過去のコラム

家族と健康 vol.15 (高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.15 娘の引越し

先月、娘は二十歳の誕生日を迎えた。
社会保険事務所から国民年金に加入するための書類が、選挙管理委員会からバースディカードが届いた。もう堂々と飲酒もできる成人になったのだ。
これで子育ては終ったかなぁ?と思うと、大きな役目を成し遂げたようで本当に嬉しい。

そして、今月末から、わが家の生活は一変することになる。 娘が1人暮らしを始めるからだ。

4月に大学2年生になってから校舎が変わり、通学に2時間かかるようになった。
交通費も1ヵ月で3万円近くかかる。
ちなみに、わが家では娘におこずかいを渡していないので、奨学金とバイト代で本人が負担している。
月曜日から土曜日まで、毎朝5時に起きて自分でお弁当(節約のため)を作って7時前には電車に乗り、帰宅は夜9時か10時。バイトの日は夜11時近くになる。
バイトの時間を確保するのも難しく、課題レポートの提出日は寝る時間がなくなってしまうこともある。教職課程をとってないのに、けっこう忙しいらしい。
寝過ごして1時限目に間に合わない日もあり、とうとう限界を感じたのか、「通学の時間がもったいない」と言って大学の近くでアパート住まいをすることになった。

すでに大学の近くで1人暮らしをしている友人から、5万円位で生活できると聞き、その気になったようだ。
自分でも必要な費用を見積もり、家賃3万円の物件を探し始めた。
ネットで調べた後、不動産屋を3~4件回り、もちろん物件も見に行き、結局、家賃33000円+管理費1000円のアパートを借りることにした。値引き交渉もしたが、失敗したという。意外な行動力に親もビックリ!
今は、ガスコンロや冷蔵庫など最低限の必要なものを、いかに安く調達するかで悩んでいる。カーテンは布を買って自分で縫うとのこと。
ここまで、私は多少アドバイスを求められることはあっても、手は貸していない。

大学に入学した時、2年生から遠くなることは覚悟しており、一時は、どうせ我が家は賃貸住まいなので一家で引っ越すか?という案も出た。しかし、かかる経費や諸事情を考え、何より、自治体から借りている奨学金が無くなるうえ一括返済しなければならないと知り、家族全員で引っ越す案は却下となった。

また、友人とルームシェアするという案もあったが、色々とトラブルになって困ることが多く上手くいかないのが現実だと、複数の人に言われたそうだ。
確かに、いまどきの1人っ子は、食事付き家賃タダの住まいで自由に暮らしているのだから、他人と共同生活するのは、かなりストレスを感じるだろうと想像できる。
(けれど、それでは結婚できないかも・・・。ひょっとして、最近の晩婚化と少子化の原因のひとつかな?と、ちょっと気になるが)

様々な紆余曲折はあったものの、いつの間にかたくましく成長し、大人になった娘を見ていると、幼かった頃がとても遠い昔に感じられる。また同時に、子離れできない親の気持ちも、何となく理解できるような気がする。
おそらく一番淋しい思いをしているのは、夫に違いない。
「アパートを決めたから保証人になって」と言われた時は、さすがに動揺している様子だった。

娘が独立すると、夫婦2人の暮らしになるが、慣れるまで多少は時間がかかるだろう。
新婚時代を思い出し、たまにはデートでもしてあげようかしら?と考えている。


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悪がき日記 vol.17 (畠中)

vol.17 15年にも及んだ保育園の送り迎えが終了!

 2006年の3月で、15年もの長きにわたった保育園の送り迎えが終了した。「とにもかくにも、果てしなく長かった・・・」というのが、保育園時代の感想である。20代の後半から始まった送り迎えが、40代まで続くとは本人も予想していなかったが、この送り迎えが私の子育ての中で、一番シンドイものだったと記憶されるのは間違いないだろう。
 何故なら私の場合、毎日何らかの締め切りを抱えている。しかも夜型の私は、夜中に原稿を書いていることが多く、当然、朝は眠い。もともと低血圧で朝は弱いということもあり、半分寝たままの状態で、何度も車にぶつかりかけながら、体力を振り絞って送っていった日も数え切れないほどあった。最後の1年間は、「あと○○日で送っていくのが終わる・・・」と指折り数えていたくらい、送り迎えのなくなる日を待ち望んでいたのだ。
 保育園時代とは違って、現在、朝は登校班で勝手に行ってくれる。当たり前なのだが、それだけのことが、うれしくて仕方がない。体力的にも、かなり楽になった。帰りは兄と2人で、学童保育から帰ってくる。今年小4になった兄は、学童保育が終了する予定だったが、運の良いことに今年から、4年生に「特例保育」の制度ができた。兄を一人で帰宅させると、ゲームに熱中してしまうため、兄も特例保育に通わせている。
 そのため、同じ建物内の学童保育に通っている小1の弟と一緒に帰ってくる。2人だけなのだから、横に並んで歩けばいいものを、弟が前、兄が後ろに「縦に並んで」帰ってくる。「2人下校班」みたいだ。そんな2人の様子を見ていると、微笑ましいとともに、ようやく子育てが一区切りついたように感じている。
 ちなみに、下の二人が通っていたのは、東京都北区の赤羽保育園。通えるエリアでは人気の高い保育園だったので、「保育ママさん(生後57日目から)」⇒「無認可保育園(1歳から)」を経由して、入園できるまで待機した。兄は3歳児クラスから、弟は2歳児クラスからの入園だったが、待機して良かったと思える園であった。
 そういえば赤羽保育園の入園待機中に、おかしなことを経験した。私がアルバイトの人を雇ったら、入園の優先順位を表す点数を下げられてしまったのだ。なぜ、点数を下げられたかというと、自営業は主に夫がおこなうもので、アルバイトなどの雇い人が入れば妻の仕事は楽になるという考えに基づいているから、らしい。私は、自分が雇ったアルバイトの人よりも入園の優先順位が低いというおかしな状態になってしまい、その状況を区役所の保育園係に出向いて説明して、点数を元に戻してもらったことがあった。自分のときも不思議に感じたが、妻がフリーランスで働いている家庭が増えている現在でも、同じシステムなのだろうか。
 余計な話をしてしまったが、振り返ってみれば、赤羽保育園を選んで良かったと思い続けながら、保育園生活を終えることができた。園長先生をはじめ、保母の皆様、職員の皆様、長い間お世話になりました!息子は無事に小学校に通っています!(しかも、小4の兄よりも心配ごとが少なくてすんでいます)。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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えとせとら vol.16 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。
vol.16 時代で変わる価値観

先日、プロ野球解説で有名な関根潤三氏の講演会がありました。 私は野球好きという訳ではありませんが、どんな話しが聞けるのだろう?
と興味津々で聞きました。

王、長島、松井、落合、清原など有名選手のマル秘エピソードはもちろん、スカウトの裏話しなど、テレビでは聞けない話しが満載でした。
スポーツ選手は、何よりも素質が大切で、先天的に持っているものが金・銀・銅の選手がいるそうです。金の中にも上・中・下とあって、磨けば光るのに練習の嫌いな金の人は多いのだそうです。そして、プロに入り高額な契約金をもらうと酒と女で身を滅ぼす人も少なくないとか・・・。

チームに金の人が2人いると、お互いがライバルになるので理想的。そういう時は優勝する可能性が高くなるということです。ただし金の人が3人以上いると、なぜかトラブルが起きるそうです。
銀の人も必要だそうですが、銅の人は練習熱心なのに練習するほど磨り減ってしまう。だから、そういう人には関根さんが就職先を見つけてあげて、残酷なようだけれど、早く野球から足を洗わせるように仕向けたのだとか。
銅の人は才能はなくても、真面目で努力家で体力があるので、社会人として立派にやっていけるというお話でした。
就職先を紹介した人とは、今でも交流が絶えないのだそうです。意外な側面を知り、ちょっと感動しました。

ところで、関根氏は、現在79歳。見た目は若々しいですが、プロ野球がこんなに盛んになる前の時代に生まれた人です。あと少し早く生まれたら戦地へ行っていたとのこと。
大学野球で活躍し、実業団に就職が決まっていたのに、プロ野球ができるというので、恩師や先輩から「プロ野球の球団に入れ!」と言われ、渋々プロになったのだそうです。
関根さんの父親は、社会人として野球をやることには賛成でしたが、プロの選手になることには大反対だったそうです。
「スポーツを金にするなんて、とんでもない」というのが反対の理由で、関根氏のお父様は、息子がプロ野球の試合に出ている姿を、とうとう一度も観ずに逝ってしまったそうです。
関根さんにとって、それが何より心残りだったとのことです。

今の時代なら、我が子がプロ野球の選手になることに反対する親は、多分いないでしょう。しかし、野球解説者という職業もまだなかった当時は違ったのですね。 なんだか、不思議です。

話題は変わりますが、数日前、テレビでリリーフランキーに密着した番組を観ました。
リリーさんの母親は、息子が箸やエンピツの持ち方がヘンでも直さなかったそうです。
「持ちやすけりゃそれでよか」と母親は言っていたそう。でもリリーさんは、とても上手な字や絵を手で書く人です。持ち方は関係ないのでしょうか?
それとも、のびのび育てた結果、才能が開花したということでしょうかね?

親子の関係は微妙で、子育てって本当に奥が深いもの(こういう解釈でいいのかわかりませんが)と、今さらながら気付かされます。

そして時代が変わると価値観も変わり、これも親子関係に影響を与えます。
親が良かれと思っていても、本当に子どもにとって良いことなのか?
長い目で考えることは、とても大切なのではないでしょうか。
なかなか難しいことですが・・・。

余談ですが、ウチの夫は娘に「公務員になれ!」とか言ってます。
いまどき、なぜ・・・???



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親業ハーフタイム vol.4 (中上)

vol.4 受験生の親はたいへん

 「受験生の親はたいへん」という言葉をよく聞くが、自分が受験生の親になるまで、正直何がそんなにたいへんなのかがわからなかった。高校を決め、勉強をするのは本人。親は体調管理をするくらいのものだと考えていた。ところが、すべてが終わった感想は、「たいへんだった!」の一言に尽きる。


理由その1。学校が多すぎる!
 長男に行きたい高校はあるのかと尋ねても、はっきりと返事をしない。むしろたくさんありすぎてわからない様子。そこで、電話帳のような高校案内を買い込み、1時間以内で通えそうなところをピックアップして読んでみる。が、東京だけで何十校とある。
 最初は真剣に読んでいても、だんだん疲れてくる。いつしか、「特徴をつかもう!」→「どの学校もいいところはある」→「どこも同じ?」という心境に。自分が原稿を書く仕事をしているせいか、「こんなにたくさんの学校案内を書き分けるのってたいへんだな~」→「何人くらいで担当したのかな?」→「この文章、ちょっと演出が入っているかも…」と、だんだん学校案内の見方が変わってくる。イケナイ!


理由その2。入試システムが複雑!
 高校入試のフルコースを体験するなら、私立推薦、公立推薦、私立一般、公立一般の4パターンがある。何度も受験のチャンスがあってよいようにも思えるが、合格しなければ長丁場に。親子ともモチベーションを保ち続けるのはなかなか厳しい。高校によっては願書提出期間がとても短かったり、入学手続き金の払い方がさまざまだったり。専用のスケジュール表を壁に貼り、家族で確認できるようにしておかなければ、うっかり忘れてしまいそうだ。

理由その3。公開される情報が意外に多い!
 高校のホームページ、合同相談会(フェア)、高校案内本、学校見学会、学校の独自相談会、説明会、公立高校の志願者状況など、進路情報はたくさんある。情報があれば知りたくなるのが人の心。親が下見をして候補をしぼった後に子どもに見学させると効率的だが、下見に行けるのは1日1~2校だ。

 長男の場合は、急に推薦入試を受けることになったり、直前で志望校を変更したり、波乱万丈な3カ月だった。今年は桜の開花後、花冷えの日が続き、長らく余韻が楽しめた。3年後はどのような気持ちでこの桜を眺めることになるのだろうか。


中上直子

子どもにかけるお金を考える会

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家族と健康 vol.14 (高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.14 人生はわからないもの

「人生は、わからないものですね」この言葉は、うちの娘宛に今年届いた年賀状に書かれていた一文。
その年賀状の送り主は、娘がまだ小学生の時に、あるサマーキャンプで知合った文通だけの友達(昔風にいえばペンフレンド)で、娘と同じ歳の女の子。
その年賀状に対し、うちの娘も「大学生になるつもりはなかったのに大学生になったのだから、本当に人生はわからない」というような返事を書いていた。
若干19年の人生で、先のことは予測できないことを悟っているのか?と考えると、ちょっと笑ってしまった。

考えてみると、予測できない思いがけないことは次々に起こっている。私自身はもちろん、夫も娘も、そして誰もが「思いがけないことに対応しながら」生きているのだ。
どんなに思いがけないことが起きても、複数の選択肢を考え、その中から自分が一番良いと思う方法を選ぶ力が「生きる力」なのかもしれない。
我が子に、この「生きる力」をつけてやるのが、親の役割だと思う。さらにいうなら、子どもたちの「生きる力」を養うのは、周りの大人たちの責任ではないだろうか?
しかし「生きる力」を付けないまま大人になってしまう人が案外多いのかもしれない。

大雑把に分けて2つのタイプの人間がいるような気がする。安定や安全を好む人と、変化を好む人。
私はどちらかと言えば「変化を好むタイプ」だ。
専業主婦が退屈に思えたり、転職を何度もしているのは、そのせいだろう。
うちの夫や娘も、たぶん変化を好む方だと思う。
その証拠に、夫も転職を何度もしているし、娘はアルバイトを次々と変えている。
基本的にわが家では、色々な職業や職場を経験するのは良いことだと考えているのだ。

娘は大晦日から元旦の午前3時まで、東京ミレナリオの誘導係りのアルバイトをやって、その後友人と初詣に行き、その日の午後、夫の実家(群馬)へお年玉をもらいに来た。
さすがにこのハードスケジュールは若い体にもきつかったようで、元旦の夜から2日は嘔吐と発熱でダウンした。
群馬の祖母(夫の母)は「夜中まで働くなんてもってのほか」という意見で、娘と私が叱られたが、夫は「娘が自分の限界を知るいい経験になった」という意見で、私も同感だ。

事実は一つでも、考え方は色々あるのだ。

どれが正しいといえないことが、人生にはたくさんある。
思いがけない出来事があった時、自分がどう思い、次に同じようなことがあったらどうするか、常に考えることを習慣にすることが、「生きる力」を強くするのではないだろうか?

こんなことを思いながら、2006年がスタートした。
さて、今年はどんなことが起きるのだろうか?
何となくワクワクしてしまう私は異常なのかも?

<追伸>
このコーナーを読んでくれている方から「ご主人の仕事どう?」とよく聞かれるのでご報告します。 おかげさまで再就職しました。
一時はずっとフリーで仕事をしていく覚悟をして、会社をつくる計画もありましたが、とりあえず、(ひょっとして短期間かもしれませんが)会社員をすることになりました。
これで、わが家の貯蓄残高が減っていくことに、少し歯止めがかかるでしょう。
やっぱり収入は「安定」している方がいいですね。


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湘南スリーボーイズ vol.13 (菅原)

vol.13 カブ

朝ごはんのたんぱく質は、卵かけごはん・・・とうことで、生卵をひとつの器に入れて食卓に置いた。
次男が手にした卵の方が大きかったらしく、三男が文句を言う。「あ゛~!、そっちの方が大きい!!」

もう、どっちだっていいじゃないの、それくらい! と、一瞬、腹ただしくなるが、忙しい朝のひと時、怒っている時間がもったいない。
親が知らん振りしていたら、次男は、あっさり「いいよ、取り替えてやるよ、ほら。」と、大きいほうの卵を三男に渡した。

これは、すごい。ずいぶんお兄ちゃんらしくなったぞ。
「すごぉい。今、お前のカブが上がったねぇ。」

「カブ?オレ、カブ持ってないよ。」
「そう?持っているよ。見えないけどね。」
「上がるものなの?」
「そうそう・・・」

しばらく話をしているうちに気がついた。

次男が思い描いていたのは「蕪」。
国語の教科書で「大きいカブ」を習ったので、おじいさんとおばあさんと孫と犬と猫とネズミが引っこ抜く、大きなカブラを想像したらしい。そして、なんで、あのカブが上に上がるの???とわけがわからなかったらしい。

で、カブの説明に入った(時間がないのに・・・)。
カブは株。その人の評価のことで、株が上がると言えば、評価や人気が上がること。
で、会社が発行している株式の説明もしかけたのだが、何せ時間がない。

ところが、次男はあっさりと理解した(本当にではないが)。
「人生ゲームにある、あの「カブ」ね。」

私が子どもの頃の人生ゲームには、お金と約束手形しかなかったものだ。
この「約束手形」について、サラリーマンの親に尋ねても納得できる答えはなく、ずーっと理解できないものだった。

今のゲームには、お金と約束手形、株式やその他の証券もあるらしい。
通っている学童保育所にあるゲームなので、最新式ではないようだが、30年間でずいぶん中身は変わったようだ。

クリスマスプレゼント、電子ゲームをサンタクロースにねだっている子ども達だが、 人生ゲームにしてもらえるよう頼んでみようと思っている。間に合うかな?



菅原直子

子どもにかけるお金を考える会

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悪がき日記 vol.16 (畠中)

vol.16 子どもたちがなりたいもの

 9月、10月、11月と、目が回るくらい仕事が忙しかったので、悪がき日記もずいぶんご無沙汰してしまった。その間、子どもたちは相変わらず、親をガッカリさせてくれたが、その中から、いくつかのエピソードをご紹介しよう。

 ある時、「将来なりたいものは?」と子どもたちに聞いた。3人同時ではなく、ひとりひとり別々の機会を見つけてのことだった。3人の答えは、次の通りである。

  長女→ニート(働かなくてすむから)
  長男→おじいさん(働かなくて、楽そうだから)
  次男→赤ちゃん(勉強しなくてすむから)

 一応、理由も書き添えてみたが、私のため息がどれほど深かったか、ご想像いただけるだろう。もともと子どもたちに過大な期待など持ち合わせていないが、就学前の次男さえも、「赤ちゃんになりた~い」などというとは・・・。ガッカリを通り越して、呆然という感じだ。

 長女の成績も低空飛行のままというか、最近、成績のひどさにも年季が入ってきた。たとえば、少し前のテストで、数学は8点だった(このことをバラすと、さすがに怒られそうだが)。そのことを聞いた私は、念のため、「何点満点のテストか」を確認した上で、「範囲の決まっているテストなんだから、せめて20点くらいは取れるでしょ!?」という、なんとも説得力のない、怒り方をした。

 すると、私と長女の会話を聞いていた長男が「お姉ちゃん、8点取ったんだ、バ~カ!」と罵った。これに対して、「5点のおまえに言われたくない!」と長女。そう。少し前に長男は、漢字のテストで5点を取って、私に叱られたばかりだったのだ。長女はその様子を耳にしていたようだ。

「2人足しても13点かぁ・・・・」

子どもに期待はしていないとはいえ、あんまりではないか、と思う今日この頃。すでに勉強が嫌いだと宣言している次男も含め、子育ての疲労感は増すばかりだ。

 勉強がダメなら、せめて早く結婚して、出て行ってくれればと思い、長女に、「アンタの好みのタイプの男性は?」と聞いた(これはちょっと、飛躍しすぎただろうか)。


すると長女は言った。
「やる気のない人がいい」
「やる気のないオンナが、やる気のないオトコと付き合って、どうするのよ!!」
「やる気を出すと疲れるじゃん!」
「そういうのは、やる気を出したことがある人がいう言葉なのよ!」

「アンタって、どこまでやる気のない人間なの!?」
「どこまでも、に決まっているじゃん!」

まるで、禅問答である。

今年の秋は、とにかく出張が多くて慌しく、睡眠不足も続いたので、「もう少し、子どもたちとゆっくり過ごせる時間を作りたい」と思っていたものの、かえってストレスが溜まるのではないかと心配してしまう私。子どもたちが仕事をすることに夢を持てるようにするためには、どういうはたらきかけをしてあげたらいいのかを、真剣に考える毎日でもある。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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親業ハーフタイム vol.3 (中上)

vol.3 夢と現実

東京国際女子マラソンで、高橋尚子選手が復活した。定期テスト中の長男も、しばし観戦。ケガを負いながらも意表をつくスパートで見事に優勝した“Qちゃん”のインタビューは、私の心に響いた。「今暗闇の中にいる人も、夢をあきらめないで」。

 ただ今長男は受験という先が見えない暗闇の中。志望校という夢はあるものの、その手前には成績という現実がある。成績を上げるためには勉強をするしかないのだが、9月末までサッカーの公式戦に出場していたため、勉強は10月になって始めたという状態だ。

 遅いスタートになったのは、長男の所属するサッカーチームがクラブユース選手権(U-15)の全国大会に出場したことや、その後の高円宮杯でも関東大会の一歩手前まで進んだことも影響しているのかもしれない。ただし、全国大会出場という「夢」の前にも長男は出場メンバーから漏れるという「現実」があった。また、全国大会に出場し、高校のセレクションに臨んだチームメートでも、全員が合格通知を手にしているわけではない。

 レベルは違うが、世界記録と金メダルの両方を手に入れた高橋選手でさえ、陸上をやめてしまおうかと思った時期があるという。それでも復活できたのは、本人の強い意志と、ハードな練習、それを支えるスタッフや応援者がいたからだ。Qちゃんのインタビューをどんな気持ちで長男は聞いていたのだろうか。意思と準備と環境。この3つがピタリとそろったときに、夢は現実になるのかもしれない。



中上直子

子どもにかけるお金を考える会

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悪がき日記 vol.15 (畠中)

vol.15 韓国ババア

いきなり何だが、最近私は、子どもたちから「韓国ババア」と呼ばれている。
説明するまでもなく、韓国ドラマにはまっているからである。

特定の俳優の(熱烈な)ファンというわけではなく、ドラマそのものにはまっている。KNTVを視聴するようになってから、ドラマ熱はますますヒートアップ。新作の韓国ドラマが、日本語字幕付きで見られるからである。ちなみに現在は、「グリーンローズ」(コ・ス主演)というドラマにはまっている。韓国企業を舞台に、罠に陥入れられた誠実な青年の復讐劇だ。

少し前までは「マジック」(カン・ドンウォン主演)のドラマにはまっていた。
家族の縁に恵まれない青年が、自らの野望を果たすために、愛していない女性と結婚しようとするが、本当に好きな女性を忘れられずに、苦悩するドラマであった。随所にマジックが登場するのも、ドラマの見どころ。
余談ではあるが、「マジック」に出ていたヤン・ジヌくんが、日本のお昼のドラマに出ていて驚いた。マジックに出ているときから、「端正な顔の男の子だなあ」と思っていたのだが、日本のドラマで日本語を話していたことに、驚いたのである。ここ数年、日本のドラマをまったく見ていないので、日本の番組の情報にはかなり疎くなっているのを、改めて実感した。

はまったドラマで、DVD化されているものは手に入れるようにしているので、DVD代の出費がかさんでいる。日本語字幕のないもの(その場合、英語字幕付きを買う)も多いため、手に入れたものの、一度も見ずじ まいのDVDがかなりある。英語字幕のDVDを見るだけの、時間的、精神的な余裕がないのに(要するに、私は英語が苦手)、DVD代だけで軽く100万円を超えている。あるいはもっとかかっているかもしれないし、雑誌代なども含めたら、ものすごい金額になっていると思うが、コワくて、足し算などできない。

最近は、韓国ドラマの合間をぬうように仕事をしているため、睡眠不足が加速。寝不足でフラフラしながら、原稿を書いていることも多い。ドラマを見ずに原稿を書けば、もっと原稿が進むのかといえば、そうとは言えないのも、不思議(?)なところだ。

このような状態が続いているので、子どもたちに「韓国ババア」と呼ばれているのだが、何と言われても、今のところ、言い返す言葉がない。いつまでこの状態が続くのか自分でも想像がつかないが、子育てと仕事に追われ続けて、自分だけの時間をあまり持てなかったので(と書くと、主人には映画だ、コンサートだ、野球観戦だとよく出かけているじゃないか、と言われそうだが)、今の状態は意外に気に入っている。やはり人間は、息抜きの時間がないといけない。それに、子どもたちからババアと言われるのには慣れっこだし、最近では 「韓国ババアの時間だ」といって、KNTVが視聴できるテレビからどいてくれるようにもなった。こんなことで 子どもを褒めても、何にもならないが。

自分のためだけにお金を使っては悪いと思い、長女には前々から習いたがっていたドラムを習わせることにした。
下の二人には「体育家庭教師」をつけた。体育家庭教師は、最近新聞などで取り上げられることが多くなっている体育専門の家庭教師で、鉄棒や跳び箱など、子どもの苦手なものを教えてくれたり、各家庭で望む競技のトレーニングをしてくれる。運動嫌いの長男に、鉄棒などを教えてもらうために頼んだのだが、5歳の末っ子も一緒に習っている。夏のあいだは外でのトレーニングがキツイので、最近は、プールに連れて行ってもらっている。
二人とも若くてやさしい(しかも、イケメン!)、先生との時間を楽しみにしている。

長女はドラムのほかに、アコーディオンも習いたがっている。アコーディオン教室とはいかなるものかを思い、アコーディオン体験にも行ってみたが、アコーディオンという楽器は想像していたよりも高価なものだとはじめて知った。
う~ん、いくらの楽器を買ってやるべきか、悩ましいところである。

私のDVD代に、長女のドラム教室&アコーディオン代、子どもの体育家庭教師代(長男には別に家庭教師もいる)など、我が家の出費はますます重くなっている。人さまに教育資金のアドバイスをしているのだから、この先、教育資金がもっと重くなる時代に備えて、今のうちは出費を控えるべきかも・・・と思いつつ、相変わらず、無計画な出費をしている今日この頃である。反省だけは、いつもしているんですけど。



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湘南スリーボーイズ vol.12 (菅原)

vol.12 働く?

次男は3年生。

彼は、今、欲しいものがある。5000円を超えるゲームソフトだ。ゲームボーイアドバンスのムシキングらしい。
でも、それを買うだけのお金は持っていない。

1年近く前からムシキングにはまっており、毎月300円のおこづかいは店頭にあるゲームにつかっていた。お年玉は、プラモデルを買うのに取り崩していた。
貯金箱も財布も、ほとんどカラの状態だった。

彼は、ある日、公告でゲームソフトの発売を知った。
「買ってくれないよな~、もうすぐクリスマスなんだけど、プレゼントにどうかな?、あ~それともサンタさんに頼もうかなぁ・・・」頼むともなく、ひとりごとのように言っているのだが、ひとりごとにしては声が大きい。

そこで、持ちかけたのは「仕事」。
毎月のおこづかいのかわりに、お手伝いに対してお金を与えようと言ってみた。
1年生の三男とのおこづかいの金額で整合性がとれず、どうやって次男のおこづかいを当初の月300円からもう少し増やそうかと考えているところだったので、私にとっても、「金額の大きな欲しいもの」ができたのは、渡りに船だった。

お風呂の浴槽を洗って10円。食器を洗って10円。食器を拭いて10円。その他、毎日は発生しないけれど、親が手伝って欲しいことが生じたら、そのたびの値段交渉とした。

本当は、家族なのだから、家事は手伝うのが当たり前。家事を手伝ってお金がもらえるのなら、私も夫も、子ども達から洗濯代や食事代を取れると言うものだ。

私は、お手伝いに対しておこづかいを与えるのには、実はどちらかと言えば反対の立場だった。夫も同様。

でも、「労働」と「お金」の関係を教えるよい機会だ。
ずーっとというわけではなく、ゲームソフトの金額という上限を決めて働かせることにした。 実は、この「子どもにかけるお金を考える会」とは別に、神奈川県を中心に活動しているグループで子ども向けの経済教育を行っている。そこで次男は、ゲーム「おこづかいでプレゼント」と紙芝居「チョコバナナ」を体験した。お金を貯める大変さと貯めたときの喜び、お金を得る重要な手段としての労働。単純なゲームや紙芝居だが、おもしろそうに参加していたから、きっと学んだことが生かせるのでは?という期待もある。

今、学童保育所から帰ってくると、まずは、お弁当箱と水筒を出して「ごちそうさま~」。それから、おもむろに風呂掃除に取り掛かる。朝食の食器が食器かごに入ったままだと、これ幸いと拭き始める。私が使ったコーヒーカップを嬉しそうに洗う。

そして、「ママァ~、今日は30円分働きました。」と報告にやってくる。

毎日、10~30円分を働き、時には、私がたたみそびれていた洗濯物の山をかたづけて、プラス10円稼げたと喜んでいる。

野球部に入っている長男や、まだまだ泥んこになって帰ってくる三男の汚れ物の量は半端ではないのだが、その山をかたづけても10円しか請求してこないのが、なんとも言えずかわいい。

401Kのマッチング制度を真似して、次男が貯めた金額と同額を上乗せしてもいいかな・・・と考えている。そうすれば、3ヶ月後にはゲームを買える計算だ。でも、まだ、本人には内緒ですけれどね。



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親業ハーフタイム vol.2 (中上)

vol.2 進路決定のホイッスル

 中3の長男は受験生である。自覚はまだない。ところが学校からは、早々に「進路進学通信」という手引きが配布され、将来の進路パターンや高校受験までのスケジュールなどのプリントをもらって来る。1学期末の面談に備えて、進路アンケートも提出した。それには次のような質問があった。

「あなたは将来どのような人生を送りたいですか」
「あなたは将来どのような仕事をしてみたいですか」
「そのためにはどのような準備(資格など)が必要だと思いますか」

 最初の質問に、長男は「平日は仕事をして、休日は趣味を楽しむ生活」と書いた。2番目の質問は、空白のまま。小学生のときなら「サッカー選手」と書いたはず。提出期限も迫ってきたので「サッカーに関わる仕事ってどう?」と助け舟を出したら、すぐに飛び乗ってきた。3番目は「コーチや審判の勉強」だったように思うが、そそくさとしまい込んでしまったので定かではない。

 「面談の資料としてはあまり参考にならない回答だなあ」と思いつつ、私の心は複雑だ。大人は子どもに「夢は大きく持て」と言う。でも、夢を追い続けて(夢が見つからなくて)成人しても定職に就かない若者が増えると、社会問題になる。夢と現実の折り合いをどうつけていくか。「平日の仕事」の中身を探す長男の旅は、これから始まろうとしている。



中上直子

子どもにかけるお金を考える会

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FPマムの事件簿 vol.1 (中上)

vol.1 3年ぶりの電話

 3年前に不妊治療の取材を受けていただいたTさんから突然電話があった。
自分の記事が掲載された書籍をあやまって処分してしまったのだが、手に入れる方法はないかとのこと。出版社に問い合わせをしたがもうなかったので、取材者だった私の電話番号を見つけて連絡をして来られたのだった。
 このときの取材はアンケートと電話でのやりとりだけだったので、私は思い出すのに時間がかかった。Tさんの記憶をもとに私の本棚からそれらしき書籍を探す。何しろプライベートな内容の記事なので、書籍には匿名やイニシャルの表記しかない。「これじゃない」「これも違う」……電話の向こうのTさんと私の二人三脚の捜索で、その記事は見つかった。
現在はママになり、今2人目を妊娠中というTさん。 「でも、そのときの気持ちを忘れたくなくて」。欲しかったものを手に入れてしまえば、それは「日常」になってしまう。Tさんの一言は、私に忘れかけていたものを思い出させてくれた。



中上直子

子どもにかけるお金を考える会

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湘南スリーボーイズ vol.11 (菅原)

vol.11 はじめてのおこづかい

 三男は小学1年生。

 ガシャポンやムシキングをしてお金を使うことは知っているし、兄達がおこづかいもらうのを羨ましそうにながめているし、そろそろ、三男にもおこづかいを定期的にやろう・・・と考えた。

 長男は年俸制、次男は月給制で失敗した。「大金」に目がくらみ、パーッと使って、後はがまんする・・・ということがあった。失敗により学んだことはあったものの、あえて失敗させることもないだろうと、三男には週給制を採用。毎週、月曜日の夜がおこづかいの支給日だ。金額は100円。月に400-500円になる。これは、2学年上の次男の月額300円より多い。次男からはしっかりチェックが入った。次男とは現在、こづかい額の交渉中である。

 週給制は、とても面倒だ。たった100円のために、まるまる20分も時間を取られる。3回目にして親の方が嫌になってきている。

 しかし、三男には楽しい時間らしい。お金はもらえるし、お兄ちゃん気分が味わえる。おこづかい帳を書くのも楽しいようだ。鉛筆と消しゴム、私が用意したこづかいセットを持って「おこづかい、くださ~い。」とやってくる。何より、週に1回ということは、使ったモノを覚えていられるので、こづかい帳の残高と、実際に持っているお金の額が合わないというストレスはまったくない。このストレス、残高が合わないと、親の方に発生する。子どもを責めてしまいがちなので、そんな自分が嫌になるのだ。でも、今のところ、このストレスは感じずにすんでいる。

 本当は、お金をもらったり使ったりするたびにいっしょにこづかい帳をつければよいのだ。でも、それは簡単なことではない。親の方だって、家計簿をなかなかつけられずにいると言うのに、マメに子どもに付き合うエネルギーなんて持ち合わせていない・・・

 数字の書き順をまちがって覚えていることを発見したり、お金を数えさせるとけっこう大きな数字まで知っていることに感心したり、こづかい帳をつけさせるメリットは大きい。こづかいをやるのは、こづかいを通してお金の役割を伝え、やりくりを学ばせることが目的なのだが、親子のコミュニケーションにも役立ちそうだ。

 そして何より、おこづかいをもらう時は「ありがとう」と言う・・と三男自身が申し出て、「おこづかいの約束」ができたことが、いちばん嬉しい。



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悪がき日記 vol.14 (畠中)

vol.14 「下の動物園」に行きたい息子

少し前。

末っ子が上野動物園に遠足に行った。

遠足の日の保育園からの帰り道、末っ子に動物園での様子を聞いたら、いろいろな動物の話をしてくれたので、「楽しかったんだな」とホッとした。
そんな会話をしていたとき、
「あのね、ママ。今回ボク、下の動物園には行けなかったんだ。だから今度、下の動物園に連れて行って欲しいんだけど」と言われた。
「ええ?下の動物園???」と一瞬悩んだが、上野動物園のことを、上の動物園だと勘違いしているらしい。
「○○ちゃん、残念だけど、下には動物園がないのよ」と私。
「じゃあ、真ん中の動物園は?」
「真ん中もないのよ(位置の問題じゃ、ないんだよ!)」
「何で、上しかないの?」
「上下(うえした)の問題ではなくて、『上野』は場所の名前なのよ」
今ひとつ、納得していない様子だったが、会話を無理に中断した。
上があるんだから、下もある。
う~ん、なるほど。
子どもの発想って、おもしろいものだ。

次は笑ってはすませられない長女の話。

怠け者の長女の部屋は、新居に引っ越しても、相変わらず汚い。
そんな長女と、先日こんな会話を交わした。トイレのタオルに関する会話である。
「2階のトイレは子どもたち専用なんだから、トイレのタオルはあなたが取り替えなさいよ」と引越し早々、言い聞かせておいた。
長女もうなづいていた、はずだった。
ところが、3ヶ月くらい経っても、私が引越し当初にかけたタオルがそのまま掛かっていたので、「いくらなんでも汚いでしょ!いい加減に交換しなさい!!」と長女を叱った。
すると長女は、「ああ、それ。そんなに心配しなくても大丈夫だよ」という。
「何で大丈夫なのよ!?」と私。
すると長女は「引っ越してきてから、トイレで手を洗っていないもん。だからタオルは、汚れていないはずだよ!」
「・・・・・・」と私。
それ以降、長女の手にさわるのはできるだけ避けている。
おい!手を洗っていないことのほうがずっと汚いじゃないの!!

溜め息モノの長女と末っ子のあいだに、ある日こんなことがあった。

6月に入ってから悪がき二人は、主人にカブトムシを買ってもらった。
カブトムシが家に来た日、末っ子はうれしくて姉の部屋に見せに行った。
ところが、虫ギライの長女は、「見せないでえ~!」と、顔も向けてくれない。
「ねえねえ、おねえちゃん、すごいでしょ!これ、○○(自分の名前)のなんだよ」 など、末っ子はしつこくくいさがる。
そのしつこさにキレた長女は、末っ子を怒鳴りつけた。
「私が、何年ぶりに勉強していると思っているのよ!!」
その大声を聞いた主人と私は、
「次に勉強するのは何年後になるかわからないから、おねえちゃんの勉強の邪魔をしないであげて」と末っ子にやさしく諭した。
そういう風に頼んでしまった自分が情けなかった。

3月に新居に引っ越してから、3ヶ月が経過したが、その3ヶ月のあいだにもいろいろなことが起こっている。
工事ミスもたくさんあって、「家を建て直すって、本当に大変なんだなあ」と実感しつつも、苦労した分だけ、オリジナルな家ができたことに満足している。
たとえば、風呂好きの主人のために3階に岩風呂を作ったのだが、この近くで岩風呂のある家はあまり?ないだろう。
岩風呂のために、石はわざわざ伊豆から運んでもらった。
3階の南西の角がお風呂という家も、珍しい気がする。何しろ、家で一番日当たりのいい場所に、お風呂があるのだから。
資金面では予定よりかなりオーバーしたものの、徐々に新しい家に馴染んできた今、建て直してよかったと思っている。
この家で、子どもたちと心穏やかに暮らせれば・・・いいのだが、相変わらず子どもたちを怒鳴りながら、ドタバタとした毎日を送っている。



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家族と健康 vol.13 (高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.13 奨学金、その後

自治体の入学資金と奨学金の申請結果は、1ヶ月足らずで通知が来た。どちらも審査が通り、早速、親の預金口座に入学資金が、娘の預金口座に2ヵ月分の奨学金が振り込まれた。
なお、奨学生には奨学金証書が発行され、その授与式も行われた。

大学に入学して数日後、奨学金の説明会があった。今年は参加人数がとても多かったらしい。
学生本人が説明を聞いて書類をもらい、全ての手続きは本人が行う。
親は所得証明や納税証明、印鑑証明など、必要な書類をそろえるのみ。

大学には奨学金申請の窓口があり、その担当者(私と同年代の女性だそう)が、超無愛想で、はっきり言って感じ悪いようだ。やはり、簡単に奨学金はもらえないシステムになっているのか。

4月募集の奨学金は3種類。
第一希望は、返還不要の30万円が支給される大学オリジナルの○○大奨学金。
第二希望は、日本学生支援機構の第一種奨学金(無利息)。
第三希望で、同機構の第二種奨学金(きぼう21プラン)を申請した。
ちなみに、日本学生支援機構は、平成16年4月に誕生した独立行政法人で、以前は日本育英会だったところ。
http://www.jasso.go.jp/

結果は・・・
第三希望だった。
「そうだよね。私より可哀想な子がいたもの。」と娘は、妙に納得していた。
借りられない子も多かったようなので、第三希望でもありがたい。
この奨学金は一時金ではなく、本人の預金口座に毎月振り込まれる。
貸与月額は、3万円、5万円、8万円、10万円のコースから申請時に選ぶ。
「返済が大変だから」という理由で、本人が3万円コースを選択した。
それでも4年間の貸与総額は、144万円。在学中は無利息だが、「奨学生のしおり」に卒業後の返済計画が具体的に載っていた。
参考までに、今年の利率は0.72%で、返済予定総額は151万3,883円になる。返済回数は156回(13年)、毎月の返済額は9,704円の予定。
ただし、これは変動金利。この金利が今後どう変わるのか、とても興味深い。本人にも社会情勢を知るためのいい勉強になるに違いない。
また、卒業後は、奨学金返済のために、絶対に働かなければならない。返済が、働くことへのモチベーションになる効果も期待している。

大学というところは、ただ出席して、講義(授業)を聴くだけではない。与えられた課題に沿った資料を自分で探して調べ、レポートを書いて提出するという作業を次々にこなしていく。
先日も国立図書館まで資料を探しに行った。
「大学って、もっと暇かと思った・・・」と溜息を漏らしながら、かつてないほど、机(ほとんどパソコン)に向かって“勉強”している娘。
最近の我が家では、「民族学」とか「文化人類学」や「中国の歴史」などについての話題が盛ん。私はちょっとついていけないが、なかなか良い雰囲気。

余談になるが、最近、若い人に出会うと、「親から『勉強しなさい』ってよく言われた?」と聞くことにしている。
不思議なことに、優秀な人ほど「いいえ、言われたことありません」という返事。
この法則は、どの位の割合で当てはまるのか、今後も調査を続けようと思う。

それから、もう一つ。
小中学校で不登校だった娘の友人。今年から、ライターになる専門学校に通学している。すっかり人格が変わり明るいキャラになった。「昔の自分に決別した」と言っていたそうだ。
たとえ子どもの頃、色々あったとしても、どんな大人になるかは、本当にわからない。長い目で子どもの成長を見守ることが大切なのだと実感している。


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アトランダム・仕事便り vol.14 (畠中)

vol.14 『なぜかいつも幸せな人のお金のルール』 絶賛?発売中です

 5月25日に最新刊となる『なぜかいつも幸せな人のお金のルール』を、幻冬舎から出しました。
 たくさんの方からお金に関するご相談をお受けしていると、情報に振り回されるばかりで、大切な ルールが身に付いていないケースによく出会います。貯蓄や運用の知識も、持っているに越したこ とはありませんが、それよりも大切なことは、貯蓄や運用は、「自分が幸せになるための手段でしか ない」のを理解することではないでしょうか。貯蓄や運用が人生の目標ではないからです。
 でも、年金不安が高まる中、「運用してお金を殖やさなければ、老後は安心して暮らせない」など と思い込んでいる人もたくさんいます。現実には運用していても、思うように殖えていなかったり、少 しばかり殖えても老後の不安は解消されていないケースはたくさんあるのに、です。お金だけで、人生の幸福度が決まるわけではないと私は考えていますが、自分にとって必要な分のお金がない のも不幸なこと。自分が幸せになるために、適度なお金を持てる方法や自分に合ったお金との付き合い方を考えてもらうことを目的に、本書を執筆しました。
 ご相談を受けていて気づくことは、運用する、しないに関わらず、自分なりの価値観をきちんと持った上でお金と付き合える人は、不安感の少ない生活を営めるということ。本書ではさまざまな具体例 を取り上げて、お金との付き合い方をご紹介していますので、本屋さんで見かけたら、ぜひぜひ、手に取ってみてくださいね。
 実際に本を買ってくださった方は、こちらまでご感想をお寄せください。必ず、お礼のハガキをお送りします。

楽天ブックのページへ http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/0003569030/

 なお、今月(2005年6月)は『最新版 ネコでもわかる住宅ローン入門の入門』を中経出版から出します。2年ほど前に出した住宅ローンの本を、最近の住宅ローン事情に合わせて書き直したものです。こちらもぜひ!



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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えとせとら vol.14 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。
vol.14 ニート

保育園または幼稚園→小学校→中学→高校と、ここまでは、割と当たり前のように進んでいくが、高校から先への選択肢が大きな悩みどころだと思う。

就職するはずだったウチの娘は、親の期待(早く自立してほしかったのに)を裏切り、なぜか大学生になってしまったが、娘の友だちの進んだ道は本当にバラバラ。

就職したらしいという子もいれば、大学生になった子、専門学校へ行っている子も多い。そして、大学に行きたかったけど不合格になってしまった子もいる。娘が中学生の時、とても仲が良かった○子ちゃん、超ハイレベルな大学を受験したが、残念なからダメだった。

私:「○子ちゃん、今どうしてるの?」
娘:「ニート」
私:「えっ? そうなの?」
娘:「予備校にも行く気もしないし、バイトもしてなくて、毎日ゲームにハマッてるんだって」

○子ちゃんは、小さい時にお母さんを亡くし、おばあちゃんと暮らしていたが、今年からお父さんと暮らすために、引っ越して行った。頭が良くて、本当にしっかりしたいいお嬢さんという印象がある。その子が、今話題の“ニート”をしているとは・・・。

18歳といえば、外見はすっかり大人と同じ。たぶん、居酒屋でお酒を飲んでいても、違和感はないだろう。(絶対ダメだけど)
しかし、心(内面)はまだまだ子どもなのだ。自分でどうしたら良いか決められないことも、たくさんあるのではないだろうか。
そんな時は、まわりの大人、特に両親の存在は大きいに違いない。自分の気持ちや、長所や苦手なことを理解してくれて、寄り添い、限られた条件や選択肢の中で、一緒に最善と思われる道を探してくれる、そういう助けが必要だし欠かせないような気がする。

それと、もう1つ。考える時間も必要なのだろう。受験勉強に明け暮れ、目標に向かって全速力で走っていたら、ちょっと休みたくなるのは人間として当然のこと。
ニートを肯定するわけではないが、○子ちゃんにとっては、これからの長い人生をどう歩んで行きたいのか、ゲームをしながらも、きっと考えているのだと私は信じている。



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アトランダム・仕事便り vol.13 (畠中)

vol.13 ESSEパソコン家計簿が「SOFTPLAZA実用ソフト賞」を受賞しました!

 ライフスタイルごとに適正な家計バランスを360パターンほど提案していることは、以前にこの仕事便りでご紹介したとおり。今回、360パターンの家計バランスを組み込んで、「BIGLOBE」で販売している「ダウンロード版 ESSEパソコン家計簿」が、【SOFTPLAZA実用ソフト賞】を受賞しました。これは半年ごとに、いくつかのジャンルで「優秀なソフト?!」が選ばれるそうです。
「SOFTPLAZA賞って、いったいどんな賞なんだろう?」と思って紹介記事を見たら、パソコン超ウルトラオンチの私でも知っている「筆まめBB」が大賞に選ばれていたので、「『筆まめBB』が選ばれるような賞なんだ!!」と、ちょっと感激。その紹介記事が下記のアドレスに載っていますので、興味のある方は、ぜひ、ご覧ください。

http://softplaza.biglobe.ne.jp/text/2005sp/splaza_awd6/splazaawd6_index.html

また、3月11日から販売している「パッケージ版 ESSEパソコン家計簿」が、現在店頭で販売している家計簿ソフトのなかでは、何とNo.1の販売を記録しているのだそう(これは、担当者の話によると)。実際に私自身は、パソコン家計簿を使っているわけではないので(担当の方、ゴメンナサイ!)、今ひとつ、実感に乏しいのですが、売れないよりは、売れたほうが良いので、とってもありがたいことだと思ってます。このサイトの読者の中に買ってくださった方がいれば、感謝の気持ちを伝えたいと思います!ありがとうございます。
最近は、雑誌などの紙媒体の仕事よりも、ネット上の仕事のほうが良い反応が返ってくるケースが増えています。パソコンが苦手な私にとって、つい紙媒体の仕事を優先してしまいがちなのですが、これからはネットを介した仕事にも力を入れていきたいと考えています。
とはいうものの、ホンネとしては「パソコンオンチが治る薬って、ないものでしょうかねえ」という感じ。パソコンオンチぶりをひとつご紹介すると、何年か前までは、エラーメールに対して「間違って送信したことを教えてくださって、ありがとう」という返信メールを出していたほどです。主人がそのことを知ったときは、しばらく固まってました。自分で振り返っても、あまりに情けないです・・・。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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悪がき日記 vol.13 (畠中)

vol.13 悪がき二人が拡大鏡で見ていたもの

長男「でっけ~え」
次男「大きいねえ~」

悪がき二人がカガミを覗き込みながら、さかんに「大きい」という感想を述べている。
「いったい何が大きいのだろう?」と思って近づいてみると、2人ともパンツを下ろして、拡大鏡にアソコを映していた。

私は見なかったことにした。

別のある日。トイレに入っていた主人が「ぎゃあ~」と叫んだ。
「どうしたのよ?」と私。
「こっ、こいつが・・・」と、下にいた長男を主人は指差している。
悲鳴の原因を確認すると、トイレで用を足していた主人の股間に、いきなり長男が顔を突っ込んだらしい。驚いた主人は、長男の頭に自分のモノがかからないようにしたら、トイレがびしょぬれになったらしい。

私はこれも見なかったことにした。

そういえば数年前。
お風呂に入っているときに、主人が「ぎゃあ~」と叫んだことがあった。
そのときは、主人に向かって、悪がき二人が同時にオシッコをひっかけたそうだ。
「俺は電信柱じゃないぞ!」と怒っていたことを思い出した。

電信柱事件?の頃は、「バカなことはやめなさ~い!」と、いちいち叱っていたが、最近は見ざる、聞かざるに徹している。毎回かまっていると、疲れるだけだし、親の反応が面白くてやっている部分もあるからだ。

このあいだも、次男と次のような会話をした。
次男が、私のことを「ババア」と呼ぶので、「ババア、と呼んだときには返事をしないことにしたから」と言い返したら、しばらく考えた次男は「ババア姫」と呼び変えた。
「『姫』をつけたって、駄目なのよ」と私。
「じゃあ、なんて言えばいいの?」と次男。
「ママって、ふつうに呼べばいいじゃないの」と私。
「あっ、そうか」と次男。
「改めて気づくなよ」
とっても虚しく、発展性のない会話だった。

そんな次男があるとき、「○○(自分の名前)、イルカが見たいなあ」と言った。何かのテレビで、イルカと触れ合っている場面を見たのかもしれない。
そういった次男に対して、私は「ねえ、○○ちゃん、イルカと若いお姉さんと、どっちと触れ合いたい?」と聞いた。
「若いお姉さんに決まってるじゃん」

「聞くんじゃなかった・・・」と心の中で反省していたら、「そんなわかりきったこと聞かないでよ」と長女にしかられた。

私自身も、ときどき子どもたちをからかってみたくなるのだが、そんなときは必ず長女が「バカな親」という冷たい目で私を見ている。子どもから見ても「つまらないことばかり言っている親」なのだろう。

今回は、あとふたつ長男ネタを。

家庭教師の日は、長男だけが私の仕事場に来て勉強する。勉強する前に二人で外食をすることにしているのだが(ふだんは長男とだけ一緒に居てあげられる機会がないので)、2人でお寿司を食べていたある日のこと。

長男が突然「早く、じいさんになりて~え」と言い出した。
私「何で、いきなりおじいさんなのよ??」
長男「だって、働かなくて良くて、楽そうじゃん!」
すると、私たち親子の会話を聞いていたらしい、隣に座っていた見知らぬおばさんから「あんた、若いのに何言ってるの。これから頑張って働いて、オバさんたちを養ってくれなくちゃ駄目じゃない!」と言われた。
ごもっともだが、お寿司屋さんで、見ず知らずの人にお説教されるとは思わなかった。

お寿司屋さんの帰り道、ドトールコーヒーに立ち寄った。ロイヤルミルクティーを持ち帰りたいと言った私に、定員さんは次のように聞いてきた。
店員「ティーパックはどうしますか?」
私「そのまま入れておいてください」
長男「ティーバックって、パンツのことでしょ?」
私「バカ!ティーバックじゃなくて、ティーパックよ」
思わず大きな声で訂正してしまったら、狭い店舗中に聞こえてしまい、周囲の人が笑いをこらえていた。答えるんじゃなかった。

とまあ、相変わらずのバカ親子、健在である。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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家族と健康 vol.12(高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.12 少子化を実感

前回に引き続き、娘の大学受験のおはなし。

一度目の大学受験(実は短大)に失敗し、二次募集(今はB日程という)で、大胆にも4年制を受験。 絶対に無理と思っていたら、なんと!合格してしまってびっくり!!!
娘がB日程で受験した某美大の芸術学部芸術学科は、9名が受験、7名が合格、2名補欠という結果。なーんだ、全員合格?
つくづく、少子化なのねぇ・・・と実感した。

たぶん合格できないだろうと予想していたので、その後の選択肢を色々と考えていたが、思わぬ結果になり、急に大金を用意しなければならなくなった。
3月22日の夜に合否の通知が来て、23日に書類一式が届いた。28日必着で入学のための書類を送付し、お金を振り込めと書いてある。
その額、115万3,000円!あら、まぁ・・・。
そしてこれは、入学金(33万円)と設備費や前期分の授業料だ。後期分は、10月3日までに80万9,000円払うことになる。
さらに来年の3月に、また前期授業料など82万3,000円払わなければならない。 これが4年も続く。。。

いったい全部でいくらなのか?
1年目が196万2,000円、2年目以降163万2,000円、4年間トータルで685万8,000円。
さらに、通学のための交通費を計算したら毎月3万円もかかることが判明。ガーン!
まったく予定外の出費。
娘には学費の予算は300万と、ずっと言い聞かせ、それを承知で私立の高校に行き、その分は全て使いきってしまったのに。
人生、計画通りにはいかないものだ。FPのくせに、本当に情けない。

以前、このコーナーで書いたとおり、昨年10月に夫が失業し、現在もまだ失業中。 お恥ずかしい話だが、雇用保険の基本手当(失業手当)だけでは足りないので、貯蓄を取り崩しながらの生活である。

いくら娘には「貸してあげるから返して」と言っても、貸す資金さえ危ういかも。それも簡単に返済できる金額ではないし、親子間での借金は踏み倒される可能性が高い。

そこで、まずは自治体の入学資金の貸付制度と奨学金制度を調べ申請手続きをした。

入学資金の貸付は親が借りる制度で、限度額は90万円。一方の奨学金は、進学する本人が毎月2万円を最高4年間にわたり借りる制度。どちらも無利息。

しかし、この申請がなかなか大変。
入学資金を借りるには連帯保証人が必要。連帯保証人が、市内に住んでいれば、添付書類は源泉徴収票のみでOKだが、市外なら住民票と納税証明書がいる。さらに審査が通ったら印鑑証明も。

奨学金の方は、連帯保証人は親でよいが、添付書類として成績証明書、卒業証明書、健康診断書、入学を証明する書類(合格通知など)が必要なのだ。

入学資金の申込み締切りは、3月31日。奨学金も申請→審査→決定してからの支給になるので、少しでも早い方が良い。
したがって、ここ数日、バタバタだった。

しかし、よく考えてみれば、学費の貸付制度や奨学金制度に詳しくなる絶好のチャンス。こんな機会は二度とないのだ。 大学独自の奨学金も色々ある。ぜひ調べて申請し、その実態をこのコーナーでご紹介したいと思う。


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家族と健康 vol.11(高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.11 ドンデン返しの進路変更

 高校へ進学する時は、クラスで1番早く決めてしまった娘だったが、今年の4月以降、高校卒業後の進路がまだ決まらない。

小学生の時から勉強が嫌いなので、「大学なんて絶対行かない」と言い切っていた。だから、就職するはずだった。
ところが、イザあと数ヶ月で高校を卒業し、もう勉強しなくていいという現実が目前に迫った時、急に勉強に未練を感じたのか、学生を続けたいという気持ちになったらしい。

今年の1月になってから、突然「大学に行きたい」と爆弾発言された。
「大学に行って何を勉強したいの?」と聞くと「哲学と心理学」という答え。
「あっ、そう・・・」としか言えない私。何だか妙な敗北感に包まれた。

そこまできっぱり言われては、親として「行くな」とは言えない。むしろ、父親(夫)は「やっぱり大学へは行くべきだよ」なとど応援する姿勢を見せている。(自分は中退したくせに・・・)

という訳で、資金計画を修正しなければならない。
ただし、学費は親が100%負担するのではない。あくまでも借金として娘に貸し付ける。
娘には、「私たち(親)の大事な老後資金を貸してあげるから、絶対に返してね」といいつつ、まず、受験費用(3万円)を財布から出した。

しかし、世の中甘くない。
わずかばかりの試験勉強で、合格などできるはずもなく、受験費用は無駄になった。
まだ3月にB日程(2次募集)があるという。再び、受験費用を財布から出す。これがいったい、いつまで続く?

ひょっとして、これがパラサイトへ続く道か?
次回のご報告を、お楽しみに。


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妊娠・子育てのお金 vol.3 (坪川)

vol.3 後期の妊婦健診

 妊婦健診…妊娠28週 
とうとう28週、妊娠8ヵ月に入った。腹囲は91cmで、以前とあまり変わっていないが、体重がなんと、3週間前より2kgも増えてしまっていた!これはかなりまずい。ここ数日ひどい便秘で、「便秘も影響しているのかも」と言い訳がましく担当医に言うと、便秘だと1kgぐらい増えてしまうこともあるそうで、便秘薬を処方してもらった。
いつものように超音波で赤ちゃんを診ると、顔の表情がかなりはっきり見えた。鼻やほっぺのふくらみなどもよく分かる。体重は1308gということだった。そして、内診を受けると、子宮の入口までの長さが、今の週数だと3cm以上なければならないのに、3cmを少し下回っているらしく、早産に注意するよう言われて帰った。今日の会計は、自治体の中期超音波検査受診票が適用されるそうで、用紙を提出して帰った。

基本診察料 216円(3割負担)
その他 207円(3割負担)
小計 420円
検査料 1,450円
その他 2,500円
小計 3,950円
病院への支払い 4,370円
薬局への支払い 390円(便秘薬)

 妊婦健診…妊娠30週 
いよいよ30週に突入した。妊婦生活もあとわずかなような気がしてくる。腹囲は94cmだか、体重は2週前より1kg減っていた。よかった~。超音波では、赤ちゃんは1700gぐらいらしい。体重は着々と増えている。子宮口の長さも、前とほとんど変わらないらしい。助産師さんからは、年末年始で食べ過ぎたり、動きすぎたりしないよう注意された。やはり、この時期は赤ちゃんの体の機能が未熟なため、早産にならないよう気をつけなくてはならないということだった。

基本診察料 720円
検査料 510円
その他 2,500円
病院への支払い 3,730円


 妊婦健診…妊娠32週 
寒さのせいか、おなかの張りが頻繁に起こるようになった。室内で体を動かしている時はそれほど感じないが、いったん外へ出ると、おなかがキューンと締められるように感じる。上の子は秋生まれなので、夏はこんな張りを感じなかったが、冬生まれだとやっぱり違うな、と思う。実は、上の子が生まれてから8年というもの、ほとんど大そうじができなかったので、年末は頑張ってしまったため、おなかの張りも、気にはしていても、ついつい動きすぎてしまっていたのだ。
いつも通り超音波を受けたが、赤ちゃんの体重は2100gにもなっていた。2週間で400gも増えていてビックリ。ちなみに、私の体重も1kg増えていた。年末年始で食べ過ぎたかとちょっと反省。内診の結果は、これまで言われていた子宮口までの長さは、ほとんど変わっていないらしい。つまり3cm前後ということらしいが、今日の担当医は「問題ないですね」と言う。数ミリで違うのか、それとも医師によって判断が違うのかよく分からないが、これまで早産を注意されていたのが、今日はまったく何も言われなかったので、少し安心した。

基本診察料 720円
検査料 1,450円
その他 2,500円
病院への支払い 4,670円

 出血のため受診(妊娠33週) 
前回の健診から5日目、なんと出血してしまっていた。自覚はまったくなかったのだが、昼前に出血に気づいた。前の妊娠でもこんなことはなかつたので、かなり動揺してすぐに病院へ連絡。午前中の診察になんとか間に合った。
内診を受けた結果は、たぶん子宮からの出血だろうということだった。子宮口までの長さは27mmということで、やはり短めらしい。5日前は大丈夫だといわれていたのに……。さらに、おなかの張りがないかどうかも診るため、分娩監視装置を40分ほどつけたが、その結果、自覚はまったくなかったが、子宮の収縮が起きていることが分かった。小さなグラフの山だが、周期的にいくつかできている。こんなことは、この時期にはあってはいけないことらしく、安静のために入院を勧められた。突然の入院という言葉に動揺してしまったが、「なんとか、家に帰らなければ」という思いでいろいろ言い訳を言ってその日は放免してもらい、子宮に細菌が入らないよう、膣剤を処方された。

基本診察料 216円(3割負担)
検査料 1,470円(3割負担)
その他 207円(3割負担)
小計 1,890円
検査料 180円
病院への支払い 2,070円
薬局への支払い 340円(膣剤2錠)

 経過観察のため受診 
出血から2日後、経過観察のために受診した。この日はすぐに分娩監視装置をつけて子宮の収縮をチェックした。私もあまり張りを感じていなかったが、グラフにも子宮の収縮は現れていなかった。内診も受けた結果、子宮口までの長さは1mm伸びて28mmらしい。助産師さんからは、安静にするよう言われたが、今日は入院の心配はなく、ホッとして家に帰った。仕事もまだまだ残っていたので、本当に安心した。

基本診察料 216円(3割負担)
病院への支払い 220円

 妊婦健診…妊娠34週 
今日は通常の健診日。いつも通りに超音波と内診を受けた。超音波で赤ちゃんの体重を測ると、2300~2400gあると言う。内臓の直径や頭蓋の直径、大腿骨の長さなど、測る場所によっても、また医師の測り方によっても多少ズレがあるそうだが、大きめな赤ちゃんには違いないと言われた。34週でこの大きさに私もビックリした。私の体重は、2週間前より300gぐらいしか増えていないのに……。どこから成長しているのか?ちょっと不思議だ。 内診では、やはり子宮口までの長さはあまり変わっておらず、37週になるまでは安静にということだった。

基本診察料 720円
検査料 4,690円
その他 2,500円
病院への支払い 7,910円

 妊婦健診…妊娠35週 
早産気味だということで、毎週健診が入る。今日も超音波と内診を受けた。赤ちゃんの体重は2500~2600gらしく、着々と体重が増えている。また大きめな赤ちゃんだと言われた。私の腹囲は96cmと、ここ3週間ほどは変わっていないが、かなり胃が圧迫されて、横を向いても、上を向いても寝るのに苦しい。毎日、なかなか眠れないうえに、明け方には必ず目が覚めてしまう。これは、生まれてくる赤ちゃんのために、今から睡眠サイクルがそうなっているのだと聞いたことがあるが、赤ちゃんがいない間はぐっすり休みたいものだ。
子宮の入口までの長さは、これも変わっていないらしいが、もう35週になったので、今週もてばOKということだった。今日は、膣の細菌検査と、後期の血液検査を行って帰った。

基本診察料 720円
検査料 12,900円
病院への支払い 13,620円

坪川仁保

子どもにかけるお金を考える会

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悪がき日記 vol.12 (畠中)

vol.12 ようやく、新居に引越し

 このホームページでも触れたことがあるが、我が家は現在、自宅の建て直しをしている。建築家コンペからスタートした建て直しは、さまざまなトラブルに見舞われたものの、ようやく新居に戻れそうなところまでこぎつけた。ところで、新居に戻るための引越しの話をしていたときのこと。

長女「パパのエッチビデオとエロ本はどうするの?引越し屋さんに運んでもらうの、恥ずかしいじゃん!」
私「そのうち、子どもたちの名前が書かれたダンボール箱ができるから、そんなことあなたが心配しなくいいのよ」
長女「私の名前をつけるのだけは、絶対止めてよね」
私「イヤなら、自分で言っときなさい」
長女「そんなこと、説明するのやだよ。ママから言っといてね」

と、つまらないやりとりをした。長女にとっては、捨ててもらいたいものの最有力候補なのだろう。 私は、持っているほうが普通だと思ってしまうのだが、世の中の奥様たちは違うのか。

 それにしても、数ヶ月の予定だった仮住まい生活は、1年以上に及んでしまった。鉄筋コンクリート造りのために、木造建築よりは時間がかかるというのもあるが、いろいろなトラブルが起こらなければ、とっくに入居しているはずだった。
 建て直しに関わる「すったもんだ」は、単行本として出版する予定なので、詳細は本に書くつもりだが、どんなに慎重に準備をしたり、検討を重ねたところで、「関わる人」によって、スムーズにいかないことが起こってしまうのを、痛いほど実感した建て直しでもあった。思うように進まなかったことが多かったので、イライラして、仕事に悪影響が出た時期もあったが、今回の建て直しを通して、いろいろな意味での人生勉強をさせてもらった気もしている。

 引越しが終われば、住宅ローンの返済が始まる。今回のローンは20年で組んだが、何年短縮できるのだろうか。住宅ローンの返済が始まる前から、繰上げ返済のシミュレーションをしているところでもある。


《長女ネタ・おまけその1。》
さて、今回は長女ネタをあとふたつ、ご紹介しよう。

長女があるとき、「ねえねえ、ママ。聞いてよ」
私「また何かやらかしたの?(条件反射的に、確認してしまう私)」
長女「家庭科の授業でね。お米の研ぎ方の話になったの。そのときね。『お米って、塩で研ぐんだよね?』って、聞いた子がいるんだよ」
私「洗剤で洗うんだよね、って言った子はいなかった?」
長女「それはいなかったんだけど、塩で研ぐと主張した子に、『違うよ、ゴマで研ぐんだよ。だって私んちのご飯って、 いつもゴマが入っているんだから』と言い返した子がいた」
私「あなただけじゃないんだね。頭がちょっと弱いのは・・・・・・」


《おまけその2。》
長女が友達と池袋に遊びに行ったときのこと。
長女「ねえママ。私、今日ね・・・」
私「何かあったの?」
長女「友達と歩いていたら、キャバクラ嬢にスカウトされちゃった」
私「へえ~、ずいぶん年上に見られたもんだねえ。っで、スカウトされて、なんて答えたの?」
長女「義務教育中の子を働かせてもいいんですか、って言ったら、向こうが黙った」
私「そりゃ、黙るだろうね・・・」



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妊娠・子育てのお金 vol.2 (坪川)

vol.2 中期の妊婦健診

 妊婦健診…妊娠18週 
18週というと、妊娠中期に入る。先週から、なんとかはいていたジーンズも履けなくなり、マタニティウエアを着るようになった。こんな服を着ていると、おなかも目立つようだ。誰からも妊娠していることが分かり、びっくりされることが多くなった。
健診では、腹囲が91cmにもなっていて、私もビックリ! 一人目の時と比べて、二人目のほうがおなかが大きくなるのが早いようだ。いつも通り超音波と内診を受け、やはり子宮筋腫が3~4個と、子宮の出口あたりにも小さいものが1つあることを知らされた。

基本診察  720円
検査料 1,450円
その他 2,500円
病院への支払い 4,670円

 妊婦健診…妊娠22週 
今日の健診では、腹囲が89cmと、前回より少なくなっていた。測る場所などによって違いがあるのかもしれない。今日は超音波で、「性別はどちらか、聞きたいですか?」と聞かれたので、「はい」と答えると、「女の子ですね」という返事だった。やはり私の予想通り!超音波の顔写真ももらったが、女の子と聞くと、女の子らしい顔に見えてくる。赤ちゃんの成長も順調で、週数どおりらしい。今日は、エイズなどを調べる血液検査を受けて帰った。

基本診察料 720円
検査料 10,070円
その他 2,500円
病院への支払い 13,290円

 妊婦健診…妊娠25週 
今日は健診と超音波外来という外来の2つを受けた。健診では、いつものように超音波と内診を受けたが、やはり子宮筋腫の位置と大きさを言われた。左の下腹部がつれるような痛みがあるのだが、そこにも筋腫があるために痛いらしい。私が喘息があるということで、発作に備えて呼吸器内科も受診の予約をし、発作時の吸入薬を処方してもらった。喘息発作が起きると、赤ちゃんにも酸素が届かなくなり、危ない状態になってしまうらしいのだ。
健診の後は、また別の部屋で超音波外来を受けた。おなかの上から超音波でいつものように診るのだが、頭の中から足の先まで、くまなく異常がないかを診ていくのだ。手足、顔の奇形のほか、心臓には4つ部屋ができているか、腎臓などの内臓も横から輪切りにしたように診ていく。背骨に沿って動脈・静脈が走っているのもよく見えて、その中の血流量も調べていく。また、脳の中までも血管をとらえてその血流量も調べている。「血の巡りが悪い」なんて表現があるが、まさに血流量が悪いと障害の可能性があるらしい。ただ、脳内の血管は細く、なかなかとらえることが難しいらしい。何度も、何度も、多分10分ぐらいはやっていただろう、血管らしき線(赤・青の色で見える)に当てて血流量を調べているが、思うようには見えなかったようだ。血流量はグラフで表示されるのだが、臍帯や赤ちゃんの背骨の血流は平均的だったが、脳の血流は平均的とは言われず、でも「異常ありません」という答えだった。この検査は本当にオドロキで、かなり面白かった。こんなにすごい検査を受けたのに、会計が安かったのも驚きではあった。

基本診察料 216円(3割負担)
その他 207円(3割負担)
小計 420円
検査料 1,450円
その他 2,500円
小計 3,950円
病院への支払い 4,370円
薬局への支払い 620円(喘息の吸入薬)

 内科受診 
今日は、喘息発作に備えて、同じ病院の内科を受診した。夜間発作が起きて病院に行った際に、連携がスムーズにできるようにということらしい。ふだんから発作が頻繁に起きることはなく、飲み薬も常時服用しているわけではないので、これまで飲んでいた薬の説明だけで診察は終わった。

基本診察料 216円(3割負担)
病院への支払い 220円


坪川仁保

子どもにかけるお金を考える会

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親業ハーフタイム vol.1 (中上)

vol.1 造形教室ってどんなところ?


造形教室の月謝 3,000円~1万円
(材料費込みで月4回6,000円程度が多い)
入会金 なし~1万円

子ども対象の造形教室は、講師の自宅、カルチャースクール、幼稚園の課外教室などで開かれています。そんな中、「自宅の近くで費用も手ごろで、子どもが楽しめるところ」というワガママをかなえてくれるのが、公共施設を拠点にした、サークル形式。今回はそんな教室をのぞいてみました。

「アトリエ宝島」は、東京都国分寺市の本多公民館を拠点に、保護者が運営するサークル。週1回、子どもたちは講師の指導を受けながら、お絵描きや工作などの課題に取り組んでいます。この日の小学生クラスでは、「ゆず」と「羽」のモチーフを筆ペンで描き、水彩絵の具で色をつける作品に取り組みました。先生のお手本を見ているときや、道具を出して好きな場所を陣取るまではにぎやかな子どもたち。でも、半紙に筆ペンを走らせ始めると表情は真剣です。


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「できたよ、見て!」
「色は何を使うの?」
「好きなものも描いていい?」

線描を終えると口々に先生に話しかけ、水彩絵の具で色をつけていきます。線の太さ、タッチ、色の混ぜ方、水の量など、同じものを描いても、子どもたちの絵にはみな個性があります。1人ひとりが仕上げていく絵をみながら、子どもの間を回って指導する講師。完成した作品は壁に貼って飾り、お迎えのおうちの方にも見ていただきます。おうちの方に誉めてもらった子たちの満足そうな笑が印象的でした。 



アトリエ宝島の月謝 3,500円
お問合せ YFA14788@nifty.com



中上直子

子どもにかけるお金を考える会

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アトランダム・仕事便り vol.12 (畠中)

vol.12 イサイズで「家計簿見せて!見せて!」が2004年の生活サイトNO.1に!

 リクルートが運営している「イサイズ」というサイトの中に、もうすぐ結婚するカップル向けの「ゼクシィNet」というサイトがあります。私はこのサイトの中で、「あなたの家計簿見せて!見せて!」というコーナーの家計診断をしているのですが、なんとこのコーナーが「2004年のイサイズの生活サイト」の中で、アクセス数ナンバーワンに輝いたらしいのです。

 イサイズのコンテンツの多さを考えると、私の担当しているような小さいコーナーが生活サイトのナンバーワンになるというのは「奇跡!」に近いのではないかと思いますが、個人的にはホントにうれしい限り!です。毎月読んでくださる方も多いようなので、心から感謝!いたします。

 「あなたの家計簿 見せて!見せて!」は、毎月1組ずつ、新婚カップルの家計診断をしており、家計診断の文章量は「全体で300字」という短いもの。実際にはなかなか300字には収まりきらずに、長めになってしまうのですが、コンパクトな記事のほうがサイト上では読みやすいんだなあ、と改めて感じました。

 ファイナンシャルプランナーという仕事は、雑誌や新聞などで見かけていただいたり、本を出したり、講演会を開いたりして派手な仕事のように勘違いされることもありますが、実際には調べものばかりしている、とても地味な仕事。それに、実際には仕事の結果を褒められる機会にはなかなか恵まれません(恵まれないのは、私だけ?かもしれませんが)。そんなこともあって、コツコツと続けてきたコーナーが地味ながらアクセス数が好調という事実は、これからの仕事の励みになるんですね。

 でも、仕事というのは不思議なもので、「これはきっとヒットする!」と思ったものが期待はずれに終わることが多く、そのいっぽうで、コツコツと地味に続けているもののほうが読者をつかんだりします。もちろん、仕事はうまくいかないことのほうが多いわけですから、ときどきうれしい知らせがあることを願って、仕事を続けるしかないと思う今日この頃。ご参考まで、下記に「あなたの家計簿 見せて! 見せて!」のアドレスを貼り付けておきますので、興味にある方はぜひ、ご覧下さい。


http://zexy.net/newlife/money/kakei/kbm.html



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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えとせとら vol.13 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。

vol.13 高齢社会

私が会員になっている「高齢社会をよくする女性の会」では、毎年、年末恒例のシンポジウムがあります。
毎回このシンポジウムでは、高齢社会における様々な問題を取り上げています。
興味のある方は こちら をご覧ください。


高齢社会といえば、つい先日、こんなことがありました。
JR池袋の改札を出ようとした時、大勢の人ごみの中で、
「あのー、すみません。池袋に行くにはどうすればいいですか?」と超高齢のご婦人(おばあさん)に呼び止められました。
どうやら、おそらく、ボケている様子。耳も遠かったため大声で次のような会話をしました。

私:「ここは池袋ですよ。どこに行きたいのですか?」
ご婦人:「デパートに行きたいのです。」
私:「デパートは2つありますけど・・・?」
ご婦人:「西武へ・・・。」
私:「それなら改札を出て右ですよ。」

すると、ご婦人は「どうもありがとうございます。」と深くおじぎをされた。 ボケていても会話は意外に成り立つのだなぁ・・・、と感心しつつも、その後の彼女がどういう行動をしたのか?目的をはたしたのかしら?家に無事に帰れるのかしら?それとも、駅員さんや警官のお世話になってしまうのかしら?と、少し気になりました。
これから、似たような体験をする機会は、間違いなく増えるでしょう。その時、どう対応するのが一番適切なのかを、考えておく必要があるのではないかと思います。
都会で生活していると、他人のことは気にしない習慣が自然に身についてしまっています。けれども、これからは、そういう訳にもいかなくなるかもしれません。
現在、地球上の人類が、今まで経験したことのない高齢社会になりつつあります。しかも、その先頭を走るのは、私たち日本人なのだということを強く認識する必要があるのですから。



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悪がき日記 vol.11 (畠中)

vol.11 子どもたちの発言に、ハラハラ、ガックリ…

我が家の子どもたちの情けない発言は、悪がき日記でもすでにご紹介してきたが、今回は「最新作」をいくつかご紹介しよう。


まずは長女。 家庭科の授業にて。
先生「○○さん(長女の名前)、油揚げは何からできていますか?」
長女「キツネの皮です」
一瞬シーンとしたあとに、教室中に大爆笑が起こったらしい。
当たり前だ。そもそも、いなり寿司にできるほどのキツネが、どこにいるんだ!? この話は、運悪く(?!)弟たちも聞いていた。それ以来、いなり寿司を見かけるたびに「おねえちゃん、これはキツネの皮じゃないよ」と、弟たちにクギを刺されている。ちなみに長女は、いなり寿司を食べるたびに、「キツネって、かわいそうだなあ」と思っていたそうだ。カンニンしてくれ。

もうひとつ、長女の話。
2学期の期末試験で数学の点数を聞いた私は、思わず「それは何点満点の試験なの?」と聞き返してしまった。そして、100点満点のテストだという当たり前の事実に、私はものすごく驚いた。情けなかった。
さらに社会のテストでは、「バチカン王国」を「バカチン王国」と書いたらしい。お前が、バカチンだ!
この答えを見た先生からは、「誰か、間違えるかもしれないとは思っていたけれど、やっぱり○○さんだったのね」と、ヘンに納得されたらしい。トンチみたいな答えを書くのはいい加減にやめろ!と強く言いたい。


次は長男。
2年生になってからの体重の増え方が気になったので、保健の先生と対応策を話していたときのこと。
「今みたいなペースで体重が増えてしまうと、将来、女の子にモテないよ。好きな女の子とも、結婚できないかもしれないよ。そうなったら、どうする?」と私は長男に尋ねた(この質問をすること自体、方向性が間違っていたかもしれないが)。すると長男は、「大丈夫だよ、ウチのおやじだって、結婚できたんだから」とシラッと答えた。
その答えを聞いた私は、「つまんないこと言ってんじゃないの!」と怒りつつ、ふと見たら、保健の先鋭と栄養士の人が必死に笑いをこらえていた。恥ずかしかった。

最後は末っ子。
居酒屋チェーンの「天狗」で、家族で食事(?)をしていたときのこと。
私がちょろちょろしている末っ子に「いい加減に座りなさい!」とどなったら、末っ子が「うるせんだよ、ババア」と言った。
ババア呼ばわりされるのは慣れているので、「あっそ、親の言うことなんて、全然聞かないんだから・・・」と私は何気なく答えた。
ところが、ふと気づくと、周囲の様子がおかしい。店内が静かになっていて、皆で私たちのほうを見ているのだ。5歳児が可愛らしい声で、「うるせんだよ、ババア」といったことに店内中が驚いているらしい。それまで、大いに盛り上がっていた隣の宴会も静かになっていた。料理がとたんにまずくなった気がした。

末っ子の「ババア発言」は、最近の私を悩ませている。
エレベーターなどで一緒になった年配の女性などが、末っ子に話しかけてくれる機会が多いからだ。末っ子はおしゃべりだし、愛想が良いから、よく話しかけられる。そんなとき私は心の中で、「コイツにかまわないでくれ」と常に願っている。あまり会話が弾んでしまうと、エレベーターを降りるとき、「バイバイ!ババア」と挨拶してしまうことがあるからだ。
「人さまに『ババア』なんて言ったら、今度こそは絶対に許さないからね!!」と言ったら、「じゃあ、ジジイならいいの?」と聞かれた。禅問答をしているようで、とても疲れた。


 今回ご紹介したことに限らず、最近は子育てをしている中で、ため息をつく機会がとても増えている。自慢じゃないが、子どもたちを叱る私の言葉使いも、荒くなる一方だ。
悪がき日記を読んでくれた知人から、「子育て、楽しそうだね」と言われることがあるが、「ええ、まあ・・・」と言葉を濁しながらも、心の中では「全然楽しくなんかない!」と言い返している自分がいる。

「一人くらい、人さまに自慢のできる子どもはいないのか!」と思うこともあるが、親の育て方にも問題があるのだろうし、やはり子どもの様子を見守りつつ、わが身を反省するしかないのだろう。
ただし、少し視点を変えてみると、成人しても定職に就かずに親を悩ませている子どもたちの多くは(私が相談にのったケースでは)、「子どもの頃は、手のかからないいい子だった」という傾向がある。だとすれば、ウチの手のかかる子どもたちは、大人になったら逆に親を困らせない良い子になるかもしれない、という何とも無理がありそうなことに希望をつないでいる今日この頃だ。



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えとせとら vol.12 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。

vol.12 お葬式・お墓・お布施

 先日、東京法務局に行き、NPO法人の理事になる届け出をしてきた。
登記などの手続きは、素人には本当に面倒でし、複雑でわかりにくいものだと痛感した。

 そのNPO法人は「終末サポート」がメインの事業となる。 命には、必ず限りがあることを知りながら、生きている間は「死」と真剣に向き合うことは少ない。それは悲しく辛いことだから、考えたくないという拒否反応は、当たり前の心理だと思う。 また、若い人ほど「人生への執着心」は弱いけれど、歳を重ねるほど「人生への愛着」は強くなっていくような気がする。 終末サポートという事業が、理解され、受け入れられ、発展するのかどうか、まだ今はまったく想像できないが、現在は、とりあえず葬儀とお墓(埋葬)などの情報を集めているところだ。

 活動をしているうち、葬儀に関しては、とても心強い協力者と出会うことができた。 それは、フリーの葬儀相談員、市川愛さん。
彼女は、【相談員がつぶやく「お葬式」のハナシ】というメルマガを毎週発行している。

バックナンバー 
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000136564


HPアドレス 
http://www.re-lief.com

つい最近、東京新聞と中日新聞に、市川さんの情報をもとに、私が執筆した記事も掲載された。

いくらかかる?50歳からの人生 お葬式編

・家族葬なら約50万円~  http://qrl.jp/?154026
・ホテルでお別れ会  http://qrl.jp/?134239

市川さんのおかげで、私もずいぶん葬儀費用に詳しくなった。
そして、次はお墓や埋葬、お布施関連の費用について「適正額」を研究するため、情報を集めている。
現代のお墓事情は、なかなか興味深い。 また、宗教の歴史や宗派の違いぐらいは、日本人として理解しておきたいと思っている。しかし、こちらは非常に奥が深く難しいので一生では足りないかも・・・。 余談になるが、孫悟空で有名な三蔵法師がインドから中国に伝えた経典が、日本仏教の元祖だと本で読み、それを娘に言ったら「えっ、知らなかったの?常識だよ。」と言い返された。

 葬儀・お墓・お布施には、高額な費用が発生することが多い。
しかし、それらを本当に理解し、心から納得して払っている人は、どうやら少ないようだ。 FPとして、この分野に強くなって仕事の幅を広げられたら嬉しい。
そして、「終わりよければすべて良し」という言葉(ことわざ)のような人生を、微力ながらもサポートすることを私の生きがいにしようと思う。

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悪がき日記 vol.10 (畠中)

vol.10 3万6000円のオンナ

「3万6000円のオンナ」
私は10月のはじめ頃、長女をこのように呼んでいた。何故3万6000円なのかというと、9月分の携帯電話の料金が3万6000円だったからだ。

 ひと月の携帯電話代が3万6000円にもなってしまった理由は、携帯電話を買い換えたことにある。9月23日に携帯電話を買い替え、10月1日からはパケット代を定額制にしたのだが、そのわずか1週間のあいだに、ものすごい数のメールの送受信をされてしまったのだ。「定額制に変わるまでの1週間は、くれぐれもメールの使用を控えるように」と念を押したにもかかわらず、ふだんの2倍以上の請求が来てしまった。

 3万6000円分の請求書を見た私は、「よ~し、身体で返してもらおう」と長女に伝え、現在は無報酬で、末っ子のお迎えをしてもらっている。ふだんは、末っ子のお迎えを頼むたびに、1回1000円を徴収されていたが、3万6000円分の働きをするまでは、アルバイト代を払うのを止めることにした。本当はふだんのお迎えもタダにしたいのだが、タダにすると、「部活」などを理由にキャンセルされないとも限らない。イタイところである。

 多くのご家庭で、子どもの携帯電話代の負担には頭を痛めているだろうが、持たせないわけにもいかないのが、現代のツライところではないだろうか。メール中毒の長女にとって、「携帯電話のない生活」は想像すらできないようだし、取り上げればすべてが解決するという問題でもないと思う。ちなみに、家計診断をしているときも、若い夫婦ほど「食費を削るのはかまわないけれど、通信費を削るのだけはカンベンして欲しい」とよく口にする。逆のほうが自然だと感じる私は、旧世代の人間なのか。

 加えて我が家の場合は、「3万6000円を稼ぐ大変さを、長女に実感させられない」という点も問題だと思っている。話は少し飛躍するが、夫婦とも実家暮らしのまま結婚したパターンでは、「結婚してはじめて、電気代がこんなにかかっていることに気づきました」などと言われることもあるが、普通に生きていくのにだってこんなにお金がかかるんだよ、ということを実感させるためにも、できるだけ早い時期に、長女に一人暮らしを経験させたいと考えている。一人暮らしを経験して、やりくりの大変さを実感させたいのだ。  

 お金の面以外でも、一人暮らしをさせたいワケがある。それは長女は、部屋の片づけがまったくできないことである。とにかく、長女の部屋はすごい(汚いという意味である)。ときどき長女の部屋で探しモノをすると、飲みかけのペットボトルが10本近く出てくる。「何で、少量ずつ残したまま、新しいのを買うの??」と何度も詰め寄ったが、単純に忘れてしまうらしい。自分でも、いつ買ったのか忘れてしまったために、怖くて飲めないまま放置してあるようなのだ。忘れ去られたペットボトルの上に、洋服などが重なっていくと、簡単に10本近く溜まってしまうようなのである。ペットボトルではなく、お金を貯めようよ。長女殿。

 「あんたの部屋って、キノコ類がよ~く育ちそうだね」と言ったら、「うん、きっと売れるくらい育つよ」と言い返されたこともある。質問の意図をまったく気にしていないところが、あまりにも情けなかった。早く一人暮らしをさせて、部屋の掃除の大変さも実感させたいと考えているところだ。

 B型だから・・・というと、他のB型の方に怒られてしまいそうだが、さまざまな面で長女は、B型のマイペースなところを遺憾なく発揮してくれる。たとえば先日も、長女と以下の会話をした。

 ある日の8時頃、長女から、「ママ、今日は早めに寝るね」と声をかけられた。
「へえ~、珍しく早く寝るのね」と私。
「うん、明日から中間テストなんだ」と長女。
「ええっ??中間テストなのにこんなに早く寝ちゃうの?」私。
「だって、試験中に寝ちゃったら大変でしょ!?早く寝て、試験中に寝ないようにしなくちゃ!」と長女。
「・・・・・そうね」で会話は終わってしまったが、そんなに早く寝て、いい成績が取れるはずもない。「ふだん勉強していないのだから、前の日くらい頑張ってよ」という、私の心の声は長女に届くはずもなかった。



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妊娠・子育てのお金 vol.1 (坪川)

vol.1 初期の妊婦健診

 今月から、妊娠・出産から子育てにかかるお金について書いていきたいと思います。私の場合、妊娠が確定するまでは不妊外来にかかっていたので、11週から妊婦外来を受診することになりました。それ以前の費用については、「不妊治療のお金」と合わせてご覧ください。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

 受診…妊娠11週 
 今日から、初めて妊婦外来にかかることになる。
私の場合、35歳を過ぎているのと、不妊治療で妊娠したことから、ハイリスク妊婦外来という、なんだか安心できるのか、できないのか、わからないような名前の外来にかかることになった。
前回不妊外来から移った際に助産師さんから説明があり、母子手帳を今日までにもらってくることになっていたので、何日か前に役所でもらっておいた。母子手帳の交付には印鑑が必要だと病院のパンフに書かれていたが、実際には役所の用紙に記入するだけで印鑑は必要なし。母子手帳は2002年4月から新しくなったことは仕事で知っていたのだが、実物を手にしてしみじみ中身をチェック、カバーの色も明るくなり、いよいよ妊婦だなと実感した。
  病院に行くと、まず尿検査と身長・体重・血圧を自分で測る。測っているうちに名前を呼ばれ、あわてて診察室へ。おなかの上から超音波で赤ちゃんの様子を診察するが、赤ちゃんの身長は約4cmで、頭と胴体がしっかり分かり、背骨らしきものもよく見えていた。今はやりの3Dではなく白黒だが、おなかの上からでもハッキリ映っているのでビックリ!また、この日はHIVや風疹、貧血などをみる初期の血液検査も行った。
 そして前回に引き続き、助産師さんからの指導もあった。高齢になると、妊娠中毒症の危険性が高くなるので、体重は5キロオーバーを目標にと前にも言われていたが、食事のカロリーについて1単位80kcalの食品の目安表を渡され、気をつけるようにと再三言われた。まあ、赤ちゃんが4cmなのに、この時期から太ってしまってはいけないのは十分分かるが、妊娠7ヵ月までは今の体重をキープするよう言われ、ちょっと自信がない。最後に、8年ぶりということもあり、母親学級の予約をして帰った。


基本診察  720円
検査料 14,060円
母親学級受講料 2,835円
病院への支払い 17,615円

 受診…妊娠15週 
 前回から4週間後に受診。
今日もおなかの上から超音波で診察した。今回は、私の子宮筋腫をかなり念入りに調べているようで、筋腫の直径を何回も測っていた。なんと1個の大きさは4cm!らしく、ほぼ同じ大きさのものが私に分かる範囲でも3個はあった。本を見ると、この時期の子宮の大きさは子どもの頭程度らしく、その表面に4cmのこぶが3~4個あることを思うとギョッとするが、赤ちゃんはちゃんと成長しているらしく、この1ヵ月で11cmにまで大きくなり、背骨と肋骨がくっきりと映った後ろ姿の超音波写真をもらった。この日はさらに内診も行い、膣の分泌物の検査も行った。


基本診察  720円
検査料 1,450円
その他 2,500円
病院への支払い 4,670円

※ 妊娠中の健診など、病院への支払いは健康保険の適用がないので、100%自己負担になります。


坪川仁保

子どもにかけるお金を考える会

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湘南スリーボーイズ vol.10 (菅原)

vol.10 アイスキャンディーその後

 子どもの性格を見極めたいがために、大量のアイスを3人の息子に配ったのは7月のこと。

 2ヶ月間は、62日間。アイスの数はひとり50個。 毎日食べれば、夏休みの終わりを待たずにアイスはなくなってしまう。時にはガマンしなくっちゃ!という計算が、できるかどうか・・・ 「アイスのガマン」=「欲しいものをガマンしておこづかいを節約する」とはいかないだろうが、それでも、息子たちの浪費度は観察できるのではないかと楽しみにした。

結果は・・・
浪費度ではなく、計画性のなさが原因で、夏休みが終わっても、3人とも、まだ手元にアイスが残っていた。11月に入ったというのに、長男と次男は、最後の1本を大事に持っている。

子ども達に渡したのは、常温保存可能なシャーベット。毎日食べるのだから、いくらかは身体に良いものをと思って、アルミパウチ容器で果汁70%の、少々値が張るものを渡しておいた。ところが、これが、すぐには凍らない。冷凍庫のドアポケットに入れておくとなかなか凍らない。冷凍庫の底面にきちんと並べて丸1日は置かないと、食べられる状態にならないのだ。3時のおやつに食べたくても、朝入れたのでは食べられない。風呂上りに食べたいと思って遊びから帰ってきて入れても食べられない。

20041104 夏休みも部活で弁当持参の長男と、学童保育へ通う次男のための食材が冷凍庫にぎっしり詰まっていたので、一人当たり数本しかアイスを入れておくスペースがないから、食べたら次の分を補充しておかなくてはならないのに、食べたら食べっぱなし状態から脱却できない3人だった。

食べられる状態のアイスがない休日は、夫に「かきごおり作って~」と頼んでいたし、夫の田舎からスイカをもらったりした日はさすがにアイスを食べなくてもよかったとみえ、

計画性のなさにプラスして、アイスを食べない日が私の予想よりも多かった。

う~ん、失敗でしたね。

収穫は、たくさんのアイスをくれた「優しい」ママに感謝しているらしく、たいてい「ママも一口食べる?」と3人ともが聞いてくれたこと。ま、けちではないってことですね。

おこづかい=お金との付き合い方は、コツコツ教えるしかないみたいです。


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家族と健康 vol.10 (高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.10 夫の失業

 最近、私は仕事に燃えている。
なぜなら、10月末で夫が失業したから。今月からお給料と呼べる収入がゼロになるのだ。
結婚当時、夫は今でいうフリーターだった。私も働くことで結婚生活が成り立っていたのだ。
ところが、妊娠したことで状況は一変。夫は知人の会社に就職することに。
あれから18年の歳月が流れ、娘は来春、高校を卒業する。娘の最後の学費を払った日に、夫の勤務先の会社が閉鎖する(=失職)事を知らされたのだった。なんという偶然だろうか。

実は、夫の会社員生活18年間で5回も転職を経験している我が家にとって、失業は慣れっこなのだ。しかし、今回ばかりは、51歳という彼の年齢を考えると再就職は困難だろうと思われ、これから家計を誰が支えていくのかという大きな問題がのしかかる。私の収入を増やすのはもちろん、収入と支出のバランスを考え、家計の見直しを真剣に取り組むしかない状況なのだ。

また、これまで私はFPとして、数多くの「主人が失業したのですが・・・」というご相談を受けてきた。けれども、その方たちの本当の気持ちを理解できていなかったことに今さらながら気が付いた。夫の失業に慣れているはずの私でも、この歳になって確実に入ってきたお給料が入ってこないのは、とても不安なものだと実感している。

しかし、収入がなくなると知った時から、自然に節約を実行するようになった。FPのくせに、収入が約束されていた時は、たいしてやりくりを考えてなかった。恥じを覚悟で紹介するが、我が家の場合、9月まで月平均65000円かかっていた食費が10月は47000円になった。月3万円の食費という家庭には負けるが、忙しくても意外にやればできるものだと感心している。また、節約メニューは家計に優しいのは当たり前だが、ヘルシーでダイエット効果もあり身体にも良さそう。今月は、もっと節約メニューの工夫をしようと考えている。ただし、自己投資に必要な資金と、仕事の必要経費は、当然ながら家計とは別にしている。

必要に迫られることで、人間は、何かしら工夫して知恵が生まれるのだと思う。 だから子どもに簡単にお金を与えると、決して知恵を使って工夫する努力はしないだろう。 我が子が賢い生活者になることを願い、今月から娘にはこづかいをあげないことを宣言した。 今後、娘に渡すお金は借金という名目にしようと思う。ただし、返済日は決めず、いつか親が困った時に返してもらうことを約束するつもり。

夫の失業はショッキングな出来事に違いないが、ムダ使いをなくしダイエット効果も期待でき、私の仕事に対する姿勢も一歩向上する(今までも真剣に仕事をしてきたつもりだが)きっかけにもなり、娘の金銭教育にも効果を発揮すれば、落ち込む必要はまったくないのだ。

さらに、失業した本人は、これから何をしようか考えることを楽しんでいる様子。もう1度、社会人1年生を体験する貴重なチャンスが訪れたと解釈することもできる。娘も一応、就職活動中であり、51歳の父親と職業について語り合ったりしているのが、なんとも可笑しい。 2人の未来が明るいことを祈りつつ、私は仕事に励む日々である。


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アトランダム・仕事便り vol.11 (畠中)

vol.11 家計バランスを一気に360パターンに!

収入を入れるだけで適正な家計予算がつかめます!  

私は雑誌などで家計診断を頼まれる際、家計バランスというものを使って読者の家計チェックをしている。このバランスについては、まだバブルといえた時代に、ある主婦雑誌の編集者から頼まれて考え出したもの。食費や公共料金、日用品、子ども費などの出費が、収入に対してどのくらいの割合(%)が適正かを表したものである。

 一番最初にこの割合を考えたときには、きちんと貯蓄ができている家庭の家計簿を参考にした。つまりきちんと貯蓄ができている家庭の食費の割合は何%か、住居費は何%かといったことを整理していき、収入に対して適切な出費割合(%)を導き出していったのである。

 ところで、この家計バランス。作った当初は夫が会社員、妻は専業主婦、子どもは小学生以下(人数関係なし)、持ち家といった1パターンしかなかった。その後、雑誌や新聞の取材で仕事先の求めに応じて、さまざまなバージョンを増やしていき、2000年に出した「家計の方程式」(NHK新書)には18ほどのバージョンを掲載した。そしてこのたび、一気にライフスタイルを360パターンに増やした!なんとなんと「360パターン」も、よ。みなさん。

 360パターンに増やすとともに、今までは子どもの数が何人でも同じ割合だったものを、子どもが1人の場合と2人以上の場合では割合も変えてみた。3人、4人のバージョンも本当は作りたかったが、子どもの人数が増えていくと、他の費目にしわ寄せが行き過ぎるので、今回は「1人」と「2人以上」のみにした。3人、4人と増やしていくと1000パターンを超えてしまう可能性もあって、作るほうが悲鳴を上げてしまうという実務上の事情も大きかったのだが。

 家計バランスを360パターンに増やしたのは、主婦雑誌「エッセ」の仕事である。エッセからは毎年11月に家計簿を出しており、昨年からは『エッセ別冊やさしいおかね学』も出している。今年も『エッセのハッピー節約家計簿』と『やさしいおかね学(2005年改訂版)』の両方を11月に出す予定だ。

  さらに『やさしいおかね学』には付録として、パソコン家計簿の機能が入ったCD-ROMをつける。本当はこのCD-ROMに家計バランスの機能もつけたかったのだが、話が発展してしまい、家計バランスはダウンロード販売やパッケージ販売で手に入れてもらうことになりそうである(とりあえず『エッセ別冊やさしいおかね学』を買ってくださった方は60日間無償で家計簿ソフトを試せるようになっている)。家計簿機能に加えてバランスも利用したいなら、1000円程度を出してダウンロードしていただくのが、一番安く手に入る方法になりそうだ(本当は無料で試せるようにしたかったけど、ダメでした。残念)。いずれにしても、エッセの読者(『エッセ家計簿』や『やさしいおかね学』)のために家計バランスを増やしたので、できればダウンロードして手に入れてもらえればと願っている。

 実際に家計バランスの見本版を試してみたところ、自分で言うのも何だか、簡単で使いやすい。何しろ、ライフスタイルを選んで収入を打ち込むだけで、それぞれの費目の適正予算が出てくるのだから、あとはその予算に合わせて生活することを考えればいいわけだ(といっても、収入が少ないご家庭では、その予算を守るのはしんどいかも。許してくだされ)。貯蓄を増やす、あるいは赤字を解消するために、むやみに節約に励む人は多い。でも間違ったやり方をしてしまうと、ゴールが見えずに苦しむだけになる可能性もある。それに、それぞれのご家庭ごとに希望する暮らし方には違いがあるはずだし、節約できる費目、できない費目にも差があるはず。

 そこで家計バランスを利用してもらうときも、それぞれのライフスタイルで示している「貯蓄」のパーセンテージだけクリアしてもらえれば基本的にやりくりはOKと考えている。貯蓄の割合さえきちんとクリアできていれば、それ以外の支出内容が、偏っていてもそれは自由なのだ。家計のやりくりに悩んでいる方はますます増えているが、一人でも多い方に家計バランスを使っていただき、貯蓄ができる家計管理を目指してほしいと願っている。

 どこかで家計バランスを目にして、疑問点などがある方は、ぜひ、メールでご意見をお願いします!



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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アトランダム・仕事便り vol.10 (畠中)

vol.10 母校の大学で初めての講義を経験!

 先日、母校の大学で初めて講義を担当した。以前にも、公開講座などの講師を務めたことはあったが、正式な単位となる授業で、学生相手に講義をしたのは初めての経験だ。講義を担当した授業は「ビジネス事例研究」。卒業生の中から、有名企業の役員になった人や、ちょっと変わった仕事をしている人(これが私)などが、現在の仕事に至るまでの経緯や収入を確保する方法、これからの時代に生きがいをもって働くコツなどを話す講義である。学生たちに、将来の仕事について考えるきっかけにしてもらうのが、講義の最大の狙いだ。ちなみに前期は、企業内で活躍している人や起業家などが講義を担当し、後期は公認会計士などの専門職の人が講義をする。後期の授業のトップバッターが私であった。

 講義タイトルには「フリーランスという生き方、働き方」と付けた。ここ数年は、さまざまなタイトルでの講演をおこなっているが、このテーマで話をするのは初めてのことである。たぶん、最初で最後ではないだろうか。私自身はフリーランスの働き方しか経験したことがないので、勤め人との働き方の違いや、苦労する点などを比較することはできないが、この講義を担当することになって、自分の仕事について振り返って考える良い機会となった。 
 講義内容を考えていたとき、フリーランスで食べていこうと思ったら、「主張しすぎないこと」や「仕事の幅を欲張りすぎないこと」、「『人と同じが安心』という価値基準を持たないこと」「お金にうとくては駄目だけど、細かすぎても駄目」など、いろいろなキーワードを思いついた。自分自身がきちんと出来ているというわけではなく、周囲のフリーランスで活躍している人を見ていて感じることを紹介したわけだが、フリーランスでずっと食べていくというのは意外に難しいんだな、と初めて感じる機会にもなった。初めて感じたという点では、私はフリーランスとして恵まれていた部分も大きかったのかもしれないが(今さらながら感謝!)。

 私が学生たちに伝えたかったのは、私自身、学生時代にライター見習いをしたことが現在の仕事につながっている、ということ。就職を意識してから、スタートラインに立ったとしたら、フリーランスで働き続けることはできなかったような気がする。最近の大学生は、就職するために専門学校に通うケースが多いが、すでに将来やってみたい仕事がある人は、学生時代こそ、その分野の会社でアルバイトをするなど、将来に向けての下準備をすることをおすすめしたい。人より抜きん出たかったら、頭に理論を詰め込むことよりも、実際の仕事にチャレンジして身体で学んでいくことのほうが確実なことも多いのではないだろうか。

 ところで、仕事では「妻の年収はいくらくらいに抑えれば、家計面から見て有利か」とか「妻が収入をアップさせる方法」などの取材を受ける機会も多い。でも、子育てを終えてから「自分の能力を活かせる仕事で、ある程度の収入を得たい」といわれても難しいなあと感じることがほとんどである。言い換えれば、若ければどんなことにもチャレンジできるし、たとえ失敗してもそれは人生の貴重な経験となるはずだ。「今の学生からは、覇気が感じられない」という人が結構いて、私自身もそう感じることがときどきあるが、私が学生だったときよりもはるかに真面目な学生も多いと思う。真面目な故に、将来に不安感を抱えて立ち止まってしまった学生たちに、好きな仕事で食べていけるようになってもらいたい、そんな気持ちを込めた講義をしたわけだが、私自身も自分のことを振り返る良い機会になった。

 学生のみなさん、聞いてくれてありがとうございました。そして、機会を与えてくださった先生、学生時代、私が勉強に無関心だったことを十分に知りつつも、貴重な体験をさせていただきまして、ありがとうございました。勉強はできませんでしたが、風変わりな経験なら、今後もお役に立てるかもしれません(先生は、このホームページをときどき読んでくださっているので、ホームページ上を使って伝言させていただきました)。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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不妊治療のお金 vol.8 (坪川)

vol.8 いよいよ体外受精へトライ パート2

今回は、体外受精を受けるところから始まります。期待と不安が入り混じっての初体験です。


 体外受精・採卵日  
 今日は、体外受精の採卵日。
まずは体から卵子を取り出し、それを培養して3日後に体に戻すというスケジュールになる。採卵の際には静脈麻酔をかけるので、朝食から飲食は禁止。この日は土曜日だったので、義母に家まで来てもらい、子どもの面倒を見てもらった。9時に夫とともに病院へ行き、体外受精室のある病棟へ向かった。この病棟は今は使われていない建物で、産科の看板が残っている。実は夫はこの病院で生まれていて、夫が生まれた頃から変わっていないのではと思えるほどだ。私たちのほかには誰もおらず、しばらくして先生が現れ、その後に私たちと同じ立場であろう夫婦が来た。その夫婦は私たちより確実に若く、「やっぱり若くても、がんばっているんだな」としみじみ思った。
 さて、病室に通されるとそこはきれいだった。手術用の服に着替えて、紙おむつと防水シーツを持って、体外受精の部屋に入った。手術室を想像していたが、ふつうの部屋のようで、案外入ってみるとリラックスできた。先生は3人いて、いつも診察を受ける先生2人と、ベテランの先生がいた。麻酔のために点滴をし、「麻酔の準備のための注射です」と言われて、肩にも注射した。そして、器具が体の中にグッと挿入されたと思うと、意識は遠のいてしまった。
 気がついたのは、病室のベッドに寝かされる間際だった。「首を前に曲げて」という先生の声でぼんやりしながらも首を曲げ、目を開けた。相当熟睡していたようだ。目覚める間際、とても不思議な夢を見た。採卵できた卵の数が「4個だな」とわかったのだ。そして、女の子がジェットコースターに乗って現れた。とても元気な女の子が生まれてくるかもしれない、とその時思った。そのままベッドで2時間ほど休んでから帰った。
 看護婦さんに採卵の個数を知りたい人は聞いてもよいと説明書きに書いてあったので、帰り際に聞いてみると、「4個ですよ」と言われた。やはり夢のとおりだった。
帰りは電車でふつうに帰ったが、帰ってから下腹部に鈍痛があり、夕方まで横になっていた。


基本診察  17,441円
注射料 5,092円
処置・手術・麻酔 3,339円
その他 89,970円
病院への支払い 115,842円
(すべて保険外)

 採卵翌日、翌々日 
 採卵した翌日から、プロゲステロン膣坐薬を1日2回、朝晩に使った。
毎日注射をするケースもあるようだが、痛くないし、病院に通うこともないから、私は膣坐薬を使う方法を選んだのだった。下腹部痛は翌日まで少し残ったが、それほど気にならなくなったし、出血も、翌日まで続いたが、その後は大丈夫だった。


 体外受精・胚移植日 
 採卵後、3日目に胚移植のために病院へ行った。
今度は私一人で行き、入院手続きなどを済ませてから、体外受精室へ向かう。偶然、先生と廊下で行き会い「卵が戻せますよ」と声を掛けられた。採卵後、うまく受精しない場合は顕微受精をすると言われ、その際には連絡があるということだったが、その連絡はなかったので、うまく受精はできたんだなと思っていたが、もし受精卵の分割がうまくできなければ胚移植は不可能だと知らされていたので、「卵が戻せますよ」という先生の言葉を聞いてとても安心した。 胚移植は、無麻酔で行う。体外受精室に入ると、先生から受精卵の説明を受けた。
 私の卵子は「年のわりには」よかったらしく、分割もきれいにできていた。分割した卵のグレードが5段階に表示されていて、2つは最も良好なグレード、1つは2番目のグレードだった。採卵できたのは4個だったが、受精したのは3個で、1つは受精しなかったということだ。ふつう、体に戻す卵は2個だそうだが、私は3個あるので「3つとも体に戻しますか?」と確認された。「もしかしたら、三つ子の可能性があるんですか?」と聞くと、「40歳の妊娠率は20%程度だから、3つとも妊娠することはあまりないと思いますが…」という返事で、私もまさか全部が妊娠するとは思えなかったので、3個すべて体に戻してもらうことにした。
部屋の前面にモニターがあり、そこに丸いものが3つ、三角形に並んでいた。私の卵子だなとすぐに分かった。まだ受精卵なのに、私の分身のように思え、なぜかいとおしい。そして、「坪川仁保さんの受精卵です」という声とともに細い管にピュッと吸い取られ、先生に手渡された。膣内の超音波画面がすぐ横にあり、私からもよく見えていた。先生は「これが子宮内膜で…」と細かく説明してくれて、私も、管に入った受精卵が子宮内に移植されるのをじっと見ていた。卵のまわりには空気が含まれているそうで、移植された後の卵の固まり(1個1個は区別できなかったが)が白く輝いてモニターに映っていた。私は、子宮筋腫があるため妊娠できるかどうか不安だったが、先生に聞いてみると「前と後ろに筋腫があるけど、管を入れても突っかかるような感じじゃないので、大丈夫じゃないですか」と言われた。胚移植後は膣坐薬が挿入され、HCGの注射もされた。そして、そのまま台の上で30分ほど休んで帰った。胚移植の間は、根掘り葉掘りいろんなことを質問できるほどまったく痛みはなく、むしろとても面白い体験だった。


基本診察  20,485円
注射料 378円
その他 78,320円
病院への支払い 99,183円
(すべて保険外)

 診察 
 胚移植3日後、診察を受けた。内診の結果、子宮に少し水がたまっているということだったが、とくに問題はないと言われた。診察の後、HCGの注射を受け、ホルモンの状態をみるための血液検査も受けた。


基本診察  216円
注射料 162円
検査料 1,296円
病院への支払い 1,670円

 HCG注射  
 胚移植6日後、HCG注射のために病院へ。
実は、前の診察を受けてから、胃がきりきりと痛んで、夜中に目覚めるほどだった。ちょうど土日だったので、病院に電話をすると、水分をたくさんとるよう言われた。土日の2日間はずっと胃がきりきりと痛く、寝てばかりいたのだが、月曜日の今日はなぜか調子がよかった。だから、注射だけを済ませすぐに帰宅した。


基本診察  216円
注射料 162円
病院への支払い 380円

 胃痛のために受診 
 病院に行ったその夜中から胃がきりきりと痛み、翌日も仕事どころではなくなってきたので、病院へ電話をかけて受診した。
  まず診察の前に血液検査をしたところ、血管内脱水がかなりひどく、血液が濃くなっているということだった。内診の結果も、子宮が腫れて水がたまっているらしい。採卵後、3~7日ぐらいで「卵巣過剰刺激症候群」という症状が現れることがあり、血管内の水分が腹水となって漏れ出し、血管内脱水を起こすそうだ。体重増加やウエストが急に大きくなるなどが体のサインで、体重は少し減少気味だったが、確かにウエストはパンパンになっていた。胃痛は、つわりに似た感じで、胃まで痛みが来ることもあるそうだ。すぐに点滴をしてもらった。水分はできるだけ摂ること、ウエストを毎日測ることを言われ、3日後にまた診察を受けることになった。


基本診察  216円
注射料 324円
検査料  1,818円
病院への支払い 2,360円

 受診 
 胃痛はまだ続いていたが、少しよくなってきていた。でも、おなかは相変わらずパンパンで、ウエストも約1?ずつ大きくなっていた。内診の結果、やはり卵巣が腫れて、子宮に水がたまっているということだった。しかし、この症状はよい兆候らしい。4日後に妊娠判定のために受診する予定が入っているが、「大丈夫だと思いますよ」と先生は励ましてくれた。血管内脱水による血栓症を予防するため、小児用バファリンが処方された。


基本診察  216円
その他 213円
病院への支払い 115,842円
(すべて保険外)
調剤薬局 500円
(小児用バファリン14日分)

 妊娠判定のため受診 
 胚移植後ちょうど2週間。
今日は妊娠判定の日だった。いつもの癖で、トイレを済ませてから診察室に入ると、すぐに「尿を取ってください」と言われガクゼン。なんとかほんの数滴採取して、「こんなのしか取れなかったのですがt…」と看護婦さんに言い訳をしつつ渡したが、1滴でもあれば検査ができるらしい。さすが、病院の判定薬は高精度だ。内診台に乗ると、カーテンの向うから先生が「妊娠反応が出ていますよ」と声を掛けてくれた。赤ちゃんいる袋はまだ見えないが、妊娠したことは確かなようだった。内診後、診察室に入ると、先生が2人揃って「よかったですね」と言ってくれた。初めての体外受精で妊娠できるのは、とてもラッキーなようだ。次は8日後に予約をし、赤ちゃんのいる袋が確認できればOKということになる。この日はホルモンの状態をみる血液検査をし、8日分の膣坐薬も処方された。


基本診察  216円
検査料 1,416円
検査料 630円
(保険外、たぶん妊娠判定検査?)
膣坐薬 4,250円
(保険外、8日分)
病院への支払い 5,880円


 内診 
 赤ちゃんの袋が確認できるかどうか、診察を受けた。
体調はときどき胃が痛むが、ひどくはない。内診台に乗りながら、超音波の画面を見せてくれて、袋のあるのを確認。袋の大きさは約7mmで1つだけ。つまり、赤ちゃんは一人だ。なんとなく、あかちゃんらしき丸い点も見られたが、心音は確認できなかった。まだ水もたまっているということだったが、あまり心配はいらないようだ。1週間後に心音を確認するために予約した。この日はまたホルモンの状態を検査し、膣坐薬も引き続き使用するために1週間分が処方された。


基本診察  216円
検査料 1,416円
膣坐薬 3,500円
(保険外、7日分)
病院への支払い 5,130円

 内診 
 今日は、赤ちゃんの心音が確認できるかどうかだった。内診台で超音波の画面を見せてもらいながら、赤ちゃんの心音を確認した。最初は先生もわかりづらいようで「子宮の深いところにいて見えにくい」と言っていたが、赤ちゃんの袋の中にポコポコと動いている部分が私の目にも確かに見えた。前の妊娠では、この心音が確認できず流産してしまったので、これを見たときにはホッとし、「ようやっとここまで来れた~」という喜びが湧いてきた。ホルモンの状態はいいので、もう膣坐薬は使わなくていいでしょう、と言われた。赤ちゃんの袋の大きさは13mm、1週間で倍になっていた。


基本診察  216円
病院への支払い 220円

 内診 
 1週間後に診察を受けた。
内診した結果、超音波写真を見ると、赤ちゃんの姿が映っていた。袋の大きさは2cm、赤ちゃんも7mmぐらいに成長しているらしい。7日で7mm、1日1mm ずつ成長しているのかと思うと、不思議な感じがする。でも、こんなに赤ちゃんが小さいのに、妊娠4ヵ月頃ぐらいにおなかは出ていて、子宮には相変わらず水がたまっているらしい。胃痛はときどき痛む程度だが、おなかが張っているせいか、一人前もろくに食べられなくなってしまった。まあ、ふつうはつわりに苦しむ時期だから、食べられるだけいいのかもしれない。一人目もつわりのなかったラッキーな私だが、今回もつわりはないようなので、よかった~。


基本診察  216円
病院への支払い 220円

 内診 
 さらに1週間後、受診した。内診の結果、赤ちゃんの大きさは22mm。
「筋腫がボコボコありますね~」と言われたが、順調に育っているようだ。出産予定日も教えてもらった。水もまだたまっているらしいが、「これで初期の流産の危険がなくなったので、妊婦外来へ行きましょう」と言われ、妊婦外来まで先生がついてきてくれた。
本当に、ここまで来れてよかったなぁと実感。最後に、先生にお礼を言い、妊婦外来で助産師さんの問診を受けて帰った。


基本診察  216円
病院への支払い 220円


 長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
私は1回目の体外受精で妊娠できて本当にラッキーですし、体外受精を受けてよかったと思っています。むしろ、子宮筋腫がボコボコある私の体では、体外受精でなければ妊娠できなかったかもしれないと今では思っています。体外受精を受ける前は悲観的に考えていたのですが、今は妊娠する1つの手段として前向きにとらえられるようになりました。とはいえ、結果オーライなのかもしれませんが…。
 このコラムが、不妊で悩んでいる方に、また体外受精をしようか戸惑っている方に、少しでも参考になれば幸いです。赤ちゃんが欲しい人に、赤ちゃんが授かりますように、願いをこめて。


坪川仁保

子どもにかけるお金を考える会

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えとせとら vol.11 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。

vol.11 私の使命

 自分がこの世に生まれた理由や人生での役目が、誰にでも必ずあると私は思う。 そして、ようやく今、私自身の役割(使命)がわかったような気がしている。

 偶然にも、NPO法人終末サポート「らしさ」に深く関わることになった。
葬儀関連をはじめとして介護や終末ケアに関し、FPとしてお金や手続きや色々な面からサポートすることが事業の目的。
介護に関しては、LTC研究会のおかげで、約2年ほど前から介護施設の見学などを行いながら勉強と情報収集をしてきた。葬儀や終末ケアについては、これから本格的に勉強することになったが、実は私、3回も身内の葬儀を経験しており、お墓を東京近郊と群馬に購入した時の事情も知っている。30代や40代で、葬儀に参列した経験はあっても、身内の葬儀やお墓の購入を経験することは、めったにないのが普通だろうし、決して自発的にできることではない。また、終末サポートに関するアドバイスは、経験のない人がアドバイスしても、おそらく共感しにくいだろうし辛い仕事になるような気がするので、やはり経験者が行うことが望ましいと思う。

 考えてみれば、そもそも私がFPになったのは、母の死がきっかけになっている。
今から約9年前の秋、突然、実家の母親が体調を崩して入院した。健康に自身があった母だったが、当時62歳。さすがに歳のせいで体力がおち、夏カゼがなかなか治らないと言っていたのを覚えている。
入院する半年前だったか、一度は病院に行ったものの、あまりに待ち時間が長く、医師の診断を聞かず帰ってきたと言う。それほどに忙しく仕事に没頭し、自分は丈夫だと思い込んでいたようだ。でも、ひょっとすると悪い予感がしたのかもしれないが、今となってはそれを確かめることはできない。 しかも、「重病なら病院から連絡があるだろう」などと言っていた。 実際、かかりつけでもないのに、そんな親切な病院があるわけはない。
(と今はわかるが当時は私も知らなかった。)

 その後、当然なから、自然に病状は快復することなく、とうとう立って歩けないところまで悪化していた。 検査の結果は最悪なものだった。肺がんの末期。 抗がん剤の効果も期待できないだろうし、手術なども無理という診断で、余命4ヵ月と宣告された。 「なんということ!」 これ以上のショックは、ない。
人生には、本当に予期せぬ出来事がおこる。実家は商売をしていたので、母はワンマンな父に仕えながら経理を担当し、毎日忙しく懸命に働いてきた。年金をもらえるようになったら、商売を誰かに任せのんびりしようという人生設計を両親は2人で描いていた。年金をもらうのを楽しみにしていたのだった。 ところが、その夢は叶わない。
突然、自分の人生があと少しで終ると知った母は、いったいどんな気持ちだったろう。おそらく母の心境は想像を絶するものだったのではないかと、今になって思う。けれども、当時は母の気持ちを思いやるより、父のショック、自分自身の嘆き、妹たちや弟や祖母の悲しみに包まれていたし、冷静な気持ちにはとてもなれなかった。
残された時間、母のためにいったい何ができるのか、その時の私にはまったくわからなかった。オロオロしているうちに、月日はあっという間に流れ、母は天に召された。人生で最大級の悲しみを味わった。その時、私は35歳。
母の死は、まわりの色々な人に様々な影響を与えたようにも思うが、私の人生において最も強くて大きなインパクトだった。
人の死は、人が生きることを考えさせられる。間違いなく、人間は生かされているのだと実感する。母からもらった私の命。私はいつ死んでも後悔しないよう生きていこうと、母に誓った。 また同時に、漠然と、いつの日か、母の人生の意味がきっとわかる時がくるだろうとも思った。

 そして、親を失った時、心の支えは自分の夫と娘だということに気が付いた。夫がいて良かった。離婚しなくて良かった。子どもも産んで良かったと、心から感謝した。家事や育児は、決して楽ではないが、自分の家族がいることは大事な場面で本当に心強いものだと実感した。私の心は家族に救われ癒されたのだ。

 私は、自分の人生を大切にしようと思い、それまで迷っていたFP講座を申し込んだ。夫や娘も反対するどころか、協力してくれた。夫が家事に多少でも協力するようになったのは、私の両親の様子をみて、感じるところがあったからに違いない。家事が一切できない父は、母を失い本当に哀れだった。

 あれから8年。私はFPになって色々な経験を積んできた。また、この8年の間に、夫の父親と、私の祖母もこの世を去った。母のことも、少しずつ冷静に思い出せるようになっている。
今こそ、あの時、母にしてあげられなかったことを、誰かにしてあげられたら・・・。ふと気が付くと、そう考えている自分がいるのが不思議でならない。

 終末サポートは、その人の生涯を締めくくる大切な時期に関わるものであり、家族の死という人生最大の転機に、どんなアドバイスが有効なのか、確信があるわけではない。昔の自分のように、どうしていいかわからない人たちに、なんと言ってあげられるだろうか。少しでも、私が役に立てる場面があるのだろうか。今はまだ自信は持てないし、この仕事に取り組むということは、大きな覚悟が必要になるだろうと感じている。けれども、これは天から私に与えられた使命ではないかと思わずにいられない今日この頃だ。


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湘南仕事通信 vol.2 (菅原)

vol.2 資金ゼロから農業へ挑戦 ~ライフプラン事例~

 今まで農業に縁がなかった人が「農業」を仕事とすることはとても難しいのが現実です。その難しさに挑戦し、今では何とか食べていけるようになった男性の話を聞く機会がありました。農業につくことを「就農(しゅうのう)」と言いますが、勤務先の倒産という事態が起こるまで、その男性のライフプランに「就農」はありませんでした。ライフプランはあくまでも計画。いつ、計画外の事が起こるか誰にもわかりませんし、計画外の事が起こるのは誰にでもあることです。想定外の事が起こったときに、それを受け止め、あらたな計画をたてて実行していくことのすばらしさをお伝えできれば幸いです。


《資金ゼロから農業へ挑戦》
 茨城県でハーブ農家を営む小山さん(57歳)は、神奈川県茅ヶ崎市出身。9年前、勤務していた工作機械会社が倒産。役員として連帯保証をしていたため、貯金はすべて失った。お金を借りることができない状況の中、再就職するのなら、好きなことをしたい・・・と趣味にしていた花栽培で食べていくことを決意する。  

 それまで、農業に縁はなく、農地を借りられるあてはない。縁あって、知人の土地1反半(約15a)を借りることができ、花栽培をスタートさせた。育ち、売れるまで収入はなく、生活費にも事欠く。妻の玲子さんは朝3時半に起きてアルバイトに出かけ、家計を支えた。  
 その後、茨城県で農地を借りることができたものの、花栽培に欠かせないビニルハウスや機材を用意する資金がない。近所の農家がビニルハウスを取り壊すと聞けば、手伝いに行って古いビニルハウスをもらってくる。倒産した会社の軽トラックを譲り受ける。何とか花を育てていった。ところが、花を市場へ持っていってもいくらにもならない。しかも、農家として駆け出しで信用がなかったことから、市場で売れないこともある。打ちのめされて帰宅すると、残り物に、近所の人たちが「きれいねぇ」と声を掛けてくれる。おすそ分けをして喜んでもらえるのが慰めだった。丹精込めて育てた花たちを認めてもらいたくて、近所のホームセンターに、直接、営業に行った。農作物は、流通ルートが決まっており、普通はお店に直接卸したりしない。でも、普通のことをしていたら、いつまでたっても認めてもらえず、とにかく考えられることは片っ端から挑戦するようにした。
 玲子さんは、夫の花栽培を手伝うかたわら、ハーブを育てていた。もともとハーブに興味があり、ハーブに関する通信講座を受講したら、種が入ってきたのだ。ある時、花を市場へ運ぶ軽トラックの荷台に隙間ができたので、何の気なしにハーブを載せた。夫の花は1ポット4~50円だったのに、妻のハーブは1ポット480円。ハーブがブームとなっているとは知らず、幸運な偶然だった。
 ハーブとは、人間の生活に役立つ植物のことであり、花を利用することもある。小山さんの花作りは、ハーブも含めたものとなった。今ではひと時の流行ではなく、日常の料理や石鹸として気軽にハーブを楽しむ人が増えた。玲子さんは、多くの人にハーブを楽しんでもらうことが喜びだという。手作りのハーブ石鹸を青山のブティクに置いてもらったところ、継続的に売れているそうだ。

 現在、小山さんの夢は、家族に経済的な安定をもたらしたいというもの。大好きな花を育てて何とか食べていけるようにはなったものの、収入には波がある。いつどんな花を育てるのかという栽培ローテーションを工夫し、毎月の収入を均一にしようと努力中だ。東京で勤めていた息子もいっしょに働いている。会社員であれば、定年はもうすぐ。でも、今の仕事は一生続けたいと思っている。

 全国新規就農相談センターによると、農業に縁のなかった人からの、農業を「生業」にしたいという相談は増えている。ただ、農業で生活するにはそれなりの覚悟や準備が必要であり、そのハードルは決して低くない。新規就農にあたり、用意する資金の目安は1年目の金額として500万円(神奈川県内の農政課担当者談)。農業を営む年月の短い中高年で新規就農に踏み切る人は少数だ。
 小山さんの成功は数少ないケースだろう。でも、夢と情熱、行動力と家族の応援があれば、新規就農は決して夢では終わらないはずだ。


《取材協力》 
有限会社グリンハウス小山 小山 茂氏 玲子氏
有限会社 森ファームサービス 森雅 美氏



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湘南スリーボーイズ vol.9 (菅原)

vol.9 ボクだけの部屋

 小2の次男だけが家にいた夏休みのある日、次男が友達と遊ぶ約束を取り付けられたのは、お昼から。まだ3時間もあり、時間をもてあましていた。

駅前の銀行に用事ができたのを幸い、散歩に誘う。日頃、2歳違いの三男とセットで扱うことが多く、次男だけとゆっくり話をする機会は少ないので、たまにはコミュニケーション!と考えたのだ。

駅前までは子どもの足で30分近く。真夏日が続くこの頃、次男は、暑いから嫌だと言う。もっともだ。でも、いっしょに来たら、マクドナルドでシェークを飲ませよう、との言葉に、ちょっと考えてOKした。

 海へ向かうサーファーを横目に、駅へ向かって歩く。三男には絶対に持たせたくないデジタルカメラを次男に持たせ、好きなように撮影させる。アサガオやキンセンカなど、花ばかりを撮っていた。唯一別なものを撮ったのは、交尾中のトンボ。写真を撮った後、つかまえようとしたら逃げられた。交尾したまま飛んでいく。追いかけていくと、ガソリンスタンドの敷地内にある水たまりにたどり着いた。そこで2匹は離れ、メスは水たまりに卵を産み付けていく。

「こんなところで卵を産んだら車にひかれちゃうよ~!」と次男。
・・・そういう問題ではないと思ったが、「そうだよねぇ」と、とりあえず相槌を打った。
「卵何個くらい産むんだろう。兄弟、たくさんだよね。」
「この小さい水たまりじゃ、狭いよね・・・」

そして、話は続いた。
「ボク、自分だけの部屋が欲しいんだ。引っ越そうよ。新しい家を買おうよ。」
突然何を言い出すことやら・・・ トンボの卵と自分を重ね合わせたのだろうか?

20040913

 現在の家は、2LDKのマンションである。
子どもは3人欲しかったが、なかなか2人目ができなかったので、もう、できないものとあきらめ、夫婦と長男だけで住むには十分と考えて選んだものだ。

 それが今では、長男専用のはずだった6畳強の子ども部屋に、机3つと3段ベッド。確かに狭いし、プライバシーは無いに等しい。

 私は答えた。
「いいよ。パパに相談して新しい家を探そうか。」
「でもね、新しい家は今の家よりも値段が高いから、遊ぶためのお金も使ってお支払いをしなくちゃならないよ。」
「自分だけの部屋は持てるけど、映画も見に行けなくなるし、キャンプだって行けない。お店でごはんを食べるなんてことも無理だろうなぁ。シェークも飲めないかもねぇ。」
もう、脅しである。

 「ママ達は、家にお金をかけないで、家族で楽しく遊んだりするためにお金を使おうって考えたから、新しい家を買わないことにしようって決めてるんだけど・・・」
親のライフプランを理解したわけではない。自分の部屋と外食を天秤にかけただけだろう。でも、何かを得るためには、他の何かをあきらめなくてはならないことがある・・・ということは、わかったみたい。

「今の家でいいよ。シェークはストロベリーね!」というのが、返事だった。



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悪がき日記 vol.9 (畠中)

vol.9 ゲームセンターで、一人で遊ぶ4歳児って…



ゲームセンターで一人遊びをする我が家の次男  「ゲームセンターで、一人で遊ぶ4歳児って・・・」  前回は末っ子・次男の悪がき振りをご紹介したが、今回も引き続き、次男の最近の様子をお伝えしよう。今回も、相当に情けない話である。

 次男はもうすぐ5歳の誕生日を迎える。この原稿を書いている時点では、まだ4歳であるが。4歳であろうと、5歳になろうと、そんなことどちらでもいいのだが、次男は最近、ひとりで家を抜け出して、ゲームセンターで遊んでいることがある。まだ4歳児なのに、である。

 現在の我が家は、自宅の建て直しのために仮住まいをしているのだが、現在の住まいの隣には大型のディスカウントスーパーがある。そして、このスーパーのゲームコーナーには「ムシキング」という、子どもたちに人気のゲーム機が置いてある。長男も去年、このゲームにはまっていたが、散々遊んだのですでに飽きており、現在は次男がはまっている。

 次男はある週末の午後、このゲームがやりたくて家をこっそり抜け出した。向かった先は、隣のスーパーのゲームコーナー。次男の姿が見えなくなったので、主人と私は驚いて、近くの公園などを探し回った。まさか4歳の子どもがゲームセンターで遊んでいることなど夢にも思わず、次男が行きそうなところはできるかぎり探し回った。ところが、どこを探しても見つからないので、疲れ果てた主人と私が自宅に戻ったとき、ゲームセンターでゲットした景品をたくさん抱えて、次男が楽しそうに帰ってきた。

 お金を持たしているわけではないので、主人も私も「そのお金はどうしたの!!」と問い詰めたところ、ベビーシッターさん用のお財布から持っていったことを白状した。なんと、4歳児が4000円も使ってきていた。驚きを通り越して、主人も私も気が抜けてしまった。

 その日は当然、次男を座らせて、そういう行為は泥棒と同じであることや4歳の子どもが一人でゲームセンターに行ってはいけない理由について時間をかけて説明した。さすがの次男も泣いて誤ったので、「初犯」でもあることから、そのときは許すことにした。もちろん、もう二度としないことを強く誓わせたのは、言うまでもない。

 ところが、私の判断は甘かった。また次の週に、同じことをされてしまったのだ。次の土曜日の午前中、私がキッチンに立ち、主人がお風呂に入っている隙に、またもや次男に逃げられてしまった(長女は学校、長男は育成室に遊びに行って留守だった)。前回の記憶も覚めやらないので、すぐにゲームセンターに行ってみたら、ムシキングのゲーム機の前に、次男は楽しそうに並んでいた。前回と同じく4000円分のお札を、いつの間にか100円玉に両替していた。次男の小さいズボンは、小銭の重みで右側が下がっていたのを見て、私は本当に情けない思いに駆られた。
 こんなことを書くと、あきれられるのは当然として、中には創作ではないかと疑われてしまいそうだが、事実なのだ。本当に情けない。情けなさ過ぎる。子どもたちのことで、少しでいいから、自慢できるようなことはないのか、と自分でもつくづく思う。

 その日は次男をすぐに連れて帰り、前回と同じ説明をして、かなり叱った。でも、叱りながらもむなしかった。本当に納得したのか、親のほうが信用できなくなっているからだ。我が家の次男は、自分の子どもながら手ごわすぎる。まだまだ、いろいろなことを引き起こしてくれそうな気がする。

 長男に手を焼いていたはずなのに、気が付いたら次男のほうが長男の上をいく悪がきに育ってしまった。とにかく何をするか、親の常識の範囲では理解できないことをしでかしてくれる。しばらくは逃げられないように、チェーンをかけておくしかないのかな、と考えたりしているが、一人でゲームセンターに行って遊ぶ気持ちって、いったいどんなものなのだろう?40歳過ぎても、一人でゲームセンターに行ったことのない私は、不思議でたまらないのである。


 

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不妊治療のお金 vol.7 (坪川)

vol.7 いよいよ体外受精へトライ パート1

このコラムは、不妊治療の過程をほぼ同時進行でお伝えしてきたのですが、しばらくお休みをさせていただいていました。
というのも、いよいよ体外受精を受けるにあたり、私自身、公表する気持ちになかなかなれなかったのです。失敗したら公表しようかなどと考えていたこともありましたが、今はやはり、これから体外受精を受けようと考えている方のためにも、体外受精ってどんなことか知ってほしいと思い、公表することにしました。
長くなるので、2回に分けて掲載します。


 診察 
結局、6回目の人工授精もむなしく生理が来たので、生理4日目に受診。
今回からは体外受精専門の外来になる。体外受精を受けると、精子と卵子がうまく受精しないのか、うまく受精しても受精卵がきれいに分割しないのか、受精卵がうまく分割しても着床しないのかなど、これまで妊娠しなかった問題がある程度クリアになるので、とりあえず次のスケジュール(といっても、準備期間を含め2ヵ月かかる)で体外受精をしましょうという話になった。
まずは、体外受精が効果的かどうかをみる検査を行った。
「これまでやってきた人工授精とどう違うのか」と聞くと、「自力で排卵を起こさせないところがミソ」ということだ。今回の月経周期では妊娠はしないように言われ、私は排卵日まで長くかかりそうだったので、排卵誘発剤が処方された。帰り道、予想はしていたものの、いよいよ体外受精なんだと思うと気が重くなり、自然妊娠はもうできないのかと、悲観的な気分になってしまった。


基本診察  216円
検査料 1,818円
その他 207円
病院への支払い 2,240円
調剤薬局 430円(クロミッド5錠)

 内診  
次は高温期になったら受診するよう言われて、14日後に予約を入れたのだが、基礎体温がはっきりと高くなっていなかった。とりあえず、体外受精の前に子宮頚ガンの検査と膣内の細菌検査を行い、1週間後、高温期になっている時期にまた受診することになった。


基本診察  216円
検査料 1,875円
検査料 360円
病院への支払い 2,450円

 診察 
 1週間後に受診。
今度は確実に高温期に入っていた。高温期に入って7日目頃から、点鼻薬を使う。
これは、ナサニールというホルモンの状態を下げる薬で、朝晩の1日2回、12時間おきに鼻に薬を入れるよう指示された。点鼻薬なんて初めて使うので、うまくいくかどうか??という感じだったし、厳密に12時間おきに使うというのも、私にはあまり自信がなかったが、まあ仕方ない。調剤薬局に行って薬をもらってから、もう一度病院へ行き、先生に薬を薄めてもらって帰った。


基本診察  216円
その他 724円(保険外)
病院への支払い 944円
調剤薬局 15,100円(点鼻薬、保険外)

 診察  
 生理が始まって3日目に受診。
これまでずっと点鼻薬を使いつづけている。ホルモンの状態が下がっているからか、前の生理周期は33日と、やけに長かった。なかなか生理が来ないので、「まさか妊娠?」とちょっと思ったりしたが、やっぱり来るものは来たのだった。
それにしても、この点鼻薬は、鼻に入れて間もなくのどに苦味が走る。鼻に入れてしばらくは上を向いていなければならないのだが、苦味を感じると、「来た来た~」という感じで、毎日お茶をそばに用意しておき、上を向きながら飲むようにした。そして、この苦味はかなり私にとっては覚醒作用があり、朝「だるいな」と思っていても、この薬を入れると、不思議と頭が冴えて、仕事もはかどった。ちょっとありがたい薬である。


診察の話にもどるが、今日から排卵誘発の注射をすることになった。私はこれまで排卵誘発をしても、卵胞がたくさん育つタイプではないようで、フェルティノームという薬を300単位(もっとも多い量)注射することになった。この注射は、筋肉注射ではなく皮下注射で、注射後はもまなくてよい。痛みも筋肉注射に比べてラクだった。


基本診察  216円
注射料 2,808円
病院への支払い 3,020円

 フェルティノーム注射2日目、3日目 
 病院へ注射を打ちにだけ行く。この間も、点鼻薬は続けている。実は、1回だけ点鼻薬を忘れてしまっていた。また、12時間おきと言われているが、1~2時間ずれてしまうこともしばしば。こんなので大丈夫かと思うが、先生には内緒にしていた。


基本診察  216円
注射料 2,808円
病院への支払い 3,020円

 内診+注射4日目  
 生理開始から6日目。卵胞の発育状態を見るために受診した。結構いい状態のようで、4日後にまた受診することになった。この日は金曜日で、土日は提携先の病院で注射をするので、その指示書ももらって帰った。


基本診察  216円
注射料 2,808円
病院への支払い 3,020円

 注射5~7日目  
 土日は提携先の病院で注射をし、月曜日はいつもの病院で注射だけをして帰った


注射料2回分 19,000円
病院への支払い 19,000円
(提携病院)

基本診察  216円
注射料 2,808円
病院への支払い 3,020円

 内診+注射8日目  
 生理開始から10日目。卵胞の発育状態は順調で、明日もう一度内診を受けることになった。そろそろ体外受精の日程が決まりそうだ。今日もまたフェルティノームの注射を受けて帰った。


基本診察  216円
注射料 2,808円
病院への支払い 3,020円

 内診+注射9日目 
 内診で卵胞の発育状態を結果、いよいよ3日後に体外受精を受けることが決まった。
内診の際、子宮の向きがどうなっているかも検査した。フェルティノームの注射も今日が最後となり、明日は夜の11時ジャストに提携先の病院でHCGの注射を受けるよう指示された。また、体外受精後は黄体ホルモン維持のためにプロゲステロン膣坐薬という坐薬を使うことになり、17日分が処方された。帰りに、入院手続きの書類を入退院受付で受け取り、病院内の売店で手術用の紙おむつや使い捨てシーツも買って帰った。さらに、提携先の病院にも行き、明日の注射料金を前払いした。


基本診察  216円
注射料  2,808円
検査料 1,818円
膣坐薬17日分  8,500円
病院への支払い 13,340円

手術用紙おむつ 73円
シーツ(2枚) 944円
売店での支払い 1,017円

注射料 1,170円
病院への支払い 1,170円
(提携病院)

 HCGを注射 
 夜の11時に提携先の病院へ注射を打ちに行く。
夜10時過ぎに家を出ていくというのは、なんだかヘンな気分だった。子どものいない夫婦だと、夫が付き添ってくれるのだろうが、わが家は、10時までに夫に帰宅してもらうのがせいぜい。まあ、子育て中の夫婦はこんなものだ。少し早く病院についたが、やはり注射時間は11時ジャスト。しばらく待って注射を受けた。これまで使っていた点鼻薬も今日の夜でやめるよう指示されていたので、家に帰ってから最後の点鼻。やるべきことはすべて終わった。あとは、あさってを待つのみだ。 (注射費用は前払いのため前項参照)


 今回は、ここで終わりにします。
続きは体外受精の当日から。私自身、とても興味深い体験でした。どうぞお楽しみに!


坪川仁保

子どもにかけるお金を考える会

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えとせとら vol.10 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。

vol.10 共働きで多産になる かけるお金とかかるお金はちがう 

 今、発売されている「アエラ」の9/6号の30ページに、「働きながら多産になる」という特集があります。FP仲間の内藤さん一家のお写真が大きく出ていて、かなりインパクトがある内容です。
 内藤さんの、「子供に<かけるお金>と<かかるお金>は違う」というコメントは、私も本当にその通りだと思います。長男くんは高校を中退して中華料理店に住み込みで働き、次男くんと三男くんは就職後、お金を返す約束で専門学校に行っているそうで、ここまで、堂々とプライベートを公開する内藤さんは、心から立派で、羨ましいと思いました。

 世間では、私立へ入れることが親の役目とか、大学進学は当たり前という、ある意味、勝手な思い込みを、常識と勘違いしている人が多いのではないでしょうか?
トリビアの泉というTV番組で、お母さんが子供を叱る時、何と言って叱るか調べたら、「よそはよそ、うちはうち」という言葉がトップで、ちょっと意外でした。
日常の細かいところでは、我が家にできることとそうでないことを、多くの親が認識しているのに、どうして、我が子の大切な進路を世間の常識で考えてしまうのか、不思議に思うのは、私だけでしょうか?お金がないから子供が産めないという、間違った考えを持っている人には、このアエラをぜひ読んでいただきたいと思います。
この特集の最後は、「20年後の日本は、楽天的なDNAを受け継いだ人間であふれている・・・」と、少子化という困った現実に明るい未来を予感させる言葉でしめくくられています。
おすすめです。


 

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家族と健康 vol.9 (高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.9 家庭教師はもったいなかった?

 ホームページに娘の話しを書くと、本人がイヤがるので、今まで遠慮していましたが、娘の許可をちょっとずつもらいながら、お話できることを紹介することにします。
 
 中学生の頃、学校の勉強についていけず、塾も行きたくないというウチの娘。 どうしたものかと悩み、家庭教師をお願いすることにしました。
中1の途中から中3の途中まで、約2年で3人の女子大生にお世話になりました。 結局、成績は上がらなかったし、高校受験は筆記試験で合格したわけではないので、学力アップという点では、家庭教師は無駄だったことになります。
けれども、一人っ子の彼女にとって「お姉さん」に接する機会は、案外貴重な体験になったのかもしれません。勉強より、お茶を飲みながらおしゃべりするのを楽しみにしていました。 自分の数年先を少しだけ想像する、いいきっかけには、なったようでした。

 ところで、ウチの娘は昔から男の子にまったく興味がありません。きれいなお姉さんが好きなのです。 そのうち、年頃になれば変わるだろうと考えていましたが、18歳になった今でもまだ昔のまま。将来は、いったいどうなることやら。 「おばあちゃんになりたい」という私の夢は叶わないかもしれません。

 それはさておき、当時、家庭教師をお願いするにあたり、申込書の中に「希望する条件」のような記入欄があり、ウチの娘は「美人な女の人」と記入しました。
どんな人が来るだろうと期待したのですが、最初に来た方は、美人でしたが勉強の教え方は今ひとつで、途中から約束の日に来なくなってしまいました。 次に来た人は、とても頭のいい方でしたが、美人とはいいにくく、3人目の方も同様でした。 こんなことを言っては失礼ですが、美人で頭もいい人ってなかなかいないのだという現実は、はっきり実感できたと思います。
芸能人や有名人の中には、美しくて賢い人はいますが、身近にはなかなかいないものです。 空想の世界と現実のギャップを認識できたことは、彼女にとっていい経験になったようです。
何せ、ウチの娘はアニメとか魔法とか、非現実的な空想の世界が大好きなので、時々、現実とそうでないものの区別がついてないのかも・・・と思うことが、以前はよくありました。 子供なら誰でもそうなのかもしれませんが。 また、現実を知ることが大人に成長するということにつながっていくような気がします。


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アトランダム・仕事便り vol.9 (畠中)

vol.9 「ミリオネーゼのマネー術」をようやく脱稿!

 毎日暑いと言うのに、平日は事務所でカンヅメ状態になっている。毎年秋から冬にかけて出しているムックや家計簿に加えて、下半期は単行本の出版予定が続いているからである。下半期の第1弾として発売されるのは、来月発売予定の「ミリオネーゼのマネー術」(ディスカバー21)。

この本では、1,000万円以上の収入を目指そうとする女性たち(ミリオネーゼ)に、これからの時代のお金との付き合い方、貯め方を提案してみた。私自身がファイナンシャルプランナーになるまでの経緯や、私自身の貯蓄法なども、できる限りご紹介したつもりである。といっても、節約や家計管理がまったくできない情けない性格なので、私自身の経験談のところは、失敗談のオンパレードのようなものなのだが。

現在は、毎月1冊のペースで単行本を書いており、そのあいまに連載ものの原稿を書いている。書いても書いても、終わりの見えない締め切り。今年度は、まだ4冊の単行本の締め切りを残している。パソコンの画面に向かうと気持ち悪くなるくらい原稿付けの毎日である。

 そんな中、11月にオレンジページから発売される「お金のきほん 2005年版」の仕事では、久しぶりに良いこともあった。憧れのエッセイストである岸本葉子さんにインタビューでお目にかかれたのである。「お金のきほん」には、インタビューページが5ページ(5人分)ほどあり、そこに登場する人として、「ぜひ、岸本さんに出て欲しい」と監修者の立場を利用して、私がリクエストしたのである。

 インタビューといっても、岸本さんに取材をして、原稿をまとめてくれるライターの人は別にいる。私は取材に付いていっただけなのだが、岸本さんのエッセイはかなり読んでいるため、ご自宅に伺ってエッセイに出てくる暮らしぶりを拝見できたことに感激。プライバシーに触れてはいけないので、ここでは詳しくは書けないが、「丁寧に暮らしている」というのが私の感想。「私も暮らしぶりを見習わなくちゃ!」という気持ちになった取材であった。

 オレンジページのインタビューでは、作家の角田光代さんのときにも取材に付いていった。角田さんは私と4歳しか違わないのに(年齢差のことを言ったらみんなビックリするぞ)、若々しくて、とってもかわいい人。「お金をケチると、人生の大切なものを失う気がする」と取材の際に言っていた。私が普段思っていることと同じことを考えていたので、ここでもちょっと感激。取材で、いろいろな人の話を聞くと、本当に刺激になる。本当は全員のインタビューに付いていきたかったのだが、スケジュールの関係で全員は無理だったのが、悔やまれる。一線で働いている人からは、刺激されるような話が絶対に聞けるのだから。

 私はファイナンシャルプランナーになる前、インタビューライターをしていたこともあるので(毎月、芸能人や有名人のインタビューをしていた)、当時はいろいろな人に話を聞いて、刺激されることも多かったことを思い出した。ファイナンシャルプランナーとしてアドバイスをしていると、人から吸収することよりも、吐き出すことのほうが圧倒的に多くなる。もともと引き出しの小さい私にとって、限界を感じることもよくあるのだが、インタビューでいろいろな人の話を聞くと、綿に水が吸い込まれるように、さまざまな情報がインプットされていく。

 最近は取材を受ける機会が多くて、なかなか人さまの取材をする機会には恵まれないが、もう少し子どもが大きくなって、フットワークが良くなったら、「昔取った杵柄」で、インタビュー記事の仕事もしてみたいな、と考えるようになった。おばさんになった私のことは、もう誰も使ってくれないかもしれないが。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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湘南スリーボーイズ vol.8 (菅原)

vol.8 おこづかいと性格

子どものおこづかい、親の悩みは尽きない。
おこづかいについての質問は、他の話のついでという形が多いものの、けっこうある。親は、みんな悩んでいるように思える。私自身も同じだ。

「子どもにかけるお金を考える会」のオフミーティングでも、ファイナンシャルプランナーであると同時に、わが子のおこづかいに頭を痛める保護者の顔があった。

悩みはだいたい次のようなもの。
  • いつから与える?
  • いくら与える?
  • 与える間隔は?
  • なかなか貯められない
  • 貯めてばっかり

日頃の相談では、子どもの性格によりますから、よぉーくお子さんの性格を見極めましょう・・・なんて事を言わせてもらっている。

エラソウな事を言ってはみても、私自身、3人の息子の性格を把握しているかどうか自信はない。だいたいこんな感じかなぁ・・と思った直後に裏切られることがあるし。

で、あらためて観察することにする。

道具はアイス。

3人息子はアイスが大好き。アイスクリーム、ラクトアイス、シャーベット、カキ氷・・・凍ってさえいれば喜んで食べる。チョコレートだって凍らせてから食べる(これは私が教えました。おいしいですよ!)。
7・8月分として、常温保存可能なシャーベットをひとりあたり50個用意した。毎日1個ずつ食べるには、ちょっと足りない数だ。

冷凍庫は大きくない。3人分150個のシャーベットはとてもじゃないけど入らない。次に食べようと思う分をせいぜい2~3個ずつ入れられるスペースしか空いていない。

3人に、シャーベットを50個ずつ配った。説明つきで。

  • 自分で管理すること。
  • 1日2個以上食べるときは、親の許可を得ること(お腹をこわすと困るので)。
  • 1日1個食べると2か月分には足りない。
  • ひとりでまるまる1個食べずに、兄弟で1個のアイスを分けるという方法もある。
  • 凍らせるのが間に合わなかったときは、兄弟から借りることもできる。

大量のシャーベットを前に、話を聞いているのかいないのか・・・

20040726_2 3人とも、毎日のようにシャーベットを食べている。暑い日が続ハ いているので仕方ないといえば仕方ない。仕方ないのだが、それにしても、大事に取っておこうという気配はない。腐るものではないから、もう少しケチケチ 食べてもいいと思うの だが・・・う~ん、3人とも浪費家なのだろうか。

 長男のこづかいを年俸制にしたときと同じ状態に、こちらが憂鬱になる。1年分のこづかいを4ヶ月で使い切ってしまい、あとは忍の一字。ちっとも学習していない。困った困った・・・

私が頭を悩ましている頃、次男が夫に交渉していた。「次の休日にはカキ氷を食べたい。」「作ってください。お願いします。」と、夫に頼んだのだ。

50個もシャーベットを配ったので、まさか、かき氷を作って欲しいと言い出すとは思っていなかった。カキ氷を作らないという約束もしなかったことだし、たぶん夫は作ってやるだろう。土曜も日曜も作ってやるとすると、10数回も作ることになる。
とすると・・・シャーベットは足りなくなるどころか、余る計算だ。次男が、カレンダーをみて計算したかどうかは、まだわからないが、8月の終わりが楽しみになってきた。
カキ氷を作ってもらうためには、事前に氷を作っておくという「準備」が必要なことも覚えるだろうし。

次男の話を横で聞いていた三男も、同じように頼んでいた。三男はまだまったく計算ができないが、「次男を真似る」というワザは持っている。こちらもどうなるか楽しみだ。

カキ氷の話をまだ知らない長男、この子が一番心配だ・・・



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悪がき日記 vol.8 (畠中)

vol.8 末っ子はやっぱり手ごわいぞ!!

 毎日、原稿の締め切りに追われているので、悪がき日記も少しご無沙汰してしまった。この夏は、ずっと原稿の締め切りに追われる日々になる予定で、旅行先にもパソコンを持って行かなければ間に合いそうにない。かなりブルーな気分の夏休みになっている。

 そんな中、今月は我が家の次男(4歳の3番目)の悪がきぶりをご紹介する。我が家の子どもの中では唯一おとなしく、マトモに育ちそうだったはずだった次男であるが、日に日に悪さがエスカレートしている。たとえば、先日の美容院でのこと。私がカットしているあいだ、隣に座っているおばあちゃんと話をしながら待っていたときのひと言。

「○○ちゃん、相手をしてくれたおばあちゃんに、お礼を言いなさい」
「わかったよ。きたねえ、ババア、ありがとよ」
私はもちろん、美容院中の人が凍りついたのは言うまでもない。

そのあと、次男を連れて、自宅の建て直し現場を見に行った(ちなみに我が家は現在建て直しの真っ最中である)。音や振動などで迷惑をかけているために、お詫びのつもりで隣の家に手土産を持っていったときのこと。次男の顔を見て、おじさんはジュースを数本くれた。
「○○ちゃん、おじさんにお礼を言いなさい」
「ありがとよ。でも、中身が入っていなかったりして」
私は自宅の建て直し現場で、次男をコンクリート詰めにするところであった。

さらにこんな会話も。 ウチの子どもたちがベビーシッターさんを大好きなことはすでに書いたとおりだが、先日「○○ちゃんは、○○さんのどこが好きなの?」と尋ねたら、「おっぱい!!」という答えが返ってきた。「さわりたいんだけど、いつもダメっていうんだ・・・」
当たり前だろ!! 兄に続いて、おまえもエロ坊主かい・・・。

 長男の悪がきぶりが中心になるはずだった悪がき日記であるが、次男も相当な悪がきである。長男が悪いと、次男にも簡単に伝染するらしい。最近ますます、「私には仕事があって、本当に良かった」と思う機会が増えている。専業主婦で子ども達と毎日顔を突き合わせていたら、私の神経は絶対にもたない。いろいろな悪さが重なったりしたら、私の脳の血管が切れてしまうかもしれない。あ~あ、仕事をしていて、本当に良かったよ(自分をなぐさめている。何だか情けないが)。

 余計に頭にくるのは、周囲の人が次男のことをおとなしい子どもだと思っていることだ。次男はもうすぐ5歳になろうとしているのに、14キロくらいしかなく、保育園の同じクラスのお友達からも「○○ちゃん、小さくて可愛い」などと言われてしまう頼りなげな外見をしている。我が家で唯一のスレンダー体型だ。話し方もまだまだ赤ちゃんぽい。

 「夏休みに入ったのに、毎日保育園通いをさせてかわいそう」と思うことも多々あるが、昼間離れていたほうが、我が家にとっては幸せなことが多いのではないかとも思う今日この頃。「暑い毎日だから、これ以上私をカッカさせないでくれ!!」と願うばかりである。

みなさまは暑い夏。お子さんと楽しくお過ごしくださいね。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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家族と健康 vol.8 (高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.8 夫婦ゲンカ

 最近は、まったく夫婦ゲンカをしなくなった。
先日、軽く言い合いになったけれど、久しぶりでちょっと新鮮だった。

 昔はよくケンカをした。離婚しようかと思ったこともあったが、何となく月日が流れ今に至るという感じ。
どうしてケンカしなくなったのだろう?

 よくケンカしていた当時と今で一番違うのは、私が仕事を持っているということ。
その当時は専業主婦だった。子どもは幼かったし、生活費のことなども不安で、このまま一生終るのか?とずこーくイヤな気持ちになったこともあった。自分がイライラしていると子どもにも怒ってばかりいたし、夫との会話もどうしても穏やかでなくなる。
今は、私が忙しい時などは会話さえない。だから、ケンカになるはずもない。19年も一緒に生活していれば、言わなくても分かりきっている部分もある。相手の顔色を見て「なんか機嫌が悪そう」という時は近づかないという暗黙の了解もあるし、不機嫌の原因が自分じゃない時は「何かあったの?」と優しく語りかけ、グチの1つも聞いてあげれば、機嫌がなおったりする。

 考えてみれば、結婚当時と今と比べ、夫の性格が変わったとは思えない。確実に歳を取って、今はギックリ腰を患って、ちょっとうるさいが。我が家の場合、夫婦ゲンカをしなくなった理由は、明らかに私の状況が変化したからだと思われる。

  自分には自分のすべきことがあって、時々、夫のことを思い出すくらいが、ちょうどいいのかもしれない。仲良く買物や散歩をしている年配カップルを見かけると「自分たちも将来ああなれるかなぁ・・・?」と思ったりしている。


高橋希代子

子どもにかけるお金を考える会

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えとせとら vol.9 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。

vol.9 貴重な夏休み 夏休みのおすすめ 

 できることなら、「子供の学力を伸ばしたい」と思いますよね。 お子さんの学力を伸ばしたいなら、おすすめの本がありますので、ご紹介します。
『「本当の学力」は作文で劇的に伸びる』というタイトルで、著者は芦永奈雄さん。   (大和出版発行,1,500円+税)

 受験勉強をしてはいけない。世の中には「本物の勉強」と「ニセモノの勉強」がある。作文を書くことで「本物の勉強」をして、思考力や表現力をつよう。そうすれば自然に読解力がついて、算数の文章題も解けるし、国語はもちろん、社会や理科の成績も上がる。英語なんて国語ができなければ上達するはずがない。というような、言われてみればもっともな内容が繰り返し書かれています。

 けれども、たいていの子供は(大人でも)作文が苦手という場合が多いのではないでしょうか?そこで、どうしたら作文が得意になるか?そのコツも書かれています。大切なのは「ストーリー性」と「描写」なのです。これを鍛えると、素晴らしい作文が書けるようになるそうです。 そして、遊ぶことが豊かなストーリーと描写のモトになるということです。

 ただし、最適な年齢は小学校高学年。小3から急に伸び、小6あたりから下降するとのことです。残念なことに、高校生になると柔軟性や吸収力がなくなり進化がないと書かれています。我が家の場合は、時すでに遅し。もっと早くこの本に出会いたかった。ちょっとがっかりです。
まだ間に合う年齢のお子さんをお持ちなら、ぜひ試されてはいかがでしょうか?せっかくの夏休み、まず遊んで、それからこの本をお手本にして、親子でどっちがいい作文を書けるか競争するのも楽しそうですね。

 二度と来ない今年の夏休み。子供が大きくなればなるほど、過ぎてしまった夏休みは貴重なものだったと気がつくのです。

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アトランダム・仕事便り vol.8 (畠中)

vol.8 セミナー受講者、わずかに2名なり!

 先日、ある新聞社の仕事で住宅関係のセミナー講師を引き受けた。過去の例からその会場では、来場者が少ないと聞いていたが、事前のお申し込みは何と3名。しかも当日に1名のキャンセルがあり、実際の参加者は2名であった。セミナー自体も、個別相談のような雰囲気であった。  

 参加者が少なかったことは、私自身の知名度不足もあるので仕方がないと思っている。今回書きたいのは、そのことではない。参加者の少ないセミナーでは、ご本人が嫌がらない限り、個別の質問にも丁寧にお答えできる。セミナーでありながら、個人相談に近いくらいまで、突っ込んで回答することができるのだ。

 実はその少し前、女性だけの住宅セミナーをおこない、そのときは320名もの方に来ていただいた。セミナー終了後、個人相談を受けたいというご希望もそれなりにあったのだが、そのセミナーには個別相談会は設けられていなくて、私は有料相談をやっていないために、電話で質問にお答えするくらいしか対応することができなかった(もちろん、電話でのご相談は無料でお受けしたが)。別のセミナーでお会いして、個人相談を希望してくださった方が、もし参加者2名のセミナーに参加してくだされば、ほとんど個人相談状態で回答ができたのに・・・と、そのミスマッチングをとても残念に思うのだ。

実はその少し前、女性だけの住宅セミナーをおこない、そのときは320名もの方に来ていただいた。セミナー終了後、個人相談を受けたいというご希望もそれなりにあったのだが、そのセミナーには個別相談会は設けられていなくて、私は有料相談をやっていないために、電話で質問にお答えするくらいしか対応することができなかった(もちろん、電話でのご相談は無料でお受けしたが)。別のセミナーでお会いして、個人相談を希望してくださった方が、もし参加者2名のセミナーに参加してくだされば、ほとんど個人相談状態で回答ができたのに・・・と、そのミスマッチングをとても残念に思うのだ。

 住宅ローンに関しては、ご相談を受けていただくと、同じ金額の住宅ローンでも、契約の時点で数十万円の利息を浮かすことができる。ところが家を買うときは、家そのものの選択や内装などのことで頭が一杯で、ローンの中身を考える時点ではすでに疲れ果てて、深く検討しないまま契約してしまう人も少なくない。また、買ってから繰り上げ返済をするから考えるのは後でいい、と割り切っている人もいる。でも、繰上げ返済をおこなうにしても、契約の前にローンの借り方に工夫をすると、繰上げ返済の効果はより上がることも知ってもらいたいと思っている。

 そしてもうひとつ。ぜひ、お知らせしたいことがある。頭金を貯めてから家を買うのは基本中の基本であるが、最近では3,000万円くらいのマンションを買う場合、1年間に160万円から170万円のペースで頭金を貯めても、1%の金利上昇によって吸収されてしまうという時期に差し掛かっていることだ。たとえば3年間でがんばって500万円を貯めても、3年後に金利が1%アップしていると、返済総額は頭金なしですぐに買った場合よりも、40万円近く増えてしまうのである。頭金のない人は、それ以前の貯蓄能力が乏しい人といえるので、買うことをおすすめしているわけではないが、頭金を貯めるペースが遅いのに、家を買うことが決まっているご家庭の場合、頭金を貯めるために購入を先延ばしすることが、必ずしも賢い選択肢にはなりえない時期になっている。マイホームの購入計画は、より難しくなっているのだ。

 このような事例を、セミナーでは具体的な数字を用いてご紹介しているが、人数が少ないほど、理解度は高まる気もしている。人数にこだわって仕事を請けているわけではないので、「多少場所は遠くても参加したい!」というご希望があれば(宜しければ、メールをください)、人数の少なそうなセミナーをピックアップして、お知らせすることも検討したいと考えている。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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えとせとら vol.8 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。

vol.8 コラム

人生はこんなに素適なのに、どうして少子化がすすむのでしょう・・・  
人は、生きたり死んだり  
人は、稼いだり使ったり  
人は、笑ったり泣いたり  
人は、食べたり飲んだり  
人は、寝たり起きたり    

熱かったり冷たかったり  
暑かったり寒かったり    

転んだり立ち直ったり  
沈んだり舞い上がったり    

押し付けたり、押し付けられたり  
あげたり、もらったり    

助けたり助けられたり  
支えたり支えられたり    

興味を持ったり納得したり  
感動したり感激したり    

お母さんからもらった命  
お母さんの分まで大事にするね。  


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湘南スリーボーイズ vol.7 (菅原)

vol.7 湘南スリー坊主

 中学生の家庭科の教科書を見ると、消費者としての知識を得る項目がある。ファイナンシャルプランナーとして仕事をしている母としては、たいそう興味深いものだった。この知識を使いこなすことができれば、私たちは消費者としてなかなか快適に過ごしていけそうである。親という立場では、学校で学んだことを実生活で体験させることで子どもの役に立てるだろう・・さぁ、長男に何をさせようか・・と考えた。

消費に関わるところに関連すると思われるものに、「衣服計画のたて方」というものがあった。計画を立て、予算を決め、購入するまでの過程を学ぶようになっている。
(1)手持ちの衣服の把握  
(2)必要な衣服を検討  
(3)(1)と(2)を比較し、不足分をどのように(作る・もらう・購入する)入手するか考える
  → 購入する場合 (4)予算を決める
           (5) 商品の比較  
           (6) 試着
           (7) 購入

ざっとこんな感じだが、まだ、衣服に興味がない長男には、無理と判断。徐々にやらせることにする。 まずは、おこづかいの中で、純然たるおこづかい以外に、長男の「生活費」として使うものを決め、やりくりさせることにした。

こづかい月額
3,000円
こづかいでまかなう物
  1. 制服着用時の白ソックス
  2. 野球部の部費(月額500円)・試合交通費
  3. 学用品のうち消耗品
    (鉛筆・消しゴム・ノートなど)
  4. 散髪代
  5. 年間計画以外の学級費
    (クラスでの写真代など)

5つの生活費をまかなった残りが、長男の自由になるお金だ。月額3,000円では余裕はない。
特に、野球の試合で遠くに行くとこづかいが不足する可能性もあるのだが、小学校のときにもらっていたこづかいよりも大幅に増額したので、つい、油断したらしい。
4月には部活が臨時休部になった日に映画に誘われ、6月には野球のチケットをいただいたので交通費を自分で負担して出かけていった。長男の予定にはなかった出費だ。

20040616 先週のこと。
「ママぁ、髪をママに切ってもらったら、お金払わなくちゃいけない?」と長男がたずねてきた(中学生にもなって「ママ」はないだろう)。春休みに切ったきりの髪の毛がずいぶん伸びていたのだが、散髪代を出せずに床屋に行っていなかったのだ。野球部では、丸坊主を強制していないので、学校で注意されることはなかったようだが、見苦しくなっていたのは事実。

 私の腕ではバリカンで丸刈りすることしかできないが、無料なら、 丸刈りでいいと言う。無料であれば、かっこよさは追求しないこ とにしたらしい。肩たたきを条件に引き受けた。交渉成立。 お金でまかなえなければ、労働力の提供という手もあるのだ。

暑かったゴールデンウィーク中に丸坊主となっていた次男・三男 といっしょに、くりくりとした坊主が3人出現した。 「スリー坊主」


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悪がき日記 vol7 (畠中)

vol.7 中2の長女のお小遣い額はいくらが適正?

 中2の長女は、私と似てやりくりがまったく出来ない(似て欲しくないところばかり似るものだ)。あればある分だけ、お金を使ってしまう。「塾が終わったら○○を買ってきて」とメールで頼むと、「50円しか持っていないから無理」などという返事が来る。いまどき、小学生だって1,000円くらい持ってるぞ!
 これではいくら何でもまずいと思い、長女についてはお小遣い制にすることを提案した。それまでは、使ったお金の領収書やメモを持ってきたら、その金額を渡すようにしていたが、要求されるのが結構な金額になってきたので、歯止めをかける意味でも、長女自身が使い方を管理するお小遣い制にしようと考えた。ふつうの家庭は、中学生くらいになればお小遣い制が当たり前なのかもしれないが。
 長女に向かって、「来月からお小遣いは、ひと月5,000円にするからね」と私。すると、「ええええ~、いくら何でも横暴だよ!!!」と言い返された。(何で、5,000円のお小遣いが横暴なのよ???あんたの1万5,000円もの携帯電話代を払ってあげてるのは誰??)と心の中で思いながら、「いいわよね?!」と長女に確認した。すると長女は、「5,000円なら、いらない」と言い放った(くそ~)。  
 「何よ、中学生なんて、そんなモンでしょ!」と私。「5000円なんて、友達に恥ずかしくて言えないよ」と長女。空しい会話をしばらく続けたあと、私はお小遣い制にすることを押し切った。長女によると、5,000円という金額は、友達の中でも最低ラインらしい。(本当かい?)と心の中で思いながら、とりあえず6月から5,000円を渡してみることにした。
 まだ、ひと月経たないので、5,000円以内でやりくりができるのかどうかはわからないが、使ったお金については自主的にメモをするようになった。お小遣い制にする前のメモは、使途内容に疑問点がかなりあったのだが、さすがに自分のお金となると、使い方をチェックする気持ちが芽生えたようである。(携帯電話代は今月から定額制になったので、早く変更する予定。本来なら、携帯電話代もお小遣いに含めたいくらいだ! でも、マイナスになってしまうという長女の意見でそれはボツになった)
 お小遣い制に加えて、お弁当を作らなかった日は、ジュース代やおやつ代(学校の中にプリンなどの自動販売機がある)を含めて1,000円を渡すことにした。長女が中学に入ってからは、徹夜明けでも体力を振り絞ってお弁当を作っていたが、最近はときどき、お弁当作りをサボることにした。長女は食べ物にうるさいので、インスタント食品が使えず、お弁当作りもそれなりに疲れるからだ。お弁当は作れても、その後の仕事に差し支える。40代に入ってから、体力がますますなくなってきている気がする私。ときどきお弁当作りを休ませてもらうと、ホントに助かるのだ。
 お昼代の金額として、中学生に1日1,000円は贅沢だと思うが、節約することを覚えて、お小遣いに充当してくれればと考えている。お小遣い制にしてからというもの、最近は出かけるときにお弁当を渡すと、「今日もお弁当かあ」と嬉しくなさそうな顔をされる。親としては複雑な気持ちだが、しばらくお小遣い制を続けてみようと思う。
 ところでふつう、中2くらいのお小遣いって、いくらくらいが適正額なのだろうか。普段は、他人の家計のことなど気にしたことのない私だが、長女にお小遣い額を否定されて以来、何となく人さまのお小遣い額が気になる、今日この頃である。


畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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えとせとら vol.7 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。

vol.7 同級生が、今秋おばあちゃんに!

 同級生が、今秋おばあちゃんになります!
 先日、じつに何年ぶりかで、中学と高校で一緒だった友人から電話がありました。
その友人とは中学で同じクラス(だったと思う)、高校ではクラスは別でしたがクラブ活動が同じでした。部活仲間とは色々なおしゃべりや、合宿や、遊びに行って楽しかった数々の思い出があります。
その友人は19か20歳で結婚し、ウチの娘より5歳年上の男の子と、下に2人女の子がいます。 久しぶりの電話で、お互いの子どもの話しになりました。

以下、友人との会話(一部抜粋)
私 :「オタクの長男、もう彼女いるんでしょ?」
友人:「うん」
私 :「まだ結婚しないの?」(半分冗談で聞いた)
友人:「実は、結婚したの」
私 :「おめでとう。えっ!まさかできちゃった?」
友人:「うん、11月に産まれるんだ~」
私 :「えぇぇぇぇぇーーー、じゃ、おばあちゃんじゃない」
友人:「まぁ、そうなるね。まったく困っちゃう。まだ子どもつくるんじゃないよ!ってサンザン言ってたのに・・・」
私 :「そうなんだ・・・」「でも、おめでとう」

コウノトリは、本当に気まぐれだと思います。
どんなに望んでも子宝になかなか恵まれない人もいれば、望まないのに、授かる人もいるのです。普通なら、43歳でおばあちゃんになるのは、ショックだろうなぁと、友人の心情を思い、とても複雑な気持ちになりました。友人の息子さん夫婦が、育児を楽しめるよう心から祝福したいと思います。

 実は、ウチの娘には日頃から「早く子ども産みなよ~」と言ってはイヤがられてます。自分でもヘンな親だと認めています。けれども、自分自身、望まない子宝でしたが、娘を授かり産み育てて本当に良かったと思っています。娘のお陰で数多くの貴重で楽しい体験ができたし、今の自分があるのだと感じています。だから、娘にもぜひ母親になってほしい。なるべくなら、若い時に産んでしまった方が、早く楽ができるでしょうし。しかし、娘は子どもを産むどころか、彼氏の気配すらこれっぽっちもない様子。私もおばあちゃんになりたいのに・・・。孫に恵まれた友人が、ちょっぴり羨ましくなりました。
老後は孫やひ孫に囲まれて遊べたら幸せだろうなぁ・・・などと想像してしまいます。あとひとつ、初対面の人は、私に18歳の娘がいると知ると、たいてい驚いてくれますが「孫もいるのよ」と自慢して、もっとビックリさせて楽しみたいという夢もあるのですが・・・。


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家族と健康 vol.7 (高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.7 結婚と介護 結婚の動機と盲点

  夫と出合った頃、共通の趣味はスキーでした。
同じ家から一緒にスキーに行けて楽!という動機で結婚しました。
高橋家の嫁になるという認識は、当時はまったくありません。
ところが、初めて夫の実家に行った時、夫の両親に「これから世話になるからよろしく。その代わりこの家にある全てのモノは将来あなたたちにあげるから」というような話しをされて愕然としました。
そうだ、この人(夫)は一人っ子だっけ。ひょっとして、見ず知らずの他人だった人たちの老後の面倒を私がみるのか???!!! ということに初めて気が付きました。
ちなみに財産といえるようなものは田舎の狭い土地と古い家だけ。(ごめんなさい。でも本当です。) かなりショックでした。
しばらく落ち込みましたが、義理の両親は当分は元気そうだから、その時が来るまで考えるのはよそうと決心しました。いつか必ず「Xデー」は来るのに、イヤなことから逃げたい時は、思考を止めてしまうのが、たぶん普通の人間心理なのでしょう。

 そして数年後、一回目のXデーが来たのです。
義父が心臓疾患で倒れ緊急手術。一命をとり止めましたがしばらく入院が必要になりました。 入院中、義父から私を実の娘と思っていると言われました。
私は・・・ちょっと複雑な気持ちでした。当時、娘を保育園に預けて私が働いてなかったら、田舎に泊まり込み看病をすることになっていたかもしれませんが、免れました。

 義父はその後10年ほど普通におとなしく暮らしていましたが、ある暑い夏の昼間、珍しく出歩いて近所で倒れました。二回目のXデー。今度は脳梗塞。
再び一命はとり止めましたが左半身にマヒが残ったのです。
本来は、リハビリである程度の回復が見込めるはずでしたが、心臓に持病があるのでリハビリは難かしいですね、といわれました。
ちょうどその頃、私は子宮筋腫の手術で入院することになっていました。 そのせいで、義父の見舞いにはあまり行けなかったのです。
入院して半年たち、そろそろ介護をどうするか考えていた矢先、肺炎になりこの世を去りました。また、介護から免れました。

 翌年、3度目のXデー。
義母が乳がんで手術・入院したのです。手術に立会い、一晩だけ病院で付き添いました。
2週間の入院中に数回お見舞いに行きましたが、仕事があったので、付きっ切りにならずに済みました。
幸い転移はなく、今は元気に1人で暮らしています。 今のところ同居は考えていないようですが・・・。

 さて、4回目のXデーはいつでしょうか?
痴呆になるのか、寝たきりになるのか想像もつきませんが、介護の研究会に所属して勉強しているお陰で、知識が増えて不安はずいぶん解消されました。
いつ、その日がきても冷静に最善の方法を、夫と一緒に考えることが出来そうな気がします。とはいえ、介護の苦労は体験してみないと本当に理解したとは言えないでしょう。


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不妊治療のお金 vol.6 (坪川)

vol.6 一人目不妊と二人目不妊、どちらが大変?

 今月は、不妊治療のお金のことをちょっと離れて、治療を続けていて思うことなどをお話したいと思う。
 
 私には小学校2年生になる子どもがいるので、不妊治療といっても二人目不妊である。一人目がほしくても授からない人から見れば、一人いるんだからいいじゃないか、と思うだろう。実際、私の母親も「まあ、あんたたち夫婦のことだから私は口出ししないけど」と言いつつ、「一人いるんだから、ムリして治療しなくてもいいじゃないの」と思っている。息子の友だちのおばあちゃんにも「子どもは増えるだけ苦労するから、一人でいいじゃない」とも言われる。
 けれども、子どもより先に死ぬ親の立場として、私と夫の2人の面倒を一人の子どもに見させるにはかわいそうだと思うのだ。これは、以前に高橋さんが書いていたことと同じように、私も父親が亡くなった時に「きょうだいがいてよかったな」としみじみ感じたからだ。親の死に際に看病をしたときは、ずっと胸騒ぎがして何日間も熟睡できなかったことを今でも思い出す。だから同じ立場で、同じ思いを共有できる人間がいることは、本当に心丈夫だった(ちなみに、私のきょうだいは弟2人なので、彼らを当てにしたり、頼ろうと思ったことは今まで一度もないが)。
 2つ目には、息子もきょうだいを欲しがっているからだ。来月は七夕だが、七夕の短冊に「赤ちゃんが来ますように」と何度書いていることか。ここ2年ぐらいは自分で短冊に書いているが、物心ついた3歳頃から「赤ちゃんが生まれますように、って書いて」と私に言っていた。私もかつては「〇〇がいい子にしていないから、神様が赤ちゃんをくれないんだよ」と脅したりもしていたが、最近息子は「どうせいい子にしていても、赤ちゃん来ないよ」と開き直っている。今年はどんなお願いをするのだろうか?
 それともう1つ、もう一度赤ちゃんのいる生活をしてみたいからだ。わが子の赤ちゃん時代の写真を見ると、私も夫も、とても楽しそうな表情をしている。子育ての時期は肉体的にも精神的にも本当に大変だけれど、あの頃はこんなに幸せだったんだな、と思うのだ。だから、まだ赤ちゃんを授かっていない治療中の人にもこの幸せを感じられるよう、ぜひ頑張って欲しいし、心から応援したいと思っている。まあ、最近の私は、あきらめの境地に入りつつあるのだが、それでも続けられる努力はしたいと思っているので、一人目不妊の人も、二人目不妊の人も、お互いに頑張っていきましょう。

 

坪川仁保

子どもにかけるお金を考える会

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湘南スリーボーイズ vol.6 (菅原)

vol.6 どっちを選ぶ?スキーと自転車

 昨年の11月。長男がスキーに行きたいと言い出した。数年前から、通っていた水泳教室が主催するスキー教室に参加していたのだが、前年のスキーから帰ってきた後、「来年はもう行かない!」と言い切っていたのに・・・である。
ひととおり滑ることができるようになったし、宿は寒いし、もう、いいや・・・ということだったらしい。
しかし、仲のよい友人に誘われて、あっさり気が変わった。

なんという意志薄弱!

でも、家計に、スキーの予算はない。どうしたものか。

  実は、6年生の間に10センチ近く背が伸び、それまでの22インチの自転車が小さくなっていたので、中学への進学祝に近所のお兄さんたちが乗っているようなスポーツタイプの自転車を買ってやることになっていた。
だが、乗って乗れないほど小さくなったわけではない。そこで、自転車とスキーのどちらかを選ばせることにした。

長男はスキーを選んだ。 いずれ、弟たちへお下がりにすることを前提にウェア一式を購入、参加費用もろもろ含めて約7万円の出費となった。買うはずだった自転車よりも高くついたが、まぁ仕方ない。

しかも、自転車を買ってもらえないことを知った夫の父が、もう、自分は乗らないからと、大人用の自転車をくれたのだ。大きなかごが前に付いた、いわゆるママチャリではあるが、大人用ということで、長男は喜んで受け取った(ように見えた)。欲しいものを両方とも手に入れたのだ。

 ところが! である。

20040607 先日のこと。夫が私に言う。
「アイツ、スポーツタイプの自転車が欲しいんだって。ママチャリに乗っているの自分だけだから、恥ずかしいらしいよ。夏のボーナスで買ってやるか・・?」

直接、私にねだると「ダメ!」の一言で終わりになると思ったのだろう、やさしいパパにねだったらしい。

 夫には、自転車とスキーを天秤に掛けた結果、長男自身がスキーを選んだことを思い出してもらい、長男には、自転車の役割をあらためて説明した。体格に合った大きさで、必要な荷物を積むことができれば、ママチャリだって立派な自転車だよねって。
ましてや、祖父にもらった物。大事に使わなくちゃ、バチがあたるよ~

見栄えが気になる年頃、気持ちはわかる。 でも、親の財布の中身が無限でないことはわかっているはず。

 今日も、野球の朝練に行くため、大きな荷物を載せてママチャリに乗っていった。


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アトランダム・仕事便り vol.7 (畠中)

vol.7 書く仕事を続けるために、さて、どうするか?

 フロントページに告知を載せたのは保険セミナーだが、個人の仕事としては、相変わらず住宅関連のセミナーが多い。6月の土日などは、午前と午後で、別の会社のセミナーが重なっている日も何日かある。野球で言えば、ダブルヘッダーだ。5日間セミナーが続く週もあり、精神的にはかなり疲れそう。引き出しが小さい私にとって、話すネタもだんだんとつきていて、いろいろな意味で厳しくなっている。もっと自己研鑽せねば。

 セミナーが増えていることはありがたいのだが、自分の身体がその場所に居ないといけないので(当たり前だが)、子どもが小さい私にとっては引き受けるのにリスクがある。セミナー当日に子どもが熱を出しても私は休めないので、子どもが小学校や保育園を休まなければならないときは、主人が会社を休むハメになる。といっても、主人が会社を休めるのは、多くても月に1回程度。あたたかい時期はまだいいが、12月から3月にかけての寒い時期は、子どもが必ず熱を出す。熱を出すと、学校や保育園を休むのは1日ではすまない。3日、4日と休まれてしまえば、仕事に響くこと、この上ない。我が家のベビーシッターさんは喫茶店を経営しているため、ランチ以降の時間からしか頼めない。そんな事情もあって、寒い時期の平日、それも早い時間に開始されるセミナーは受けにくい。そのような状況でも、自分のペースで仕事を継続してこれたのは、書く仕事を中心にしてきたからだと思っている。

 私自身の経験から言わせてもらうと、書く仕事と言うのは、子どもが小さいときに向いた仕事のような気がする。収入面でも安定するので、ありがたいと思っている。ここでちょっと話を変えるが、不思議なことに、文章がうまいことと、食べていける書き手になれることはイコールではない気がする。 私がフリーライターになった頃、同じような駆け出しのライター仲間の中に、文章がとても巧い女性が何人もいた。でも多くの人が、書くことを職業にはできなかった。それは、何故か。すでに売れている人ならともかく、駆け出しの人間にとって、仕事を継続するには、相手の要求を呑まなければならない場面が多い。それなのに、文章に自信のある彼女たちは、自分が書いた文章の正当性を主張してしまう。もちろん彼女たちの持論が間違っているとは思っていないが、編集者にとっては使いにくい存在になっていることに気がつかないのだ。書くことを職業にするためには、相手の要求を上手に呑み込む訓練も必要だったのではないか、と個人的には思う。相手の要求を平気で呑んでしまう、私のようにポリシーのない人間も問題があるだろうが。

 決して自慢することではないが、私は自分の文章をうまいと思ったことはない。なので、編集者からどんなに自分の文章を書き直されても、あまり気にならない(文章が下手な編集者が書き直すときだけは、頭にくることもあるが)。直してもらって、文章がわかりやすくなっていると「さすがプロ!!」などと思ってしまうくらい、情けない書き手である。 そんな私にとっても、これから先の何年間は、文章を書いて食べていけるか否かの転換点になると考えている。育児雑誌などでは、自分の名前をつけた連載を持たせてもらっているが、一般誌では連載と呼んでいいものか、微妙な感じでレギュラー執筆をしているものも少なくない。れっきとした連載にステップアップするためには、文章にもう少しこだわりを持ったり、世の中を見る目を相当養わなければならないだろう。子どもが小さいことを言い訳にはできない時期に差し掛かっている私にとって、この何年間かは正念場になるはずだ。

 文章を書いて食べていけるのは、あと何年間なんだろうか。それとも、セミナーが仕事の中心になってしまうのだろうか。自分でも想像ができないし、あくまでも受け身の立場なので自分では選べないかもしれない。しばらくは状況を受け止めつつ、邁進していくるもりである。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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アトランダム・仕事便り vol.6 (畠中)

vol.6 不動産会社のセミナーは受講者の目が厳しい!?

 相変わらず、不動産会社のセミナーが多くなっている。私はプライベートでも不動産が好きなので、仕事の種類としては望ましいのだが、「売りつけないように話す」ことには、相当に気を使う。そのため他のテーマのセミナーよりも、終わると何倍も疲れてしまうのだ。不動産会社のセミナーだからといって、講師料が高くなるわけではないのだが、受講者の中には「相当高い講師料をもらっているんじゃないか」などと聞いてくる人もいるので、余計に疲れる。がっかりもする。でも、厳しい目の中でおこなうセミナーは、自分自身を鍛える意味でも、必要なことなのだと、思うように努力している。

 先日は丸ビルで、ある不動産会社のセミナーをおこなった。「丸ビル」でのセミナーは初めてだったので、セミナー会場に行くのを楽しみにしていた。ところがセミナーの数日前に、5月におこなわれる六本木ヒルズのセミナーの打ち合わせをしたため、私の頭の中には「丸ビル」ではなく「六本木ヒルズ」という言葉がインプットされていた。そのせいなのか、単純に私がアホなのか、丸ビルでのセミナー当日、六本木ヒルズに向かう電車のホームに私は立っていた。電車が来た瞬間に「あっ!今日のセミナーは丸ビルだった!!」と気付いて乗るのを止めたが、あぶなかった。受講者をまたせて、主催者には大目玉をくらうところだった。それにしても私の脳というのは、相当退化している気がする。こんなんで、セミナーの講師を務めていて大丈夫なんだろうか。自分の脳がかなり不安である。

 5月の六本木ヒルズでのセミナーは、独身女性向け。マイホームを持つことによって、老後の不安を軽減できるかどうかという話とともに、頭金の貯め方やローンの上手な返し方を考える。個人的な印象としては、シングル女性の持ち家率は高まっていると感じているが、全体的に見ると、家を持たないまま老後を迎えようとする人が増えている。確かに住宅ローンを抱えることもリスクであるが、老後に家賃を残すことに比べれば現役時代のローンのほうがリスクは小さいと私は思う。 お金の問題だけではなく、老後には部屋が借りられなくなるリスクや、年を取ってからさまざまな契約をしなければならないリスクもある。LTC研究会で、高齢者向けの住宅の見学にも行っているが、「住みたいなあ」と思える物件は、あまりにも競争倍率が激しい。「くじ運」のまったくない私には、住みたいなあと思える高齢者住宅の抽選に当たる自信がまったくない。加えて、公団などの特殊法人が縮小されるリスク、自治体の高齢者対策としての住宅政策も縮小されるリスクなど、リスクを数え上げれば、やっぱり老後の賃貸住まいはコワイ。もちろん、今は少子化が進んでいるので、どちらかの実家に住めるという方であれば、無理して買うことはないかもしれないが。でも、リスクというのは先に送るほど(この場合は老後に送るほど)大きくなってしまうことを知ってもらいたいと思っている。

 「家を持つか持たないかなんて、私の自由でしょ!!」と言われれば、確かにその通り。異論はない。でも、住宅ローンのリスクだけに目を向ける人が多いのは危険だということも、ぜひ、知って欲しい。介護が必要になって公的な施設に入ることになったら、家のない人は、施設に備え付けられている小さな棚に入る分だけに、荷物を処分しなければならない。実際に介護施設を見学していて、「これだけしか荷物を持ち込めないのか」という現実を見ていると、お金の問題以外にも目を向ける必要があると実感することも多いのである。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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家族と健康 vol.6 (高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.6 我が家の金銭教育

 私がFPの勉強を始めたのは、娘が小学4年生になったばかりの頃でした。ですから、それまではお金の知識も乏しく、お金についてどういう教育をしようかなんて、まったく考えていませんでした。

 今、少しは考えるようになりましたが、それでもFPの勉強をする前と「やり方」はそんなに変えていません。なぜなら、昔から実行している方法が我が家流なのだと悟ったからです。我が家流が参考になるかどうか分かりませんが、皆同じ方法でなくていいのだということを言いたくて、ご紹介することにします。

 我が家では、高校生になった時、通学定期とお昼代としておこづかいをあげるようになりましたが、中学生までの間は、毎月一定額のおこづかいというものはありませんでした。その代わり食器洗いをしたら1回100円という出来高制でした。ちなみに、今も彼女は食器洗いを担当していますが、それをしたからお金をあげるという習慣は自然になくなりました。

 以前にも書いたように、娘も夫も一人っ子です。群馬にいる夫の両親にとっては唯一の孫なので当然のように可愛がり、娘を連れて行けば彼女に直接、たくさんのおこづかいをくれました。小学1年生の頃から1万円札をもらっていたので、その1万円札を持って駄菓子屋に行ったこともありました。
 普通の親なら、祖父母から高額なおこづかいをもらった場合は、親が取り上げて管理するのでしょう。けれども私は昔、それを経験してとてもイヤだった記憶があり、私は親への不信感をずっと持ったまま育ちました。(もちろん今は消えましたが)
自分がイヤだったことは、娘にもしたくなかったし、夫の両親の気持ちを考えると、孫にあげたのだから、嫁の私が取り上げたりしないで孫が自分で管理すれば良いと考えたのです。
 もしも当時、娘がもらったお金を何処かへ無くしてしまって管理するのは無理だと判断したら、私が預かることにしたかもしれませんが、幼いながらもお金の隠し場所を決めて、意外にきちんと管理していたので感心した記憶があります。

 祖父母からたくさんお金をもらうのだから、親からのおこづかいは無しと決め、娘も納得していました。さらに、祖父母がどうしてお金をたくさんくれるのかを、きちんと説明し、娘には「あなたはこんなに可愛がられているのだから、もしも、おじいちゃんやおばあちゃんが困った時は助けてあげるのよ。」と言って聞かせていました。
実際、おじいちゃんが入院した時は、娘が夏休みに数日間1人で夫の実家に泊まりお見舞いに通ったので、とても喜んでくれました。

 たくさんおこづかいをくれた祖父は3年前に他界し、今は祖母だけが、自由に使えるおこづかいをくれる唯一の人になりました。これからは、お金はもらうものでなく稼ぐものという認識を、娘に強く持って欲しいと考えています。
娘が成長した今、お金のやりとりには必ず意味があることを、子どもにわかるように説明することが、我が家流の金銭教育だったのだと言えるようになりました。金銭の管理や上手な貯め方と使い方を教える金銭教育も大切ですが、お金にも心が宿っていることを知って欲しいと私は思います。


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えとせとら vol.6 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。

vol.6 コーチング パート2 発見!コーチングと理想的な介護

 先日、千葉県にある誉田園という特別養護老人ホーム(特養)へ見学に行きました。
FP仲間で「終の住まい探検隊」というグループを主催している長沼さん一押しの特養です。畠中さんが主催している「LTC研究会」のメンバーに、長沼さんから見学のお誘いがあり、私も参加させていただきました。

 これまでに5~6箇所の特養や介護付き老人ホームの見学に行ったことがありますが、たいていはベッドで寝たきりの人が多く、起きている人は少しという施設がほとんどです。 ところが、この誉田園は車椅子に乗ってはいるものの起きている人がほとんどで、寝ている人はわずかに数名でした。ちなみに入居者の平均年齢は90歳。他の施設と比べると高齢化が進んでいるにもかかわらず、寝たきりの割合が低いのです。

 普通の介護施設は、忙しい職員の負担を減らしたり、様々なトラブルを避けるため、入居者にはなるべく自室でおとなしく横になっていてほしいと考えるものです。けれども誉田園では、できる限り寝たきりにさせない方針をとっています。
さらに、人生の最後まで1人1人の希望を叶えることを目標にしていて、海外旅行に行きたいと言う入居者がいれば連れて行く努力をしているのです。実際、沖縄旅行に車椅子の入居者を連れて行ったら、何年も歩いてない方が「どれ、歩いてみようか」と言って砂浜で立とうとしたというエピソードまでありました。

 どうして、そんなことができるのでしょう?
その秘密は宇野眞之園長の考え方にありました。宇野氏は、福祉日本一をめざし、たとえ寝たきりや痴呆になっても行動をまったく制限せず、人間らしく個々の自己実現を図ることを理想に掲げ、様々な活動を続けていらっしゃいます。

「自己実現」つい最近、どこかで聞いた言葉です。そう、コーチングでよく使われる言葉でした。 誉田園では、職員さんのお給料は年俸制で、その評価を入居者がするそうです。 入居者に人気のある職員さんは、1人1人の話しをよく聞き、その日の体調や気分をしっかり把握して、いつも前向きな気持ちになれるように優しく励ますことのできる人。いわゆるコーチングが上手な人です。
どんなに体力や身体の機能は弱っても、自分で動きたいと思う意欲を持ち続けることができれば、身体の介護は最低限で済むのかもしれません。どういう状況になろうとも、自分らしく生きていくために、特に精神面で暖かくサポートしてもらえることこそ、理想的な介護だと私は思います。

 介護とコーチングがつながるとは今まで考えてもみませんでしたが、コーチングセミナーに参加してから、色々な場面でコーチングの考え方と共通するものを発見するようになりました。世の中には、コーチが書いたと思われる本やメールマガジンがたくさんあることにも気が付きました。さらに、コーチングを学んだ人やコーチとの出会いも増え、人生の奥深さを感じる機会がとても多くなりました。

恐るべし「コーチング」
また何か発見があったら、ご報告したいと思います。

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湘南スリーボーイズ vol.5 (菅原)

vol.5 中学生にかかる費用

 長男が中学生になった。

進学したのは公立校。新たに購入するものは、制服とカバンくらい。他に必要なものはたいして思い浮かばず、基本的にお金はかからない・・・と思っていた。

20040430

 ところが、ふたを開けてびっくり!
制服を買いに行けば、詰襟上下の他に、ワイシャツやベルトも必要と言われる。ワイシャツはとりあえず2枚買ったが、洗濯が追いつかず、すぐに3枚目を購入する羽目になった。体操服を買いに行けば、1組では足りませんよ・・と言われる。指定の体育館履きはディスカウントショップでの取り扱いはない。学校からは、副教材や行事費などで年間3万円強の集金予定が案内された。
おまけに、野球部なんぞに入ったものだから、スパイクやバットを買って欲しいと交渉に来る。まだ、ユニフォームの案内はないが、その金額に戦々恐々としているところだ。そういえば、辞書も必要なんだろうなぁ、国語に漢和に英和に和英・・・

《中学生の最初の出費》

制服 詰襟上下1組/ワイシャツ3枚/ベルト1本 41,595
体操服 ジャージ上下1組/体操服上下1組
体育館履き1足
16,600
かばん 無料
(夫より、4,900円で購入したばかりの
リュックを譲り受ける)
0
通学用1足/上履き1足 3,948
合計 \62,143

お金を貯められるのは子どもが小学生のうちですよ・・・と仕事でアドバイスするくらいだから、知識としては知っていた。
でも、本当にかかるものですねぇ・・・ため息がでる。

 部活から帰ってくるのは19時頃。朝は6時半頃出て行くので、塾に行く時間と体力はない。本人なりに考えたのか、公文式を続けたいとの申し出があり、しかも科目数を増やすことになった。これが、15,000円ほど。

気を引き締めて、家計を見直さなくては、教育費を貯められそうにない。

 半年間ほど、中学生にかかる費用をまとめたら、長男と話し合いを持とうと考えている。
部活はおおいに頑張って欲しいが、勉強をおろそかにされては困る。もし、大学に行きたいと考えるのであれば、高校は公立へ行かないと、大学の費用を出すつもりはないと言い渡すのである。

 子どもはかわいい。親の背丈を追い越し、うっすらと髭が生えてこようとも。お金が有り余っているなら、いくらでも子どものために使うだろう。
だが、自分たちの老後の生活費もそろそろ視野に入ってきたこの頃、まだ保育園児がいることを思えば、財布の紐は引き締めなくてはならないのだ。

がんばれ長男!
ママもがんばるからさ!



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悪がき日記 vol.6 (畠中)

vol.6 褒め上手な我が家のベビーシッターさん

 我が家には、すでに10年以上お願いしているベビーシッターさんがいる。下の2人は、この世に生まれる予定すらなかった頃から我が家に出入りしていることになる。家族のような付き合いになっているベビーシッターさんであり、ウチの子ども達は3人とも、ベビーシッターさんが大好きだ。

 ベビーシッターさんにお願いする日は、主人が9時から10時のあいだに帰ってきてベビーシッターさんと交代するのだが、主人が帰ってくるとベビーシッターさんが帰ってしまうため、いつも下の二人は大騒ぎしているらしい。

長男「何で、帰ってきたんだよお」
主人(ここはオレの家だぞ。帰ってきてどこが悪い?)
次男「もう1回、会社に行ってきて!」
主人(せっかく帰ってきたのに、冗談じゃないぞ!)
カッコ内のコメントは、私が勝手に想像した主人の心の声である。

 子ども達にこれほど好かれているベビーシッターさんの存在があるからこそ、私は何とか仕事を続けられている。本当にいくら感謝しても、足りないくらいだ。ベビーシッターさん抜きでは今の生活が成り立たないからか、単純に私がマヌケだからか、3人目を妊娠したとき、ベビーシッターさんにはすぐに報告したのに、自分の母親には報告するのを半年くらい忘れていた。知り合いを通して約半年遅れで娘の妊娠を知った母は、ふだんは孫に興味がないくせにけっこう怒っていたことを記憶している(当たり前か?!)。
 
 我が家のベビーシッターさんのすごいところは、「褒め上手」だということ。以前の悪がき日記を読んでいただいた方なら想像できるかもしれないが、手のかかる悪がきにもかかわらず、ベビーシッターさんは怒ったりせず、上手に対応してくれる。しからなければならない場面でも単純にしかるのではなく、「○○ちゃんはこういうところがすごいね、でも、こういう風にすると、もっといいと思うよ」と必ず褒めて諭している。すごい! 私のような心の狭い母親には、絶対にマネできない。

 日ごろから、ベビーシッターさんのような態度で子育てに臨みたいと思っているものの、現実はそううまくはいかない。たとえば先日、「そんなにママのいうことが聞けないなら、本当に怒るよ!!」と長男に言ったら、長男には「もう怒ってるじゃん!」とシラッと言い返されてしまった。言った時点で確かに怒っていたので、長男の言うとおりである。なんで私は、もっと大人の対応ができないだろうか・・・と改めて反省した。

 親のいうことなどまったく聞かずに、親の手をわずらわせる悪がきたちも、ベビーシッターさんの言うことは本当によく聞く。「私も子ども達を褒めながら育ててみよう!」。そう思って、なるべく褒めるように務めてみた。褒められれば少しは言うことを聞くようになるだろうと期待していたのだが、怒られない子ども達は、これ幸いにと悪さがエスカレートするばかり。結局、褒めたり怒ったりすることで子ども達は言うことを聞くのではなく、対応する人の度量をきちんと見抜いているのだと思う。度量の狭い私は、一生ベビーシッターさんにはかなわないだろう。

 ちなみに我が家のベビーシッターさんは、西友の掲示板に「ベビーシッター募集」の張り紙を出して見つけた人である。それ以前には、何の面識も、共通の知り合いもいない。「同じ町に住んでいること」「子ども好きであること」を条件に探したベビーシッターさんであるが、今までの私の人生の出会いの中でも、心の底からラッキーだと言える出会いである。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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えとせとら vol.5 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。

vol.5 コーチング パート1

 連続3日間の、体験型コーチングセミナー(基礎コース)に参加しました。

私はこれまで色々なセミナーや勉強会に参加してきましたが、テキストを使い講義を聞くスタイルではない参加型セミナーは初めてでした。参加してみて、強く心に響くものが残りましたので、ほんの少しですが紹介してみたいと思います。

「誰一人として間違っている人はいない」というのがコーチングの基本となる考え方で、生まれつき持っている長所やその人らしさを引き出すのがコーチの役目です。もう少し具体的に言えば、自分だけの専属コーチを雇い、そのコーチと2人きりで、週に一回約30分の会話を継続しながら、前向きに生きる力を養い、悩みを自分で解決できるようになるのがコーチングです。悩みもないし十分前向きに生きている私には、コーチングは必要ないと、最初は思いましたが、FPとしてお客様から相談を受けるために役立つかもしれないと考え、勉強してみようと思ったのです。

 ところが、参加したお陰で自分でも見えていなかった自分に出会い、忘れていた昔の自分を思い出しました。そして、一緒に参加した初対面だった25人の仲間たちと5人のコーチに、本当の自分をさらけ出した3日間になりました。
同じく25人の参加者もまた、1人1人が私と同じような体験をしたのです。そのパワーは本当にずごいものがありました。人が本音を出し、真剣に話しをするだけで、こんなに心が揺さぶられるものかと驚き、あまりの熱心さや情熱に感動してしまいました。

 この感動を表現するのは、とても難しいですが、最近観た映画「ロードオブ・ザリング 王の帰還」をはるかに越える感激でした。

 このセミナーに参加するには、忙しい人は日程を調整したり休日を犠牲にしたりして、6万円の参加費を払う必要がありますが、それと引き換えに得るものの方がきっと大きいと思います。 参加した翌日から、少しずつ自分の行動や人生観が変化し、家族や人に対する接し方が変わるのではないでしょうか。

 ぜひ、タイミングを考えて娘にも行かせたいし、夫にも勧めてみようかと思います。アメリカで発祥したコーチングですが、日本人は基本的に真面目で考える力もあるので、とても合っているような気がします。社員が全員、このコーチングセミナーを受けている会社は、きっと素晴らしい職場になるだろうと、フッと思いました。

暗い話題の多い現代社会を、明るくするためにも「コーチング」を広めていくお手伝いを、私も少しだけしていこうと思います。
興味のある方はこちら http://www.thecoaches.co.jp/

*「子育てコーチング」という本もあり、メルマガを配信しているコーチもいるようです。 私は早速アマゾンで本を注文し、メルマガの登録をしました。


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不妊治療のお金 vol.5 (坪川)

vol.5 よいよ6回目、人工授精は最終回に

先月は、卵巣の状態がよくなかったために人工授精は行わず、自然に任せたもののやはり結果は×。いよいよ第6回目の人工授精にチャレンジします。今回がダメだったら、次からは体外受精の可能性もあり?
 なんとかしてうまくいってほしいのですが…

 

 内診 
 やはり、生理が来てしまって生理3日目に病院へ。
先月は、自然に任せていたせいか、排卵(と思われる日)までに20日かかっていた。高温期はそれでもかなり長く、13日も続いていたので、「これはもしかして!」と思っていたら、案の定14日目に始まってしまった。この日も体温は36.85℃もあったのに、「どうして??」と思っても結果は覆らないのだ。
 内診の結果、卵胞は少し大きくなっているものもあるが、これは今月成長するものらしい。またhMGの注射が始まるが、明日は仕事があったので、生理5日目の日曜日から始めることになった。注射の量は前回と同じく150単位というものだ。帰りがけに、提携先の病院へ注射代を支払いに行った。

 

基本診察  216円
検査料 1,650円
病院への支払い 1,870円

注射料 3,210円
病院への支払い 3,210円
(提携病院)

 hMG注射2回目~4回目  
 注射をしに病院へ行く。
注射の量が多いのでやはり痛いが、肩よりもお尻(というか腰のあたり)に打ったほうが、すぐに痛みが消えてなかなかよかった。肩だと、打った後たいてい夜までは痛みが残るのだ。明日からは、左右の腰に打ってもらおうと思った。

 

基本診察  216円
注射料 906円
病院への支払い 1,120円

 内診+hCG注射 
 注射を打ち始めて5日目。
卵胞の発育状態を診るために内診したが、かなり発育しているらしい。
  「ちょうどいい頃ですね」と言われ、「エッ?まだ5日目なのに?」とかなりビックリしたが、明日に人工授精を行うことになり、今日は排卵を確実にするhCGの注射をして帰った。同じ注射の量を前回は7回打っていたので、次週あたりが人工授精だろうと勝手に予定をしていた私は、少しあわててしまったが、明日は人工授精だ!

 

基本診察  216円
注射料 195円
病院への支払い 410円

 6回目の人工授精   
 いよいよ6回目の人工授精の日。
生理10日目という、これまでにないスピードだ。この日は私と同じ立場の人が何人もいるらしく、「待つと思いますが…」と検査室で言われ、待つこと1時間半。通常は40分ぐらいなので、時間が経っても大丈夫なのだろうか?と、ちょっと不安になってしまったが、とりあえず、人工授精は無事終了。いつものように15分ほどベッドで休み、再び呼ばれて医師と今後の予定について話し合った。これまでも、人工授精は排卵誘発を経口薬で3回、注射で3回やって、それでもダメだったら、いたずらに時間をかけるよりも、次のステップに進んだほうがいいと言われていた。いよいよ体外受精なのか、それとも子宮内の状態を内視鏡で見る腹腔鏡検査なのか…。
 次からは専門の外来になるらしく、生理が来たら予約を入れるように言われた。すぐに体外受精をするとなると、1ヵ月間は準備して、その翌月に行うのだそうだ。いったいどうなるのだろうか。興味と不安が入り混じった心境だ。

 

基本診察  216円
検査料 1,617円
(保険外、消費税)
その他 5,250円(保険外)
病院への支払い 7,087円

 

※以上の金額と項目は、病院からの領収証に基づいて作成しています。国保3割負担の金額です。

 

坪川仁保

子どもにかけるお金を考える会

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アトランダム・仕事便り vol.5 (畠中)

vol.5 ブロードバンドでFP相談

 どこまで原稿に書いていいのか、実はよくわからないのだが(守秘義務を守りつつ、実験をスタートさせたため)、この2年間ほど、ブロードバンドを活用したFP相談の実証実験をおこなってきた。遠隔地にいる相談相手と、パソコンに向かい合いながら(お互いの顔を見ながら)相談を進めるという新しい試みである。

 ブロードバンドを活用する目的は、遠隔地にいる相手の顔を見ながら相談ができるほかに、パソコン上に相談相手のライフプランを表示し、そのプランを見ながら問題点の解決に当たれることである。相談時に表示されるライフプランは、ご相談者があらかじめ打ち込んだもの。相談を進める中で、必要に応じてパソコンの数字を変更していくが、もともとのデータを打ち込むのはご相談者自身なので、相談を始めるときにはご相談者がある程度、自分の家計の問題点を把握している。これが相談を進める上でものすごく効果的なことだと、実験を重ねるたびに感じている。

 対面式の相談でも、ご相談者はそれなりに問題点を整理してくるが、頭の中で考えているだけなのと、実際に数字として打ち込んでみるのとでは大違いである。「パソコンに我が家の状況を打ち込んだら、このままでは70歳の時点で貯蓄が底をついてしまいます!」などと不安にかられているご相談者に対し、まずは現状の問題点を整理しつつ、その結果として老後資金が不足しないように、パソコン上の数字を訂正していく。話しながらパソコンを動かし、改善策を提案していくという流れだ。もちろん、相談相手のパソコン上にも、訂正されたライフプランが表示される。パソコン画面が共有できるのも、このブロードバンド相談の特徴である。

 2年間ほど、モニターさんに協力してもらって、ブロードバンドを使った実験を進めてきたが、そろそろ実験段階は終わりつつある。実際にブロードバンド相談を活用してもらおうと、動き始めたところなのだ。そのため4月には、中国地方のある町に行って、お金のセミナーとブロードバンド相談のデモンストレーションをおこなってきた。
 中国地方のその町に行った理由は、2000世帯のうち、570世帯に光ファイバーが導入されているから。しかも、570世帯のうちの370世帯にはカメラも装備されている。この370世帯の方に対しては、今すぐにでもブロードバンドを使ったFP相談を導入できるのである。
 実際にこの町で、FP相談が実施されるかどうかは、町の予算次第。介護や育児で出かけにくい人にも利用してもらえるので、「家にいながらにしてFP相談が受けられる」ことのメリットを一人でも多くの人に知ってもらいたいと考えている。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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家族と健康 vol.4 (高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.4  母に感謝

 私の実母は、もし生きていれば71歳。
年金をもらいながら、きっと趣味などを楽しんでいるでしょう。母は健康で長生きすると信じ、厚生年金を真面目に払っていました。ところが、肺がんと診断されてから、わずか3ヵ月でこの世を去りました。
享年62歳。
あっけなく人生が終ってしまい、掛け捨てになった母の年金。

 このことが、私の人生観を大きく変えました。人は生かされているのだということを実感し、生きているうちに本当にやりたいことをやろうと決意したのです。
母の年金はなぜ掛け捨てなの? 年金のしくみにも強く興味を持ちました。

 今、私がこの仕事をしているのは、間違いなく母のお陰なのです。
親というのは、生きても死んでも子どもに何かを伝えられるような気がします。立派なお手本になるかも知れないし、反面教師かも知れません。それはどちらでもいいのではないかと思います。親の後ろ姿を子どもは必ず見ている。そのことを、親である私は忘れずに生きようと思っています。


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湘南スリーボーイズ vol.4 (菅原)

vol.4 誕生日プレゼント、大奮発!

 三男の誕生日は3月3日。
3人目くらいは女の子が欲しい・・・という願いを神様がいくらかは聞き届けてくださったのだろうか、本人が保育園で作ってくるお雛様を飾り、ひなまつりならぬ、誕生日を祝える日となった。

 子ども達が、何か欲しい・・・と言ってきた時、おこづかいでまかなえそうもないものは、誕生日とクリスマスのプレゼントにすることにしている。しかし、三男が最近欲しがるのは「モノ」ではなく、「パパと自転車の練習をすること」。

 休日のたびに、自転車をベランダ(我が家はマンションの2F。自転車置き場は満杯なので、毎日使わない子ども用の自転車はベランダに置いてある。)から外に出し、辻堂海浜公園という大きな公園に通う。補助輪をはずすと長くはこいでいられないのだが、海岸のサイクリングロードを通るのが気持ちよく、時には砂浜に下りて遊べることも楽しいらしい。

だから、今年の誕生会はケーキだけ。しかも、本人がカゼをひいてお腹をこわしていたので、ケーキの横にはおかゆと野菜スープが並んだ。

ところが、これに次男がかみついた。
「プレゼントは?」
「何でないの?」
「かわいそうって思わないの?」

当の三男は、お腹をこわしているにもかかわらず、次男が生クリームとバナナを飾り付けてくれた大好きなチョコレートケーキを食べられることが嬉しくて、文句ひとつ言っていなかったのですけれど。
三男が、「ボク、今、欲しいものないから・・」と言ったので、その場はひとまず収まった・・・

 その週末、日用品を買いに、大きなディスカウントショップに子ども3人を連れて出かけた。用事が終わり帰ろうとすると、次男が「ボク、欲しいものがあるんだ。お金も持ってきた。」と、私たちを、おもちゃ売り場に誘う。やれやれ・・・行き着いたのは、ヒーローもののロボットの前。○○モードから□□モードへと変形するものだ。

次男が三男に話しかける。
「どれが欲しい?」

私は目の前の展開についていけなかった。次男が、自分自身の欲しいものを買うんじゃないの? 三男の希望も聞いて、いっしょに遊ぼうってこと?

「お前の誕生日プレゼントだから、好きなの選んでいいぞ!」という言葉が聞こえる。

次男は、誕生日にもクリスマスにも、欲しかったモノをもらっている。その上で、大好きなパパにも遊んでもらっている。モノという形でプレゼントをもらわなかった三男がかわいそう・・という気持ちとともに、ボクだけいい思いをして・・という申し訳なさもあるようだ。

200403223,000円近くもするロボットを買うために、次男は、全財産を持ってきていた。財布は、リバーシブルのジャ ンパーの内側のポケットに入れてあった。次男にとっては大金。落としたら大変と気を遣ったらしい。

私は「いいの? おこづかい、なくなっちゃうよ。自分が何か欲しいものがあるときに、使うお金がないってことだよ。」と言ってみたが、次男に動じる気配はない。
ついに、次男は、三男が選んだ赤いロボットをレジに持っていき、お金を払った。三男は、白いレジ袋に入れられたロボットを抱えて、それはそれは嬉しそう。

 つい、この前までオムツをしていたように思える次男が、とてもお兄さんに見えた。 お金の使い方のひとつ、「人のために使う・人に喜んでもらう」を体験した次男を見て、私も嬉しかった。


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不妊治療のお金 vol.4 (坪川)

vol.4 人工授精もなんと5回目に

前回は、5回目の人工授精をする前日までで終りましたが、今回は人工授精の当日から始まります。結果は、そして次の治療はどうなるのか …


 5回目の人工授精の日  
 今日は生理開始後14日目。
これまでと同じように朝から受診し、人工授精を行った。今月は、hMGのホルモン注射を150単位という、前月の倍の量で行ったが、薬の効果があったようで、hMG注射は7回、昨日hCG注射をして今日の日を迎えた。おとといの内診では、16~18ミリに成長している卵胞が4個ぐらいあるそうなので、期待が持てそうだ。 医師からは、もう5回になるので、もし今回もダメだったら、今後の治療をどうするか相談された。
 選択肢としては、もう1回同じことを行うか、内視鏡の検査を行うか、内視鏡検査をせずに体外受精をするかの3つ。私はとりあえず、もう1回人工授精をしてみると告げた。6回やってダメだったら、次のステップに進むしかないなと思う。
  人工授精のあと、これまでは特に痛みを感じなかったが、腰からおなかにかけて重く痛む。毎回、病院で15分ほど休むが、どんどん痛くなってくるので、午後入れていた仕事をキャンセルしてしまった。家に帰ってからもしばらく寝て過ごし、夜になってようやく痛みが楽になってきた。


基本診察 204円
検査料 1,596円(保険外、消費税)
その他 5,250円(保険外)
病院への支払い 7,046円


 やはり生理が来て受診  
 今回は、人工授精後すぐに高温期になり、スムーズに体温が上昇していたので「もしかして!」と毎日期待していたが、高温期は9日間という超短期間で終了。朝は36.98℃もあったのに、夕方から生理が始まってしまった。
 生理4日目に病院へ行き、内診を受けると、20ミリぐらいの大きさの卵胞が右に1つ、17ミリぐらいの卵胞が左に1つあり、卵巣が腫れているのだそうだ。たくさん卵胞が育っていても、結局実際に排卵されるのは2個ぐらいなものなのね…前に医師が「卵胞がたくさん育っていてもあまりよくない」と言っていた意味が分かった気がした。
この病院では、10ミリ以上の大きさの卵胞が残っていると、卵巣過剰刺激症候群といって、肺に水がたまるなどの副作用が出やすいので、治療は見送るということだった。病院に行く前に「あーあ、今月もまた毎日注射や内診を受ける日々か始まるのか…」と、憂うつになっていたので、治療がないと聞いてものすごくホッとした。


基本診察  204円
検査料ハ 1,650円
病院への支払い 1,850円

(来月へ続く)
※以上の金額と項目は、病院からの領収証に基づいて作成しています。国保3割負担の金額です。



坪川仁保

子どもにかけるお金を考える会

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悪がき日記 vol.5 (畠中)

vol.5 ナマケモノでマイペースな我が家の長女

 悪がき日記では、ついつい手のかかる長男のことを書いてしまうが、我が家の場合は長女の存在もため息もんである。

たとえば、ある日の会話その1。
私「お隣のクラスの○○ちゃん、社会科のテストで『大阪城をつくったのは誰か?』という質問に『大工』って答えたんだって」
ここで私は、笑って会話が終わると思った。
ところが、 長女「えっ??石工だったの?」
この話を夜、帰宅した主人をつかまえてした。長女のことをさんざんバカにした後、私が、「ねえ、大阪城って、誰がつくったの??」
主人「ここにもっとバカがいるよ・・・」
主人は大きなため息をついていた。


その2。
長女「ねえ、ママ。私が英語で質問するから、英語で答えてね!」
私「うん、わかった」
長女「ファッツ タイム イズ イッツ ノウ?」
私「ノウ????」
長女「ママ、わかんないの??」
私「イズ イッツ ナウじゃないの??」
長女「あっ、そうか。このあいだも塾で同じ質問をして、みんなに爆笑されちゃったんだった」
私「同じ恥を2度もかくなよ」


その3。
長女の学校は土曜日も登校するのだが、その代わりに冬休みや春休みなどの長期休暇は、ふつうの学校よりもかなり長い。これは冬休みに、毎日15時間くらい寝ていた長女との会話。

私「あんた、髪の毛が爆発しているから、美容院に行ってすっきりして来なよ!!」
長女「ヒマがない」
私「毎日15時間くらい寝ているじゃないの。睡眠時間を1時間短縮するだけで、すむことでしょ!! あんたって、ナマケモノ(動物)にソックリね」
長女「そんなことないよ。だって、あっちのほうが、木につかまっている分だけ、大変だよ」

ナマケモノのほうが自分より苦労をしていると主張する長女って、いったい何者なんだ??

中1の今でも、九州は北海道の1都市だと思っているなど、親を凍りつかせることばかりの長女であるが、不思議とお金にはけっこううるさい。これはたしか小4くらいの頃。
私「クリスマスプレゼントは○○円以内で好きなものを買ってあげるけど、何がいい?」
長女「消費税は内税? それとも外税?」
と聞かれたことがある。
私「あんたくらい怠けグセがある人間は、将来どうやって暮らしていくつもり?」
長女「ママたちの貯金で食べていくつもりだから、無駄遣いをしないで、残しておいてね」
私「使い切って、死んでやるから、覚悟しておくように!」

などという会話をしたこともある。どの会話を読み返してみてもため息ものであるが、悪がき日記の最初にも書いたとおり、私は自分の子どもにあまり期待をしていないし、遺伝のことを考えると、こんなものだろうだと割り切ってもいる。そういえば、遺伝でも下記のような会話をしたことがある。
私「 あんたの頭が悪いのは、ママのせいだから、勉強ができないのは仕方がないと思う。でも、運動神経が悪いのは許せないんだけど、何とかならないの?」
私は小学校入学から大学を卒業するまで、一番得意な科目はずっと体育だった。
長女「勉強のことを伝染で許してくれるなら、運動のことも大目にみてよ!」
私「伝染ではなく、遺伝だろ!」

「あ~あ」。書いていと自然にため息がもれる。

 そんな私でも、少し前までは3人兄弟の中で、比較的まともな次男に期待をかけようかと思っていた時期もあったが、最近次男が楽しそうに遊んでいるとき、私が「○○ちゃん、何して遊んでいるの?」と尋ねたら、次男が「セクハラごっこ」と答えた。その答えを聞いて、次男にも期待するのを止めた。

 そもそも子どもに過大な(ウチの場合は過大でもないとは思うのだが)期待をかけることが間違っている気が、最近している。子どもと親の人生は別のもので、ある時期になれば、子どもはその子なりに、自分の将来を考えるようになるだろう。そのときに私がすべきことは、「仕事にはいろいろな選択肢がある」ということを教えてあげることではないか、と思うのだ。
私は一度も勤め人をしたことがないが、20年以上何とか仕事を続けていて、自分の収入で生活をすることができている(共働きではあるが、我が家の場合は主人の収入はすべて保険料と貯蓄、ローンの支払いにまわっている。かなり変わった家計管理をしているので)。私が社会に出た頃には、私のようなタイプの人間は、「プータロー」として認識されていたような気がするのであるが。 主人のような勤め人がいいのか、私のようなフリーランスがいいのか、それはわからない。両方のタイプを身近に見られる子ども達は、親の働き方をどのように受け取るのか、そのことはかなり楽しみである。


畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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えとせとら vol.4 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。

vol.4 やっぱりタダが好き?

 街角で配っているティッシュ、電話をかければ送られてくる化粧品サンプルなど、タダでもらえるものはけっこうあります。これらがなぜタダなのかって、考えたことはありますか?
 ここでそれらの詳しい解説をするのは止めますかが、純粋にサービスだけでタダにしているものは無いはずです。タダには必ずワケがあるのです。それを理解した上で利用することが、本当に賢い消費者といえるでしょう。

 私たちファイナンシャルプランナー(FP)は、毎日起きる最新情報を入手したり、度々変わる制度のアップデートをしたり、お金を払って「知識」という商品を仕入れているのです。その仕入れた商品を選別して、ご相談をお受けする時、お客様にぴったりの対策をアドバイスすることができるのです。
 私たちFPも人間ですから、生活をするための資金が必要です。無料相談ばかり受けていると生活に支障をきたしますし、知識という商品を仕入れることができなくなってしまいます。
 企業に所属するFPは大勢いて、そのFPたちは企業から報酬をもらっていますから、その企業をアピールすることが仕事になります。当然ですが、そのFPに無料で相談にのってもらうと、その企業の商品を買う結果になるでしょう。
 一方、どの企業にも所属していない独立系と呼ばれるFPは、お客様からいただく相談料が、唯一の収入になる場合もあります。原稿料や講演会の講師料などの収入があるFPはそれほど多くないのが現実なのです。

 お客様から相談料をきちんといただき、本当にお客様に必要なものだけを選別し、必要があれば手続きのお手伝いなど実行支援まで行うことこそ、本物のFP相談と言えるのではないでしょうか?
 おそらく、お客様がFPに払う相談料は、何らかのかたちで必ず元が取れると思います。長い目で見れば、元が取れておつりがくるはずです。
 そんな、本物のFP相談をちょっとだけお試し体験していただくことを目的として、無料相談をお受けしていることを理解していただけると嬉しいです。


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えとせとら vol.3 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。

vol.3 学校指定グッズ

 お仕事でお世話になっている関係で、東京新聞を購読していますが、読者からの投稿欄がなかなか充実しています。

 先日、「学校指定の制服、体操着、上履きなどは、どうしてこんなに高いのか」という投書を読み、共感しました。
確かに、ウチの娘が中学に進学した時、公立の中学校にもかかわらず、制服や体操着やカバン、上履きなど、学校から指定されているものがありました。そして、それらは指定された販売店で買うことになっています。どれも、相場よりかなり高いという印象で、値切ることなど、あり得ない雰囲気でした。当時は深く考えてみませんでしたが、友人たちの中には「なんか変なシステムだよね。」と呟いている人もいました。

 今、どんな業界でも価格競争があります。それなのに、「学校指定」という、自由競争がまったくない世界が堂々と存在するのです。

 私立学校は、民間の会社と同じように黒字を出すことを経営目標としているので、制服など学校指定のものが高いのは仕方がないかな?という気がしますが、公立学校で「学校指定」の品物や販売店というのは、どうも納得できません。

 中学の入学時にかかったお金など、済んでしまったことは、咽喉もと過ぎると熱さを忘れてしまいがちですが、納得いかないことに声をあげることも必要かも・・・、と最近思うようになりました。新入学は嬉しいことであり、入学準備はちょっとわくわく気分で、あまりケチケチしたくないと思いがちです。そして、納得できないことをどこに言えばいいのかわからず、そのままうやむやになり、卒業してから文句を言うのも何か変だし、だからいつまでたっても変わらないのでしょうね。

 ちなみに、ウチの子の制服は引き取り手が決まっていたので、卒業式の日に脱ぎたてホヤホヤのまま、お譲りしました。なるべく有効活用して、生活防衛いたしましょう。


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アトランダム・仕事便り vol.4 (畠中)

vol.4 実はしゃべる仕事の収入のほうが・・・

 私はファイナンシャルプランナーになる前、フリーランスのライターをしていた。長女を出産したことで、フットワークがものすごく悪くなってしまい、取材に自由に行けなくなったことから、書くテーマをお金に絞り、ファイナンシャルプランナーの資格を取った(と言っても、私が資格を取得した頃はとても簡単にFP資格が取れる時代だった)。そして、ファイナンシャルプランナーになってからも、原稿の執筆を仕事の中心にしてきたのだが、最近、ちょっと仕事の様子が変わってきた。セミナーや講演で受け取る講師料のほうが、原稿料収入よりも多くなっているという現実に、ふと気がついたのだ。これには、自分でもかなり驚いた。しゃべることでお金を得られるようになるとは、ライターだった頃はもちろん、ファイナンシャルプランナーになった頃にも、想像ができなかったからだ。

 想像できなかった理由として、私は人と話すのが得意ではないことが挙げられる。人の話を聞くのは好きなのだが(どんなにおしゃべりな人の話でも、興味深く聞ける)、自分が話すのは好きではないのだ。仕事の性格柄、どんな人にでも話を合わせることはできる。でもそれは、仕事上、必要があってのこと。「女性は世間話が好き」と思われている気がしてならないが、世間話というのも実は苦手である。仲間うちで世間話をしているとき、その輪の中にいないと自分の悪口を言われているようで不安という人がいるが、「どうせ、年がら年中一緒にいられるわけではないし、いないときに褒められるわけもないから、悪口を言いたければご自由にどうぞ」というタイプある。自分でも、可愛げのない性格だと、つくづく思う。

 そんな私が、しゃべることで収入を得ている現実に、自分自身ちょっと戸惑っている。でも、冷静に最近の仕事を振り返ってみると、セミナーや講演の仕事が予想に反して増えているのだ。原稿の仕事であれば、書いた記事が「営業」をしてくれることもあるが、セミナーや講演は口コミで仕事がくることが多い。セミナーを聞いてくれた人から、次の仕事が来るという、ほそ~い糸がつながっている状態にも関わらず、どんどん仕事が増えているのである。何故なんだろう??

 セミナーの関係で、地方出張をする機会もかなり増えてきた。基本的に、宿泊を伴う仕事は引き受けていないので、私の場合は北海道でも沖縄でも、すべて日帰りでこなしている。あるときなど、1週間のあいだに北海道2回と沖縄に行ったことがある。もちろんどれも日帰りである。旅行感覚で考えるとかなりもったいないことをしている気もするが、出張が日常なので、最近は日帰り出張がもったいないとも思わなくなってきた。少し前までは、週末に講演があるときは、家族連れで出かけていたときもあったが、長女の学校は土曜日も授業があるので、家族で出かけるのは難しくなり、現在はひとり旅ばかり。と言っても、ひとりで行動することが嫌いではないので、ひとりでの出張は気晴らしになって楽しいのもホンネではあるが。余談だが、国内のすべての空港を利用してみたいという、ちょっとした夢も持っている。 セミナーでは、「子どもにお金をかけすぎて、いつまでも自立できないお子さん」の話もときどきしている。少し前なら、精神論に近いような話をセミナーで取り上げること自体考えられなかったが、少しずつうなづいてくれる人が増えている現実に、「子どもにかけるお金を考える会」をスタートさせたことの手応えも感じている。

 これからライフプラン(生活設計)を立てるときは、子どもにかけるお金をどのようにコントロールするかが、プラン全体に大きな影響を与えることを知ってもらいたいと思っている。メンタルな部分も多いテーマだけに、文字では伝わりにくいことも多く、やはりセミナーなどで直接話をするほうが、イメージが鮮明に伝わっているように思う。これを読んでくださっている方とも、どこかでお目にかかる機会があったら、その際はぜひ、お子さんにかけるお金についてのご意見をお聞かせください。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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悪がき日記 vol.4 (畠中)

vol.4 しりとり

 小1の長男が「しりとり」に凝っている。保育園時代にも、「しりとりをやろうよぉ~」とせがまれた時期があったが、最近は私が帰宅するとスリスリと近寄ってきては、しりとりをせがむ。でも、長男とのしりとりはとても疲れる。本人は大真面目なのだが、ミョーな言葉を選ぶからだ。

たとえば、「た」。
私「バッタ」
長男「たいしぼう」
私「・・・・」
長男「ママ、早く! 次は『う』だよ」
私「ねえ、体脂肪って言葉は、あまりしりとりに向かないと思うんだけど・・・」
長男「なんで?? だって、ママたちがよく、言ってるじゃない!」
私「(汗)う~ん」

気を取り直して、しりとりを続けた。
私「たばこや」
長男「やくそくてがた」
私「・・・・。約束手形って、何のことだか知ってるの?」
長男「だって、テレビで言ってたよ」
私「(苦笑い)う~ん」

常にこんな調子である。

この長男とは、先日こんなやりとりもした。
私が洗面所で、白髪を抜いていたときのことである。長男が寄ってきて「ママ、何してるの?」と聞いてきた。
私「○○ちゃんが、ママの言うことをぜんぜん聞いてくれないから、ママは苦労ばかり多くって、こんなに白髪が増えちゃった。ママはもうすぐ、おばあちゃんになって死んじゃうかもしれない。ママが死んじゃったら、○○ちゃんはどうする?」
長男「あきらめる」
私「おい!そんな簡単にあきらめちゃうのかい」

最後にもうひとつ。あまりにも長男の学習意欲が薄いので、家庭教師をつけようかという話が持ち上がった(本来なら、私が教えるべきなのだろうが)。そこで私は、長男に以下の質問をした。
私「○○ちゃん、家庭教師はおねえちゃんがいい?それとも、おにいちゃんのほうがいい?」
長男「若い、おねえちゃんに決まってるじゃん!!」
私「1年生のくせに、おじさんみたいなことを言わないでよ!!」
長男「できれば、痩せてるおねえちゃんがいいな!」
私「おまえは家庭教師をスタイルで選ぶんかい!?」
長男「だって、ウチには痩せてる女の人がいないじゃない!」
私「たしかにそうねえ・・・」



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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湘南スリーボーイズ vol.3 (菅原)

vol.3 買い物すると、お金が増える・・・?

 長男(小6)と次男(小1)のおこづかいは、月給制。
ふたりは、毎月1日に、こづかい帳と貯金箱と財布を持って「おこづかい、くださ~い。」とやってくる。

 私が教えたいのは「ヤリクリ」。欲しいものに優先順位をつけ、高額なものは「貯めてから買う」ことを学ばせるにはどうしたらいいか、今は、次男に試行錯誤中である。

こづかいの金額は、学年×100円がわが家の基本ステップ1。1年生の次男は月に100円だ。彼は、数字は「万」の位まで知っているし、目の前にお金があれば、1,000円単位の足し算引き算ができる。ただ、パッと理解できるのは、100の位まで。

 今は、欲しいものよりも少な目のお金を渡して、1回あたりにもらう金額では、ちょっと足りない・・・という状況を作り出し、彼がどう考えて行動するかを見ている段階である。その場しのぎの我慢ではなく、少しは計画性を持って欲しいから、こづかい帳をつけて、反省材料にする。

これは買ってもいい、あれはダメ・・・ということを、親は一切言わずにいる。そんなものを買って・・と、 時にはもったいないと感じる買い物もあるが、その買い物が無駄だったと後悔することも学んで欲しいから 親もガマンのしどころである。口がムズムズしますけど。

 今、彼が欲しいもののトップは、2~300円のプラモデルだ。1,000円単位でもらったお年玉を足せば、余裕で買える金額である。

先月も1個買っていた。
285円×1個×1.05=299円

何を買ったのかをザッと見て、ま、これくらいならいいだろう・・と小言を言わずに、現金とこづかい帳の残高が一致しているかを確認し始めた。

20040202 ところが、現金が足りないのである。
「他に何かつかったでしょ?買うたびにきちんと書かないから、わからなくなるのよ!まったく~」と私の小言が始まり、次男は首をかしげながらも「ごめんなさい。」

こづかい帳の計算は合っているし、現金は足りないし、次男は何にお金を使ったのか思い出せないというし、仕方ない、「使途不明金」で処理するか~と考え始めた私の目に留まったものは・・・

「もらったお金」の欄の、「お店の人から」。

しまった! 長男のときと同じことをしたのだ。見過ごしたのは、私・・・

 つまり、こうだ。
次男は、299円の買い物をするのに1,000円札を出した。そして、701円のおつりをもらった。お店の人から。
次男の頭の中では、買い物したのは299円。だから「出たお金」は299円。
そして、701円をお店の人から「もらった」。
1,000円札を出したことは、どうも関係ないらしい。

お金の流れをそのまま書けば問題ないのだけれど、次男の頭の中では1,000円出して、その中からお店が299円受け取り、残りの701円を返してくれた・・というふうにはならなかったらしい。

買い物する前の残高が2,100円だったのに、買い物したあとの残高は2,502円となっていた。 これでは、現金と合わないはずである。

次男は、律儀にも、もらったおつりも書き込んでいた。大人から見ればまちがいではあるけれど、しかったのは筋違い。ごめんね~

「こづかい帳をきちんとつける」という約束は守れている次男である。


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不妊治療のお金 vol.3 (坪川)

vol.3 人工授精4度目のチャレンジ

前回は、hMGというホルモン注射で卵胞の発育を促して人工授精を行う治療の途中で終わりましたが、引き続き、注射の治療から始まります。今月は、4回目の人工授精へチャレンジ。結果は…


 hMG注射6回目  
 今日は生理開始後8日目、hMGのホルモン注射を受けるのは6回目だ。
これまでは左右交互に肩だけに注射を打ちつづけてきたが、痛みに慣れてきたせいか、あまり痛くなかった。


基本診察 204円
注射料 651円
病院への支払い 860円


 内診+hMG注射7回目  
 今日は朝から基礎体温が37℃近くもあり、おかしいなと思っていたら、だんだんのどが痛くなってきた。からだも重くなってきたが、病院に行って内診を受け、hMGの注射を受けた。初めてお尻に注射を打ってみたが、これがものすごく痛かった。子どもの頃、お尻の注射はまったく痛くなかった記憶があったけれど、あれは記憶違い?
帰りの電車の中でお尻も痛いし、足もものすごく重たくなり、そのまま近くの内科に直行した。診察室で体温を測ると38.3℃!やっぱりかぜだった。医者からは、薬を飲んで今回の治療は見送るように言われたが、薬はギリギリまで飲まないようにしようと心の中で思った。受精前だし、薬の影響はないのかもしれないが…。
  家に帰って子どもの夕食だけ簡単にチンして作り、ひたすら寝た。


基本診察 204円
注射料 651円
病院への支払い 860円

 内診+hMG注射8回目  
 月曜日。
いつもの病院へ行き内診とhMGの注射を受けた。土日も本当は別の病院で注射を受けなければならなかったが、とても行く元気はなかった。2日間注射を休んだが、内診の結果、このまま治療を続けられるということなので、hMGの注射を打って帰った。卵胞の発育具合から、明日もhMGの注射を行い、明後日は排卵を促すhCGの注射、その次の日に人工受精というスケジュールになった。


基本診察 204円
注射料 651円
検査料 1,485円
病院への支払い 2,340円

 hCG注射  
 昨日は9回目のhMG注射を受け(支払いは冒頭「hMG注射6回目」と同じ)、今日はhCGという排卵を確実に促すためのホルモン注射をした。いよいよ明日は人工授精の日。注射にしてから、いったいいくつの卵が育っているのだろうか。


基本診察 204円
注射料 204円
病院への支払い 410円

 4回目の人工授精の日 
 これまでと同じように朝から受診し、人工授精を行った。今日は生理開始後15日目。hMGの注射は9回行ったし、これで赤ちゃんができるといいのだが。15分ほど病院で休んでから帰るが、うまく受精するにはどんな生活をしたらいいんだろうと思ってしまう。仕事もしなきゃならないから安静にしてはいられない。とりあえず、今日は夜ゆっくり休んで寝ることにした。


基本診察 204円
検査料 1,596円
(保険外、消費税)
その他 5,250円
(保険外)
病院への支払い 7,046円

 またもや生理が来て受診  
 高温期が11日続いたが、12日目に36.7℃を切ってしまい、もしや…と思っていたらやっぱり生理が来た。
生理開始5日目までに受診するよう言われていたので、5日目の月曜日に受診。
内診の結果、排卵のし残りはないということで今月も注射で治療を続行することになった。先月は、注射での治療は初めてだったのでhMG75という一番少ない量の注射をしてみたが、結局育っていた卵胞は1つで、排卵までの期間も長くかかったため、もっと効果が上がるよう、注射を倍のhMG150というものにすることになった。私自身、毎日注射に行くのも大変だし、痛い思いをしてきたのに、排卵したのが1個と聞いて、少しガッカリ。早速この日から注射が始まったが、倍の量のせいか、これまで以上に痛いと感じた。


基本診察 204円
注射料 963円
検査料 1,650円
病院への支払い 2,820円

 hMG注射2日目  
 いつもの病院で注射だけを打つ。hMG150だと、注射料も若干高めになった。
ところで、今日は私の40歳の誕生日。本当に妊娠できるのだろうか、と思ってしまうが、とりあえずこの1年はがんばってみようと気をとり直した。


基本診察 204円
注射料 963円
病院への支払い 1,170円

 hMG注射3日目~6日目  
 水曜日から日曜日まで、注射だけを毎日打ちに行く。
祝日や土日は提携先の病院に行き、平日はいつもの病院へ。1日だけ仕事で行けなかったが、治療には影響ないということだった。仕事が忙しいと、毎日午前中に注射をしに行くのはけっこう面倒で、先月もこの期間は仕事のペースが遅れ気味になってしまった。提携先病院での支払いは次のとおり。


注射料 9,630円
(3日分)
病院への支払い 9,630円

 内診+hMG注射7日目 
 生理開始後12日目。
卵胞の発育具合を内診でチェックしてもらう。20ミリ以上のものが1つ、16~18ミリに成長しているものが3~4個あるらしい。薬の量を多くした効果が出ているということで、毎日痛い思いをした甲斐があった。なにしろ、hMG150にしてから痛くてたまらない。診察のあと同じ注射をしたがこれも痛かった。明日はhCGの注射、そして、その次の日に人工授精をするスケジュールとなった。


基本診察 204円
注射料 963円
病院への支払い 1,170円

 hCG注射  
 昨日でhMGの注射は終わり、今日は排卵を確実にするhCGというホルモンの注射を打った。いよいよ明日は5回目の人工授精。
早くも5回目になるんだなぁ…5回以上続けても、妊娠率はあまり上がらないような説明を以前受けたが、この先どうなるんだろう。これまで1個しか排卵していなかったようなので、4~5個ずつ排卵していけば、少しは妊娠できるのだろうか、などと考えながら帰った。

基本診察 204円
注射料 204円
病院への支払い 410円

(来月へ続く)
※以上の金額と項目は、病院からの領収証に基づいて作成しています。国保3割負担の金額です。


坪川仁保

子どもにかけるお金を考える会

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家族と健康 vol.3 (高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.3 一人っ子はかわいそう?

 ウチの娘は一人っ子ですので、3人の子育てをしている畠中さんと菅原さん、2人目を産むために頑張っている坪川さんには頭が下がりますし、心から尊敬しています。

 少子化が進み、いまどき一人っ子はちっとも珍しくありませんが、娘がまだ小さかった頃の十数年前は、「2人目はまだ?」とか「一人っ子じゃかわいそうよ」なとどよく言われたものです。けれども、私は妹2人と弟1人の4人兄弟で育ち、密かに一人っ子に憧れていたのです。夫も一人っ子で、その夫に言わせると「一人っ子は平和で幸せ」なのだそうです。

 実は、私たち夫婦は、子どもがあんまり好きではありませんでした。娘が授かったのは「キセキ」だと思っているくらいです。祖父母などに子育ての助けを頼める状況ではなかったこともあり、もし2人目ができたとしても、困るのは目に見えていました。ですから、周りに何と言われても、一人っ子で十分と思っていました。

 なぜ、一人っ子はかわいそうと言われるのか?
 我が子や夫をみる限りでは、一人っ子だと寂しいということもなさそう。一人っ子の友人もたくさんいるけれど、特にわがままな性格になってしまうというわけでもないし、ずっと不思議に思ってきました。しかし、最近、その意味がやっとわかってきました。

 結婚して早いもので19年、その間に私の母と夫の父が亡くなりました。親の介護や死という厳しい現実に直面する時、兄弟のありがたさを感じたのです。
夫の父が入院した時は、他に兄弟がいないので、夫か私が行くしかない状況でした。もし、在宅介護になったなら間違いなく嫁である私が手伝うことになったでしょう。
そして、私の父は、身の回り一切の世話をしてくれた母を亡くし、精神的ショックはもちろん、日常生活にも困るという事態になりました。その父の面倒を妹が引き受けてくれたので本当に助かっています。

 実母の死は本当に辛いものです。入院してから葬儀などが済んで少し落ち着くまで、妹と弟の存在はとても大きいと感じました。また同時に、私自身の家族へのありがたさも実感しました。この時ばかりは結婚していて本当に良かったと思いました。夫と娘がいてくれたおかげで精神的にすごく助けられたのは間違いありません。葬儀の時も一番動いてくれたのは、私の夫と妹のご主人でした。

 幼い時は、けんかばかりの兄弟も、いつか大人になります。そして、親がもしもの時は助け合える本当にありがたい存在になるのです。親の介護や死というのは、非常に重いもので、一人っ子はかわいそうというのは、こういうことだったのか、と今やっと理解できるようになりました。  

 私自身、いつか介護が必要な状況になった時など、娘1人に負担をかけないよう、事前にできることから対策を考えておくつもりです。

高橋希代子

子どもにかけるお金を考える会

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えとせとら vol.2 (高橋)

このコーナーでは、FPとしての活動や日常の中でFPとして 感じていることなどを紹介していきたいと思います。

vol.2 2月のお知らせ

 第20回 まねき猫投資くらぶの報告です。
丸2年間の活動も、間もなく終了します。私の担当する最後の報告になりました。株式投資に興味のある方は過去の報告もどうぞご覧ください。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/s_guide/sg040205.htm

毎日新聞にコラムを連載しました。今回が最終回となります。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/bouei/


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アトランダム・仕事便り vol.3 (畠中)

vol.3 六本木ヒルズでセミナー

 先日、六本木ヒルズでおこなわれたセミナーで講師を務めた。六本木ヒルズ・初体験である。私は港区生まれなので、六本木は実家からも歩いて行ける距離にあるのだが、「夜遊び」よりも「夜仕事」の好きな人間だったので、若い頃から遊びで六本木に行く機会はほとんどなかった。そのため、昔の六本木の思い出などというのもあまりないが、六本木ヒルズは騒がれ続けているだけあるなぁ、と思った。地下鉄からそのまま行けるので、周囲の町並みの変化がどのくらいのものかわからなくて、残念ではあったが。妹が実家の近くに嫁いでいるので、今度姉妹で六本木ヒルズ見学をしてみたいと思ったほどである(妹は近いだけに、わざわざ行きたがらないとは思うが)。

 このセミナーは、ある不動産会社が主催したもので、午後の部の募集がすぐに一杯になり、午前の部を追加したほどの申し込みがあった。「300人も入る会場がすぐに一杯??」と驚いたが、不動産会社のセミナーで100組募集というのは、夫婦や婚約者などと一緒に来るために、100組の申し込みは倍の200名が来ることを見込むとのこと。無理に詰め込んで席を一杯にするよりも、午前の部を追加設定して、ゆったりした席で聞いてもらうことになった。

 当日を迎えてみれば、追加設定した午前の部のほうの参加者が多くてちょっとビックリ!当日は、セミナー終了後にライフプランのシミュレーションの申し込み(無料)を受け付けたのだが、その申し込みも午前の部のほうが多かった。このシミュレーションの申し込みは予定人数を大幅に超えてしまい、不動産会社もビックリ!午後の部は、申し込みから開催までに少し時間が空いたので、そのあいだに別の用事ができた人も多かったのだろうが、いずれにしても不動産会社が主催するセミナーに追加設定をするほどの人数が集まるというのは、おそるべし、六本木ヒルズである。

 ところで、私が担当したセミナーの内容は、住宅購入のための資金準備について。持ち家と賃貸住まいのメリット・デメリットなどをお話したあと、お得な住宅ローンの組み方・返し方の話をした。当日のセミナーの様子については、3月と4月にケイコとマナブチャンネルで放送されるので、CSを見られる方は、良かったらご覧ください。

 セミナーでお話したことの中から、少しだけご紹介を。たとえば住宅ローンの返済期間は、5年単位で考える必要はないということ。たとえば、30年返済にしようと思っている人なら、29年返済に1年間短縮するだけで、借り入れ額1,000万円につき、19万3,000円も利息を浮かすことができる(金利は3%で試算)。それに対して、ひと月の返済額のアップは、1,000万円につき約900円。月々900円のアップで、19万3,000円の利息の節約になるのである。1,000万円しかローンを借りないケースは少ないので、倍の2,000万円借りたとすると、38万6,000円もの利息の節約になる。このようなことからローンの返済期間は、できるだけ1年単位で考えて欲しいと思っている。そのほか、繰上げ返済は金利が高いものが有利だとは限らず、元金の割合の少ないものから返済したほうが有利になるという話を、簡単な数字に置き換えて説明した。この計算方法については、どのセミナーで取り上げても「ビックリしました」といってもらえるカンタンな方法である。

 個人的な状況として、最近は住宅ローン関係の仕事がとても増えているが、さまざまなケースで住宅ローンの組み方や返し方を計算してみると、巷で言われている「常識」が適用されないケースがあまりに多いと感じる。ちょっとした発想の転換で、総返済額を大きく減らせるテーマだけに、常識に振り回されないで冷静に計算してみて欲しいと、切に願う。

 私がおこなっている住宅ローンの相談では、個々のご家庭に合ったオーダーメイドなプランをご提案しているが、そうするとかなりの方が「そんなことができるんですか?」と驚く。「きちんと手順を踏めばできますよ」と答えると、「買う前に住宅ローンの借り方をこんなに綿密に考えるなんて、思ってもいませんでした」と言われる。やはり住宅ローンは、組む前にご相談に来て欲しいテーマなのである。繰り上げ返済で利息分を浮かす方法ももちろん効果的だが、借りるときに利息を減らしておくほうが、さらに効果的だということをぜひ、知って欲しい。不動産会社が主催するセミナーや、セミナー後の無料相談は(売ることを強要されない限りは)積極的に引き受けているので、マイホームが欲しいと思っている方は、名前を見かけたら、ぜひ、ご相談にいらしてください。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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悪がき日記 vol.3 (畠中)

vol.3 誰がイチバン好き?

「誰がイチバン好き?」

兄弟が3人いると、下のふたり(中1の長女はさすがに言わないが)からはときどきこのような質問を受ける。自分がどの程度、親に愛されているのかをチェックするための手段なのだろうが、そんな時の私は、質問した子に向かって「あなたがイチバン好きよ」と答えるようにしている。すると「じゃあ、2番目は? 3番目は?」と聞かれるので、そのときは子どもの年齢が小さいほうから答えている。考えるのが面倒だからだ。

 ところがあるとき、「誰がイチバン好き?」と聞かれて、何気なく「パパよ」と言ってみた。すると、子どもたちの動きが一瞬止まり、次のようなコメントが返ってきた。
長女「気持ち悪~い!」
長男「げげっ!!」
次男「どうしてぇ?」

 何気なく答えただけなのに、子どもたちが思った以上に反応したので、私のほうが驚いた。そして、ふと考えた。子どもにとっての親というのは、自分を守ってくれたり、家族みんなのために存在するもので、主人と私の関係については「仲が良いのか、悪いのか」という点については気になっても、「好きなのか、嫌いなのか」といった視点で見ることはないのだろう。

私があわてて、「うそよ。○○ちゃんと○○ちゃん(下の二人の名前)のほうがずっと好きだから、安心して」と訂正してみた。すると、二人とも安心したような顔をしながら、今度は「それじゃあ、どっちがイチバン好き?」と詰め寄ってきた。年中聞かれているので、「別にどっちでもいいだろ!」と心の中では思ってしまうのだが、「自分がイチバン母親から愛されているんだ」と思えることは、子どもにとっては大切なことなのだろう。このときも、面倒なので「ふたりとも好きよ」と答えた工夫のない母親だったが。

 ちょっと視点は異なるが、私は相談業務でお会いした方にアドバイスをおこなうとき、できるだけ褒めることにしている。人間はよほど特殊な才能がない限り、年を取るとともに人から褒められる機会は減っていく。私などは自慢ではないが、一生懸命仕事をしているつもりでも、人さまから褒められることなどほとんどない。褒めて欲しくて仕事をしているのではないが、やはり褒められるとやる気も出るのに、悲しい限りである。

これは家計管理についても、同じことがいえると考えている。たとえば、すでにきちんと家計管理をしている人でも、「まだまだ努力が足りないのではないか」と思っている人は多く、「若いのに、本当にしっかりと家計管理をしていますね」とか、「毎日のやりくりで、精神的にホッとするときがないでしょう。頑張っていると思いますよ」などと褒めると、みなさん、本当に嬉しそうな顔をしてくれる。

 褒められることが嫌いな人はいないと信じているので、褒めてやる気を出してもらうのが、私の相談業務の基本である。褒めてやる気を出してもらうことは、やりくりの面でも大切だが、その人の努力を認めることによって、前向きにライフプランを考える原動力にもなると考えている。

褒めて伸ばすというのは、子育てにも共通するのではないだろうか。私自身も、子どもたちに対して褒めてやる気を出させようとは思っているのだが、これがなかなか難しく、相談業務のようにはいかないのが現実だ。仕事ではスムーズに褒められるのだから、子育てでもっと、上手に褒められるように、努力したいと思っているこの頃でもある。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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家族と健康 vol.2 (高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.2  意思決定

 生まれつきウチの娘はとにかく頑固な性格。
昔の私は、親としてきちんとしつけないといけないという思いが強く、小さい娘とは格闘の日々でした。ようやく会話らしきものができるようになって、お互いの主張が理解できてくると、ちょっぴり育児が楽になったような思い出があります。

 たぶん2~3歳の頃だったと思います。
スーパーマーケットで右手にカップめん、左手にチョコレートをつかみ、「買って!買って!」と大騒ぎ。言い出したら聞かない子であることは、イヤというほどわかっていましたが、いつも娘の要求を聞いてばかりでは甘やかすことになって良くないと考え、「どっちか1つね」と娘に言いました。
すると、真剣な表情で顔を真っ赤にしながら、しばらくじっと考えて、なんとカップめんを選択した(チョコレートを放した)のです。
娘の本当の好みを知り、ちょっとびっくり。
ちなみに、今の娘も甘いものより辛いものが好き。酒好きになるのは間違いないでしょう。

 ずいぶん後になって、あれは彼女の初めての「意思決定」だったということに気が付きました。
「意思決定」とは限られた予算や資源の中で、何をあきらめ何をとるかを自分の意思で決めること。経済のしくみで一番基本になるものです。 (「意思決定」については、下記のサイトを参考にさせていただきました。)
http://www.ja-japan.org/program/index.html

甘やかすことと、認めることは違うということを、こんな些細な出来事を通して私自身が学んだのでした。
娘が生まれたとき「たとえ親子であっても、それぞれ違う人格を持った人間だから、子どもは親の所有物じゃないよ。」と夫が言ってたことを、ふと思い出しました。 家事も育児も、それほど協力的ではありませんでしたが、夫の考え方に意外と助けられてきたのかもしれません。

 親や大人の価値観を押し付けるのではなく、子どもの意思や人格を受け入れて認めることは、とても大切なことです。 そして、認めた上で、どうしてもダメなことは、子どもに理解できるように理由をはっきり示し、話し合うことはもっと大事なことではないかと思います。

 娘が成長した今は、好きな人生を歩けるように応援することぐらいしか、親にはできないのだと感じています。
親子が仲良くいつまでも一緒にいるのも悪くないとは思いますが、その時はそれぞれに自立した共同生活というスタイルにしようと私は考えています。家賃・食費・光熱費を出し合って暮らす、ルームメイトのような関係なら理想的でしょう。
いよいよ、娘が高校を卒業するとき、大事な「意思決定」をさせるつもりです。



高橋希代子

子どもにかけるお金を考える会

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湘南スリーボーイズ vol.2 (菅原)

vol.2 先生、ごめんなさい。でもね・・・

 小6の長男は、体育が好きである。理由は、得意だから。体育だけが取り柄と言ってもいいくらいである。


 この長男が秋の運動会で大活躍!?組体操のピラミッドも一番上なら、4段やぐらも一番上。練習が始まったとき、私は、長男がとっても小柄だから上に乗せてもらえるのだろうと思っていた。ところが、担任の先生いわく、「小柄なだけではダメ。バランス感覚がいいから抜擢しました。」


こう言われて、親として気分が良くないわけがない。他の教科の点数の悪さに目をつぶれるくらい、嬉しかった。練習がきつくて筋肉痛になったといっては湿布をしてやり、弟たちの風呂の世話を免除してひとりでゆっくり入らせてやったり、至れり尽くせりの数週間。


 いよいよ運動会当日。組体操のメイン、4段やぐら!


台になる、体つきのしっかりした子たちが真剣な表情で、でも、けっしてつらそうではなく順々に形を作っていく。


・・・一眼レフ構えて、待ちました。


ところが、私の目の前に大柄な男性が! カメラを構えて、子ども達をパシャパシャとやっている。どうも、公式(?)カメラマンらしい。


ジャマだよ〜!!!20040201
私は、写真を撮るどころか、長男が頂点に立ったところを見ることができずに大ショック。
でも、公式カメラマンの写真を、きっと販売してくれるだろうから、あとで買うことにしよう・・・と自分を納得させたのだった。


 1週間過ぎ、1ヶ月過ぎ、学期末が近づいても写真販売の案内がない。個人面談で担任に尋ねると、「写真販売はありません。卒業アルバムに何点か載せる予定ですが・・」とのこと。さらなるショック。


自宅に戻り、意を決して、修学旅行などの写真販売をしていた写真屋に電話した。「いくらでもいいです。とにかく、息子の写っている写真が欲しい。」


 ・・・けっきょく、担任から「特別な対応はできない。」と連絡があり、そりゃそうだよね、と話は終了。
でも、いまだに私はモヤモヤしている。


なぜって? 子ども達の写真は、私の宝物だから。


 もちろん、生身の子ども達が何よりの宝ではあるけれど、もし、わが家が火事になったら、私は子どもたちのアルバムを持って逃げることに決めているくらい、写真は大事。しばらく前は、家が火事になったら長男は自力で、夫が次男を、私が三男を連れて逃げることに決めていた。モノなんて、どうでもいい。何より命が大切だから。
でも、今は、おそらく3人とも自力で逃げられるだろう。だから、次に大切な思い出を持って行きたい。


 思い出を心にしまい続けておければいいのだけれど、そのうち忘れてしまう。写真が1枚あるだけで、どれだけアノ思い出が目の前に広がることか。日常の何気ない1枚が、あとから見ると、どれだけ幸せな瞬間だったか、強く感じることはいくらでもある。


 「弟たちばっかりかわいがって・・・」と文句を言う長男に、アルバムをめくりながら「おまえのことは、もっとかわいがったよ。」と話す、証拠(?)には使えるし、オムツ換えの写真なんて見せられた日には、生意気な口もたたけなくなろうというもの。


「今」があるのは、過去の積み重ね。写真は、今を大切にするための道具になると思う。しかも、これはお金では買えない。たまたま写すことができた、その瞬間が宝物。


だから、長男が、とっても頑張った姿を1枚欲しかったのだ。
大好きな友達に支えられて頑張った姿が欲しかったのだ。


学校の頭越しに写真屋にお願いをしたことは、ルール違反・・・確かに。 反省しています。先生、ごめんなさい。


でもね、やっぱり1枚欲しいんです。


菅原直子

子どもにかけるお金を考える会

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不妊治療のお金 vol.2 (坪川)

vol.2 人工授精3度目のチャレンジ

 また生理がきて内診  
 2回目の人工授精もむなしく、また生理が…。
排卵のし残りがないかどうかを内診で確認した後、また気を取り直して人工授精にチャレンジ。高温期が短いのではないかという心配があったのできいてみると、12日あるので大丈夫ということ。クロミッドを5日分処方された。


基本診察 204円
検査料 1,650円
その他 207円
病院への支払い 860円
調剤薬局 440円
(クロミッド5錠)


 内診  
 クロミッドを生理開始5日目から5日間服用し、受診。生理開始後10日目。
卵胞の発育具合をみるのが目的だが、卵胞は、左側に2個、右側に6個位、同じ大きさのものがあり、あまり多いのもよくないらしい。10日目なので、このうちどれぐらいが大きくなるかは分からないということだ。


基本診察 204円
検査料 1,485円
病院への支払い 1,690円


 hCGを注射  
 生理開始後16日目。
内診の結果、左側に2個、大きくなっている卵胞があるとのこと。明日に人工授精をするため、今日hCGの注射を行い、排卵を確実にするということだった。



基本診察 204円
注射料 204円
病院への支払い 410円


 第3回目の人工授精  
 第3回目の人工授精。
精子の状態はこれまでで一番よいらしく、「うまく妊娠すると思いますよ」と励まされた。もし、今回でダメなら、次からは治療をレベルアップして、薬ではなく、注射で排卵をしていくようにするが、気持ちはどうかを聞かれた。やはり、同じ治療を続けていても、いたずらに月日を重ねていくだけかもしれないので、注射で治療をしたいと伝えた。
今日は、クリスマスの日。赤ちゃんの贈り物があればいいなぁと、期待しつつ …。


基本診察 204円
検査料 1,596円
(保険外、消費税)
その他 5,250円
(保険外)
病院への支払い 7,046円


 また生理が… 
 やはり、生理が始まってしまい、土日をはさむので、生理2日目に受診。
内診の結果、排卵のし残りはなく、注射への治療に移ることを確認された。この治療は、hMGホルモンを排卵まで毎日注射して卵胞の発育を促進させ、これまでと同様にhCGを注射して、確実に排卵を起こさせるというもので、この注射の副作用で、卵巣が肥大したり、腹水がたまってしまうことがあるらしい。下腹部痛やおなかの膨満感があれば、連絡するよう言われた。注射は、明日から開始と言われビックリ。これまで5日目から薬を飲んでいたので、てっきりその頃からと思い込んでいた。土日・祝日は、病院が休みのため、ほかの病院で注射を受けるよう、紹介状を渡された。


基本診察 204円
検査料 1,650円
病院への支払い 1,850円


 hMG注射  
 紹介された病院でhMG注射を行う。
土曜日のため、土日・祝日と月曜日の4日分の料金を支払った。不妊治療は思ったほどお金がかからないな、とこれまでは思っていたが、今日の会計で思いは一変。これが10日分になると2万円か…。気力とお金のいるものだと改めて感じた。


注射料 8,680円(4日分)
病院への支払い 8,680円


 内診  
 いつもの病院へ行き、卵胞の発育具合や卵巣の状態などを内診でみてもらう。
注射での治療は初めてなので、こまかくチェックするということだった。卵胞は1?ぐらいで、また2日後に診察を受けることになった。明日の注射も、この病院で受けることにした。


基本診察 204円
注射料 651円
病院への支払い 860円


(来月へ続く)
※以上の金額と項目は、病院からの領収証に基づいて作成しています。国保3割負担の金額です。



坪川仁保

子どもにかけるお金を考える会

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アトランダム・仕事便り vol.2 (畠中)

vol.2 女性のための生活経済倶楽部

 これは、全国銀行協会が運営している会で、年に1回、30代から40代の女性を20名ほど集めて活動しているものです。具体的な活動としては、5人程度のグループに分かれて、全国銀行協会が提供している冊子などについての意見を述べてもらうというもの。この会合は過去に4回開催され、私は4回ともアドバイザーを勤めさせてもらいました。

 過去の募集は、すべてサンケイリビング新聞にて。第1回目の募集のときは20名の枠に何と1,300名を超える応募があり、その中から選ばれた20名というのは、まさにご意見番といえるような女性ばかりでした。参加者の中にはファイナンシャルプランナーや消費生活アドバイザーの資格を持っている人もいて、出席者の意見を聞いている私のほうが、「へえ~、なるほど」とか「う~ん、するどいなあ」と、感心してしまう意見がたくさん出ました。

 女性だけの集まりですから、時には場の雰囲気を読めずに、自分の意見を長々と話してしまう人もいるのですが、それはそれで、私としてはとっても勉強になるのです。その理由は私自身が、世の中のさまざまなことについて、「自分の意見」というものをあまり持っていないからかもしれません。

 こう書くと、「そんな調子で、原稿なんか書いて大丈夫なの!!」としかられてしまいそうですが、私自身はあくまでも「プランナー」であって、「評論家」ではないと考えているからです。つまり、現状の制度について意見を述べたい気持ちはあまりなく、今ある仕組みをいかに上手く活用して、快適に、有利に暮らす方法を提案できるかに、興味の対象が向いているからなのです。この会に限らず普段から、熱く意見を述べる方を見ていると、「情熱があってすごいなあ」などと、ついつい思ってしまうくらいです。

 実際に、女性のための生活経済倶楽部の活動を通じて、全国銀行協会が発行している小冊子のいくつかはリニューアルされました。女性の意見を取り入れて、「女性のバック」に入るようにサイズを小さくした冊子もあります。銀行のロビーに置いてあるものも多いので、銀行でその冊子を見かけるたびに、「ああ、あのときの会で、こういう意見が出たなあ」と、懐かしくなることもあります。

 余計なことかもしれませんが、参加者への謝礼についてもご紹介しておきましょう。第1回目は、3日間とも参加してもらうことを条件に3万円の謝礼が払われました。3万円という金額は、それなりの金額だと思うのですが、中には「協会の集まりなのに、3万円も払うなんて、税金の無駄遣いでは!?」などという手厳しい意見が出たりもしました(謝礼は税金でまかなわれているのではありません。念のため)。その意見が反映されたのかどうか、私は知りませんが、2回目以降は、日程を2日間に減らし、謝礼のほうも2日間出席して1万5000円というラインになっています。

 集まりの最終日(第1回目の会合は3日目、第2回目以降は2日目)は、私のほうからお金についてのレクチャーをおこなっています。レクチャーの内容は30代、40代の女性に関わりが深い「老後のお金」「子どものお金」「住宅のお金」を中心に、原稿には書けないようなウラ話もできるだけ話させてもらっています。参加者の方にとっての最終日は、レクチャーを聞くだけなので、心なしか参加者の表情も気軽な感じに見受けられます。

 レクチャーに対しては、驚くほどたくさんの質問をいただきます。皆さん本当に熱心で、この数年間で、お金に対する興味が高まっていることを実感します。このホームページでも、機会を見ながらレクチャーの内容を少しずつご紹介できたらと思っています。

 第4回目の会合だけは、20名のグループを2班つくりましたので、第4回目までの参加者の合計はちょうど100名に!ちょっとした同窓会(OG会?)が開ける規模になりました。もし、過去の参加者の中で、このホームページをご覧になった方がいれば、近況メールをもらえると嬉しいです。必ず返信メールを送りますので。

 今までの募集はサンケイリビング新聞に限っていたので、配布エリアが限られていますが(我が家にも残念ながら、サンケイリビング新聞は配布されません)、平成16年度も会合をおこなう予定と聞いているので、「女性のための生活経済倶楽部」の募集記事を目にされたら、ぜひ、応募してみてくださいね。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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悪がき日記 vol.2 (畠中)

vol.2 仕事との両立

 「子育てと仕事を両立されていて、大変ですね」とよく言われる。
そんなとき私は、心の中でこう思う。
 「子育てだけをするなんて、考えたほうがおそろしい」と。
 そんな私にも、子育てが楽しかった時期もある。長女ひとりを育てていたときだ。女の子の一人なら、どこへでも連れて行けたし、実際に長女との生活は、家にいても、出かけてもそれなりに楽しかった。おそらく2度とは得られない、心穏やかな子育ての日々であろう。ところが、長男が生まれてから、状況は一転した。
 長男はクレヨンしんちゃんのような子どもで、とにもかくにも手がかかる。どこに連れて行っても疲れる。周囲に対して、ものすごく気を使わなければならないからだ。外出先で行方不明になるなんて、お手のものだ。デパートなどでいなくなった場合は、下手に探し回るより、「迷子のご案内」を待ったほうが確実に出会える。
なにせ、若くてスレンダー(母親が太っている反動か?!)で、化粧のキツイ(何故??)お姉さんが大好きなので、好みのお姉さんを見つけると、「僕のママが迷子になりました。僕の名前は○○といいます。ママを呼び出してください」などと、平気で言う。迎えに行っても、嬉しそうな顔で、お姉さんにかまってもらっている。他人のふりをして置いていこうかと、何度思ったことか。
 人一倍手のかかる長男であるが、意外にも兄弟の中で一番優しいのも長男だ。長女がしかられていると、どんな遠くにいても飛んできて、「お姉ちゃんをいじめるな!!」と私に飛び掛ってくる。末っ子をしかっているときも、しかり。他人と争うことが嫌いな性格なので、友達同士でもケンカらしいケンカをしたことがない(私が知らないだけかもしれないが)。手がかかるのも、個性ということだろうか。
 話が少しそれてしまったが、身内に子どもをみてもらうことができない私にとって、子育てはあまりにも疲れることの連続である。そのため、私の頭の中に「家事に専念する」という考えはまったくない。子育てだけに専念するなどと考えるだけで、私の身も心も持たないのだ。
 それに、私が家事に専念しても、家の中が綺麗になるとは思えないし、子ども達にとっても、目が届くようになる分、口やかましい母親になってしまいそう。長女が小1のとき、「ママは仕事を辞めて、家に居たほうがいい?」とたずねたら、長女から「ママが仕事を辞めたら、絶対に教育ママになる。怖すぎる」と言われた過去があるくらいである。
 実際に、仕事をしているほうが、精神的にはずっとラク(もちろん仕事でいやなことは限りなくあるが)。「専業主婦でいることが楽しい」という友達の話を聞くと、「えらいなあ~。主婦のカガミだわ」とため息をついて、「ははあ~」とひれ伏したくなるくらいなのだ。
 もともと私は、かなりのワーカホリック。できることなら、24時間仕事をしていたいタイプの人間だ。ところが現実には、子どもがいることで、自分の持ち時間の半分は育児に時間を取られている。でも、 「このくらいで、ちょうどいいんだ」と最近、ようやく思えるようになった。
 子どもを生んでいなかったら、家庭など振り返ることなく、仕事だけに没頭していたはずの私に、家庭のことを考える機会を与えてくれたのは、まぎれもなく子ども達である。仕事をしているからこそ、子育てが楽しいと思えるのも事実なのだ。それに子どもたちは、子どもを通して世の中を見るという視点も、私に与えてくれた。子どもがいることで得た仕事も多いと、感謝している部分もある。
 ご主人のお給料が下がるなど、「働きたくないけれど、仕方がないから働いている」という方には反発されるかもしれないけれど、仕事と両立していると、仕事のストレスは子育てで、子育てのストレスは仕事で解消できる部分も多い。こう思っているのは、私だけではないはずである。



畠中雅子

子どもにかけるお金を考える会

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湘南スリーボーイズ vol.1 (菅原)

vol.1 男の子ばかり3人の子持ちである

 先週、長男のお気に入りだったケーキ屋に2年ぶりに立ち寄った。三男連れである。オーナー夫人は目が点!次男が、まったく成長していないように見えたらしい。「3番目なんですよ・・・」と言い訳ともつかない説明をした。どうも、前回寄ったときには、三男を連れて行かなかったらしい。


 男の子3人と言っただけで、みんな「まっぁ〜、大変。」と言ってくださる。きっと、みんなの頭の中は、泥だらけになった男の子の汚れ物が飛び交うのだろう。


でも、全然、大変じゃない・・・


楽しいですよ、子育て。


頭にくること、腹が立つこと、心配なこと。そりゃ、たくさんあるが、保育園や学童保育、小学校や両親・兄弟姉妹、シッターやご近所の方の手を借りて、子ども達は大体まっすぐ育ってる。夫と大人ふたりだけでは体験できない、楽しいこと、おもしろいことの方が絶対多い。


 男の子の母の目を通した子育てを、時にはファイナンシャル・プランナー的に味付けをして綴っていくので、読んでください!


菅原直子

子どもにかけるお金を考える会

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湘南仕事通信 vol.1 (菅原)

vol.1 「お金」って、なんだ?

「お金って、ただの紙切れだったり、金属の塊なのに、こんなものがどうして欲しいのかな?」これが、子ども向けにお金の話をするときの最初の投げかけである。子ども達は顔を見合わせながら、何を言われているのかわからないという表情をしたり、すぐに私の言わんとすることを理解したとばかりに隣の子としゃべり始めたり、いろいろな反応をする。

 小学生にもなると、お金で欲しいものを手に入れられると知っている。けれど、お金について、あらためて学校で学んだり、親から系統立てて教わることはない。日本語ですら、赤ちゃんのときから身につけてきたものの上に、漢字や文法を教わるというのに!そして、「お買い物」をする以上には、お金の知識を持たないまま大人になってしまうのだ。

 お金は大切な人生の道具だ。道具には正しい使い方がある。手入れの仕方がある。使い方を誤れば目的を達成できないかもしれないし、きちんと手入れをしなければいざという時に役に立たない。自分の思い描いた設計書どおりに人生を送ることはなかなか難しいと思うが、手助けしてくれる道具を上手に使いこなすことができれば・・・。ファイナンシャル・プランナーとして相談を受ける中で、感じていることである。

 これから、お伝えしたい活動があったときに、不定期に更新していく予定。読んでくださった方のなにがしかのヒントになれば嬉しい。



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えとせとら vol.1 (高橋)

vol.1 今月のお知らせ 1.2

・今月のお知らせ1
12月26日(金)の毎日新聞に載せていただきました。
来年度の年金の改正が話題になっています。 私がFPになる前後から、年金には特に興味があり、これまで約6年間ずっと勉強や情報収集を続けています。毎月、年金教室に参加したり、厚生労働省が主催する社会保険審議会・年金部会の傍聴に行ったりもしました。
年金制度はかなり複雑になっており、とても覚えきれないし、毎年変わるのでキリがありません。そして実際には、様々な事例があり、本当に難しいと感じています。けれども、制度の基本的なところを、おおまかにわかりやすく表現することを常に心掛けています。ありがたいことに、いつもお世話になっている毎日新聞の生活家庭部の担当様から、年金改正のわかりやすい解説をしてほしいというご依頼をいただき、執筆させていただきました。
もし、ご覧になりたい方はお手数ですが、メールにてご連絡ください。コピーをFAXいたします。


・今月のお知らせ2
日経マネーデジタル「FPと学ぶ金融最新事情」に執筆しました。
http://nk-money.topica.ne.jp/fundconsul/fundconsul11.html

私の所属する日本ファンドコンサルタント協会では、毎月勉強会を行っています。その勉強会リポートが、日経マネーデジタルというサイトで公開されています。11月の勉強会リポートを私が担当しました。FPにとって投資の知識や最新の情報は、なくてはならないものだと思っています。投資信託のしくみは簡単ではありませんし、新しい商品が次々と出るので、これからも勉強を続けていくつもりです。


・読書感想
「学ぶこと 思うこと」加藤周一著(岩波ブックレット)を読みました。
480円という価格、薄くて読みやすいのに内容は深い、おすすめの1冊です。
学ぶことの意味、ただ勉強するだけでなく思うこと、考えることこそ意味があるということが書かれている本です。
今の社会を批判するのは簡単ですが、ではどうすれば良くなるかを考えるのは本当に難しい。でも、誰かがやらないと何も変えることはできないのです。
若い人は不満だらけで、自分は悪くない、他人がいけないと感じることが多いかもしれませんが、変えようと努力しないのは、決して良いことではないと思いました。


高橋希代子

子どもにかけるお金を考える会

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不妊治療のお金 vol.1 (坪川)

vol.1 今までの経過

 保育園入園には苦労したので、在園中に第2子を、と願いながら保育園も卒業、現在に至っています。2年ほど前に思い立って不妊治療を始めましたが、原因は特に見つからず、処方された薬の副作用にメゲて、半年ほどで中断。いよいよ39歳になった昨年、限られた時間の中で悔いのないようにしたいと思い、不妊治療を再開しました。
 ここでは、私が受けている不妊治療の内容とお金を紹介したいと思います。
*お金は、国保・3割負担で支払った金額(自己負担分)。明細は病院の領収書に基づき、1円単位は四捨五入されています。


 不妊治療を再開したいきさつ  
 昨年(2003年)の夏、仕事で不妊治療専門のクリニックを取材し、そこで「体外受精の平均は39歳」という話を聞きました。このときちょうど私は39歳。これはうかうかしてられない!と一念発起し、不妊治療を再開しました。
 最初に治療したのは近くの個人病院でしたが、今度は国立の大学付属病院を受診。ここは、まず11種類の検査を行い、その結果を踏まえて医師が治療方針会議にかけ、その方針に従って治療を進めていくという病院です。


 初診  
 初診の時は、問診と内診、子宮頚ガン検査(内診)をしました。
内診では「子宮筋腫があるね」と言われ、どれぐらいの大きさですか?という私の問いに「こんなもん(手で1cmぐらいのマルを作って)が5、6個だね」というだけ。不妊には影響していないのかな?でも、何も言われなければ大丈夫なのかな?と楽観的に考えて帰ってきました。前の病院でも、子宮筋腫のことは言われていて、内診するたびに数が増えていったので、「ゲッ!」と思いながら過ごしていたのです。金額は、以下の通りです。

基本診療費 750円
検査料 3,954円
紹介状がないための費用 2,625円
病院への支払い 7,325円


 クラミジア検査  
 クラミジアの検査(採血)をしました。
次回は卵管造影検査を予約し、感染症予防のため、抗生物質が処方されました。薬は、卵管造影検査前後に服用するということです。

基本診療費 204円
検査料 1,281円
その他 207円
病院への支払い 1,691円
調剤薬局 1,300円


 卵管造影検査  
 昼すぎから検査開始。
当日は長めのスカートを着用といわれていた理由がすぐに判明しました。内診台で細いチューブを膣内に注入するのですが、このチューブを太ももにテープで固定し、紙パンツをはいてレントゲンの部屋まで移動するんです。
 これまで「卵管造影検査はガマンできないほど痛かった、もうやりたくない」と複数の人から聞いていたので、一番恐れていた検査でしたが、私は自分でも不思議なくらい痛みを感じませんでした。たぶん、お産をしているから?造影剤をチューブに通しながら撮影をしている様子で、体の向きを少し変えながらレントゲンを撮りました。
検査費用は、前にかかった病院では2万円かかると言われていたのですが、案外安くてビックリ!この日のうちに検査結果がパソコンの画面に映し出されて、私は子宮の上部に少し凸凹があるが、造影剤が卵管まで届くのが早かったので、卵管の通りは大丈夫ということでした。

基本診療費 204円
処置費用 57円
画像診断料 6,447円
病院への支払い 6,710円


 精液検査 
 精子の濃度や運動率を調べる検査です。
とくに診察はなく、次の検査予約を入れるだけで終了しました。

基本診療費 204円
検査料 1,650円
病院への支払い 1,850円


 ヒューナーテスト 
 夫婦生活を持った後、頚管粘液の中で精子がうまく運動しているかを調べる検査で、排卵予定日近くに行います。内診を受けました。

基本診療費 204円
検査料 354円
病院への支払い 560円


 脳下垂体ホルモン検査  
 卵胞刺激ホルモン、黄体刺激ホルモン、プロラクチンなど、脳下垂体から分泌されるホルモンの異常を調べる検査で、生理3日目~6日目の間に受けます。この病院では、同時に糖尿病のスクリーニング検査として空腹時血糖も採血して調べるので、前日の夜9時以降の食事制限がありました。
検査は、1回目の採血をしてから各ホルモンを注射し、その15分後にもう一度採血するというもの。両腕に注射されて、結構痛かった~

基本診療費 204円
検査料 11,430円
病院への支払い 11,630円


 黄体機能検査 
 排卵後、受精卵が子宮内膜に着床できる環境かどうかをみる検査で、基礎体温が高温期に入って7日目ぐらいに受けます。検査は採血だけで、診察は受けずに帰りました。

検査料 1,956円
病院への支払い 1,960円


 検査結果と治療方針説明 
 治療に必要な検査がひと通り終わり、この結果に基づいて私の治療方針が説明されました。検査結果にはとくに問題ないとのこと。人工授精を3回ぐらい行い、それでもダメな時は体外受精を行うほうがいいが、夫婦ではどう考えているか?と聞かれました。また、途中で腹腔鏡検査を行う可能性もあるということ。私は、年齢を考えて、体外受精まで考えていると伝えました。
人工授精は、生理開始5日目から5日間、排卵誘発剤(クロミッド)を飲んで多くの卵(といっても錠剤では2個ぐらいだそう)を排出させて妊娠の可能性を高めます。多胎のリスクはあるということでした。排卵日を確実にするために前日に注射を行い、当日は遠心分離処理した精液を子宮内に注入するということでした。
  私はさっそく、次の月経サイクルから人工授精を受けることに決めました。

基本診療費 204円
病院への支払い 410円
調剤薬局 410円
(クロミッド5錠)



 卵胞の発育をみる 
 月経開始後12日目、卵胞がどれぐらい発育しているかをみるために受診。
内診の結果、2個が大きくなっていて、2個排卵される可能性もあるということでした。確実に明日排卵させるためにhCGホルモン(ヒト胎盤性性腺刺激ホルモン)を注射することになり、行くとベッドが3台並んでいる部屋。?と思っていると、注射は筋肉注射で、上腕のほかお尻にもするらしい。注射の部位は毎回変えたほうがいいと言われ、とりあえず右肩にしました。いよいよ明日は人工授精を行います!

基本診療費 204円
注射料 204円
病院への支払い 410円


 第1回人工授精 
 病院到着後、すぐに検査室へ呼ばれ、精子を遠心分離処理するとのこと。
30~40分かかるそうで、この間しばらく待ってから内診台に乗りました。人工授精といっても、内診するのと同じで、時間もあまりかからず、痛みもまったくなし。事前に、卵管造影検査よりも痛みがないと言われていたため、ほとんど不安はなかったのですが、意外にあっけない!?
 15分ほど病院内のベッドで休んで帰宅しましたが、処置後2日間は少し出血していました。費用は思っていたよりも安く、何年か前にトライしておけばよかったかな、とも思いました。

基本診療費 204円
検査料 1,281円
(保険外、消費税)
その他 5,250円
(保険外)
病院への支払い 6,731円



 内診 
 1回目の人工授精の結果はむなしく、また生理が……。
「生理が来たら、5日目までに受診するように」という医師の指示どおり受診しました。内診で卵巣が腫れていないか、卵子が排卵されたかどうかを確認したうえで、今月も人工授精をすべく、クロミッドを処方してもらいました。

基本診療費 204円
検査料 1,650円
その他 207円
病院への支払い 2,060円
調剤薬局 440円
(クロミッド5錠)


 もう一度薬を処方してもらう 
 先月はクロミッドを飲み始めて2日目から喘息の発作が起こり、薬を飲んだり点滴をしてしまいました。
こんな状態で妊娠するのが怖かったので、自己判断でクロミッドの服用を中断。そのまま次の生理が来て、生理5日目に薬をもらうために受診しました。

基本診療費 204円
その他 207円
病院への支払い 410円
調剤薬局 440円
(クロミッド5錠)


 内診 
 生理5日目からクロミッドを5日間飲み、生理開始から12日目に受診しました。
この時はまだ子宮内膜も薄く、明日から3日間休み(土・日・月曜日祝日)のため、4日後(生理開始から16日目)に人工授精の予定を入れました。しかし、休み中に排卵の可能性も高いので、排卵したかどうかを尿でみる検査薬を3セット購入。日曜・月曜の朝に検査をするように言われました。

基本診療費 204円
検査料 1,650円
病院への支払い 1,850円
排卵検査薬 2,173円
(@690円×3個、消費税)


 第2回人工授精 
 前回と同様、人工授精を行いました。
超音波にはまだ卵胞が見えているから、排卵は行われていないという説明を受け、排卵を促進させるhCGホルモンを注射して帰ることに。15分ほど病院内のベッドで休んだ後に注射し、帰宅。当日はやはり出血していました。

基本診療費 204円
注射料 204円
検査料 1,596円
(保険外、消費税)
その他 5,250円
(保険外)
病院への支払い 7,256円

このように、現在も進行中の不妊治療について、毎月お話したいと思います。どこまで治療を続けるか? 妊娠したら妊婦日記になるのか? 自分でも展開の読めないこのコーナーですが、どうぞよろしくお願いします。



坪川仁保

子どもにかけるお金を考える会

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家族と健康 vol.1 (高橋)

お金では買えない、命の次に大切なものは「家族と健康」ではないでしょうか?
私の家族と健康に関するお話しを、毎月、少しずつ書いていきたいと思います。

vol.1  子育ては、「苦あれば楽あり」そして「親も育つもの」

 ウチの娘は、高校2年生(17歳)です。17年間の子育てを振り返って、私の思いを少し書いてみます。

 私は、妊娠8ヶ月半までOLを続けましたが、当時は産休があっても使う社員はめったにいないような時代でした。当然のように退職し、お産と子育ての日々。通勤ラッシュから解放され、スイミングや子育て学級などでお友達もできて、自由な毎日はそれなりに楽しかったです。けれども、ユキ(娘の名)ちゃんのお母さんとしての生活は、自分の名前を名乗ることもなく、なんだか社会から取り残されていくような気もしました。娘が4歳になり、親よりお友達と遊ぶことを選ぶようになった時、私自身も社会復帰を決心したのです。

 娘は保育園へ入り、私が再び通勤電車に乗る日々が始まると、親子の関係は明らかに変わりました。
毎日、べったり一緒にいると見えないことが、少し離れると客観的に見えてきます。ストレスだらけで怒ってばかりの母親から、1人の大人として、我が子に接することが、少しずつできるようになっていったのです。
そして、親の気分が子どもに大きな影響を与えることも実感しました。
親がイライラすれば、子どももご機嫌ななめ。親がハッピーなら、子どももハッピーになるのです。
そして一番良かったことは、自分の収入が得られたこと。
夫の収入だけに頼った生活は、将来を考えるとちょっと不安でした。収入が増えると、やはり気分は明るくなるものですよね。そして、自分が積み立てたお金で資格を取り、今があるわけです。

 子育ては決して簡単ではありませんが、問題を解決した時にホッとする気持ちを味わったり、辛い時に子どもになぐさめられたり、家事を手伝ってもらうようになったり、マイナスよりもはるかにプラスが多いことを実感しています。
子どもを通して活動の場が広がり、知り合いも増え、考えさせられることも多く、自分自身も人間として成長できることに感謝しています。
何より、我が子が大人へ成長する姿を日々観察できるなんて、こんなに嬉しいことはありません。
高校生ともなると、もう大人同然。子育ては終ったかな?という気もしますが、精神的に経済的に自立できるようになるまで、あと少し、親の助けが必要かもしれないと思う今日この頃です。



高橋希代子

子どもにかけるお金を考える会

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悪がき日記 vol.1 (畠中)

vol.1 子どもが苦手だった

 私は若い頃から、子どもが苦手だった。「結婚したら、私でも子どもを持つことになるのかなあ」と漠然と考えたことはあるものの、自分が子育てをするイメージを持てないまま、大人になった気がする。

 人生とはわからないもので、そんな私も、今では3児の母。子どもが苦手というのは、現在もあまり変わらないが(「このクソガキ~ィ」と思う子がよくいる。かなり大人気ないが)、無類の子ども好きという主人と結婚したことで、気がついてみれば3人の子どもの母親になってしまった。

 私自身のことを振り返ってみると、子どもが苦手な理由は、自分の育った家庭が不安定だったことに起因すると思っている。物心ついた頃から、両親の仲が悪く、何度か転居や転校(しかも出戻り転校などというのもあった)を経験した。結果的に両親は離婚することなく、父は10年ほど前に他界しているが、心の中に「子どもは親を選べないんだ」という気持ちを持って、成長してきたように思う。自分自身が、幸せな家庭を経験していないので、自分が子どもを生んでも、その子どもを幸せにしてあげる自信が持てなかったのだ。  ところが、主人は違う。子どもという存在自体が無条件に好きなようで、子どもがいる暮らしを「幸せな暮らし」と考えるタイプの人間である。共働きなので、家事についても協力してくれているほうだと感謝しているが、特に子どものためにすることは、協力を惜しまない。不思議なくらいだ。

 私は今年40歳になったので、この先子どもを生むつもりはない。でも、主人のホンネとしては、サッカーチームができるくらい、子どもが欲しかったようである(そんなことになったら、サッカーチームというよりも、『大家族スペシャル』に登場してしまいそうだが)。もともと子どもが苦手だし、3人ともトラブル出産だったので、4人目の出産をするなんて考えただけで寒気がする。4人目以降の子どもが欲しい場合は、「浮気してくれていい」と本気で思っているくらいだ。

 「家庭」に対する心の成長が不完全な私が子育てをしているので、子どもにとってははた迷惑なことが多いと思うが、子どものいる現在の暮らしは悪くないと思っている。3人とも、親の言うことなどまったく聞かないが、私も親の言うことを真正面から聞いたことがないので、おあいこだろう。 「子どもなんて、そんなもんさ!」といつも思っているので、意外に子育ても面白い。日々の子育ての中では、悩むことも多いが、親にとって決して良い子ではなかった私の子どもが、良い子に育つなどという期待感もあまりない。子どもにかける期待はさっぱりしたものである。「この親から生まれてきてよかった」などと言ってもらえるとは思っていないが、我が家に生まれてきたことを後悔しない程度には、子育ての努力をしていきたいと考えている。

 この「悪がき日記」では、ふだんの生活の中で、子どもを通して思うこと、印象に残ったことを取り上げてみたいと思っています。お金の面ではほとんど役に立たない話も出てくると思いますが、ヒマなときにでも、目を通してもらえると嬉しいです!


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アトランダム・仕事便り vol.1 (畠中)

vol.1 有料相談、やっていません!

 ファイナンシャルプランナー(以下.ときどきFP)と言う仕事は、相談業務が「本来の業務」と言われています。面談形式でご相談を受けて、ご相談料をいただく姿が「ファイナンシャルプランナーとしてのプロの姿」だと言われているのです。

 ところが、私は「有料相談」をやっていません。この先もやらない、と決めているわけではないのですが、手がけていない第一の理由は「時間的・精神的な余裕がないこと」。ここ何年も、締め切りのない平日はないほど、原稿に追われていますし、年がら年中、子ども関係の行事や、子どもが具合が悪くなったための呼び出しなどがあり、時間的には常にギリギリのところで働いています。時間的にも精神的にも余裕がまったくないため、「お金をいただいて相談を受ける」ということに、どうしても自信が持てないのです。 お金を払ったご相談者側からすれば、相談後にも電話やメールなどで、いろいろと問い合わせをしたいことがあるはず。そのような問い合わせに対応する体制も整っていないことも、有料相談に積極的に取り組む自信が持てない理由に含まれます。
その代わり、といえるかどうかはわかりませんが、無料の相談会には積極的に参加しています。雑誌などでも、できるだけ読者参加型の企画にしてもらえるようにプッシュしています。ご相談者側は無料で、私は企業サイドから原稿料なり、セミナー料なり、相談料をいただく、というスタイルで、FP業務をおこなっているのです。

 FPとしては、おそらく邪道なスタイルだと思うのですが、もう少し、子育ての手が離れるまでは、今のスタイルでやっていきたいと考えています。このホームページ上でも、無料相談の仕事をする場合は、できるだけご紹介していきますので、ご相談したいことがある方は、ぜひぜひ、いらしてくださいね。(ただ、いつも数人しかお受けできないので、すぐに予約が埋まってしまうことも。その際はご勘弁ください!)

《商品も売らない。その理由…》
 無料相談をしていないのと同時に、「販売手数料」をいただかない、こともポリシーにしています。販売手数料と言うのは、保険などの金融商品を販売した場合に受け取れる手数料のことです。ときどき、ご相談者と販売者を結ぶお手伝いをすることもありますが、そのときに発生する私への手数料は、ご相談者のほうに戻してもらうか、割り引けるものは、直接支払いを割り引いてもらうようにしています。
私が、手数料を受け取らない理由は、「中立性を保てなくなるかもしれないから」。もし商品を販売することで手数料をもらえることになると、私の場合「一粒で二度美味しい仕事」になってしまいます。自分が開拓したのではないご相談者を、商品を販売している人に紹介して手数料までもらえたら、意思の弱い私としては、その商品を徹底的に勧めたくなると思うのです。
商品の販売をしているFPもたくさんいますので、その方たちの仕事について失礼な表現になっていたら「ゴメンナ