京都住宅供給公社(JKK)が関わっていることから、付いた名前のよう(未確認だが、それ以外、考えられないと思うので)。

コーシャハイム千歳烏山は、駅前にあった烏山団地(築50年程度だったらしい)の建て替えによる再開発で誕生したサービス付き高齢者向け住宅。

コーシャハイム千歳烏山

ちなみに、サービス付き高齢者向け住宅として義務付けられているのは、「定期的な面談(生活相談)」と「安否確認」の2つ。
それ以外のことがどこまでできるかは、運営サイドの考え方によって、千差万別。

コーシャハイム千歳烏山の見学をして驚いたのは、「看取り」まで行おうとしていること。
あくまでも賃貸なわけで、有料老人ホームであっても、看取りまで行うところは多くないはずなのに、サービス付き高齢者向け住宅で、人生の最期までを看取っていこうとするのは、「へえ~」と、素直に驚いた。

看護師もいるので、医療についてもインシュリン投与、鼻腔経管・胃ろう、在宅酸素なども受け入れが可能らしい(ただし、夜間管理が必要な人は要相談になる)。

サービス付き高齢者向け住宅としては、かなり機能が充実しているコーシャハイム千歳烏山だが、聞いて驚いたのは、抽選倍率の高さ。

すでに第1期募集が終わっていて、平均倍率は6倍とのこと。
最高倍率の部屋は29倍だったそうで、思わずバブルの頃のマンション販売が頭をよぎってしまった。

ちなみに、要介護認定や要支援認定を受けている方のほうが、倍率優遇されるらしい。
ナースコールさえ押せれば、要介護5でも入居申し込みができるといわれて、少々驚く・・・。

サービス付き高齢者向け住宅は、9、10、11号棟の3棟。
1~8号棟までは、一般の賃貸住宅だそうである。

レストランや居宅介護事業所などが1階に入っている9号棟の場合(ここが一番人気と思われる)、25.08㎡から28.86㎡のワンルームで、家賃、管理費、サービス費を合わせると、約15万円台くらいの負担。
このほかにもちろん、個人的にかかる食事代や光熱費などの負担もある。

担当者は、家賃や管理費などとは別に、15万円くらい払えるのを経済的な審査の際の目安にしているそう。
つまり、単身入居者の場合、年金や金融資産などで、月々30万円くらいの負担能力が必要とのこと(不動産などがあれば、それらも考慮はしてくれる)。

昨日、見学した中銀さんは、部屋は分譲なので、家賃負担はなく、管理費や修繕積立金、食事代、管理費(看護師も常駐)などを含めても、13万円前後の負担(光熱費や日用雑貨費などは別途かかるが)で暮らせるわけだから、その2倍くらいの負担は必要なはずなのに、平均で6倍もの抽選になるほど人気が高いとは!

提供する内容が充実していれば、費用負担は受け入れるということなのだろうか。

過去に見学したサービス付き高齢者向け住宅の中には、「こんなところには絶対に住みたくない!」と思えるところが多かったので、サービス付き高齢者向け住宅を見学しようとする意欲がわかない状態になっていたが、今回見学したコーシャハイム千歳烏山のおかげで、月々のランニングコストはともかく、サービス付き高齢者向け住宅をちょっと見直したというか、ニーズはあるのかもしれないと思った次第である。

|

« 畠中雅子さんと行く高齢者施設見学ツアー | トップページ | 5月11日は朝日新聞総合住宅展示場青葉の森にて、住宅セミナーを »

FPの仕事から」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 畠中雅子さんと行く高齢者施設見学ツアー | トップページ | 5月11日は朝日新聞総合住宅展示場青葉の森にて、住宅セミナーを »