NHK高校講座の収録に参加
数日前のことになるが、NHKの高校講座の収録に参加させていただいた。
科目は『家庭総合』で、MCはパパイヤ鈴木さんと、青木さやかさん。
大学生の男の子と女の子の2人もレギュラー出演していて、その子たちの目線で感じたことをうまく取り入れながら、カフェ風に進行していく構成となっている。
私が出演した回の放送予定は、数か月先になるのと、収録の内容については、まだ書いてはいけないはずなので、詳しくご紹介できないのが残念だが・・・
単純に「勉強として家庭科を教える」というよりも、生活まわりの話題をうまく活用して、高校生にお金や仕事について、考えてもらうきっかけになるような構成にまとまったと思っている。
実はこの番組に出させていただくきっかけになったのは、少し前、同じNHKの『エデュカチオ』に出演し、その番組をPDの方が見てくださったから。
「何かを見て、依頼がある」というのは、とてもありがたいこと。
それと今回は、家庭総合を監修されている南野忠晴先生にお会いできたのも、私にとっては大きな収穫。
南野先生は、大阪府立の高校で、男性初の家庭科教師になられた方。
もともとは英語教師をされていたそうだが、「正しいパンツのたたみ方-新しい家庭科勉強法」という著書を出されるなど、独自の目線で、生徒に家庭科を教えていらっしゃる。
「男性初の家庭科教師って、どんな人なんだろう?もしかしたら、こだわりが強くて、私の意見なんか、聞き入れてもらえないのでは!?」と少しだけ心配していたが、実際にお会いしてみると、とっても穏やかで、客観的でありながらも、生徒の目線を意識した発言をされる方だった。
「私も南野先生のような先生に家庭科を習いたかったなあ」」とつくづく思う。
正しいパンツのたたみ方ー新しい家庭科勉強法(岩波ジュニア新書)
当日の収録は2本録りで、少し早く着いたので、前の収録を見学していたが、前の回に出演されていた先生(大学院の准教授)の話がとてもわかりやすくて、「いろいろな事例を交えて、具体的に解説されているので、これなら高校生も自分のこととして、話を聞けるのではないか」と感じた。
その先生の名前も書きたいところだが、どこまで書いていいのかわからないので(おそらく放送前に書いてはいけないはずなので)、今回のブログでは、名前を伏せておこうと思う。
ちなみに私は・・・
収録が終わってから、その先生のことを検索してみたら、ますます話が聞きたくなった。
経済の話を難しく話す先生はいくらでもいるが、高校生でも理解できるように、わかりやすい事例を交えながら、やさしく噛み砕いて話せる先生は多くないと思う。
私もその先生の解説を聞いていて、自分の解説能力を磨く努力をしなければ!と思った次第でもある。
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コメント
わ~テレビの家庭科の番組に出られるなんて、素晴らしいですね。
私も健康て文化的な生活を送るには、家庭科力が欠かせないと思っています。自分の家庭を振り返っても、子どもが自活してやっていっているのを見ても。
でも家庭科が女の教科だとは思っていません。夫は料理もアイロンかけも洗濯もできますよ。スーツは自分でおしゃれ着洗剤で洗濯機で洗って、クリーニング代を節約しています 。できないのは部屋の片付けだけです。
投稿: R | 2014年7月 1日 (火) 12時21分
R様
こんばんは。本日もコメントありがとうございます。
高校講座のテレビ版って、見たことがなかったのですが(そりゃそうですよね!?という感じですが)、高校生に向けて発信している情報が、私自身にもとても勉強になりました。
放送開始後は、ずっと観れるそうなので、お時間のあります時に、見ていただければと。
忘れていなければ、放送開始もお知らせします。
でも、忘れる可能性が高い気がします。。。
投稿: 畠中 雅子 | 2014年7月 1日 (火) 23時37分